1951-11-20 第12回国会 参議院 予算委員会 第19号
從つて財政委員会としては、新たな勧告によつて増額を要求しておるのだという意思を表明されている。これは御承知だと思うのであります。
從つて財政委員会としては、新たな勧告によつて増額を要求しておるのだという意思を表明されている。これは御承知だと思うのであります。
従つて財政委員会としてやはり財政委員会の見るところによつて平衡交付金の増額を要求いたしたのであります。併し政府において平衡交付金の増額は百億でいいということに決定せられて、今度の国会に補正予算として提出いたされました。
従つて財政委員会としては今後の成行を見た上で善処いたしたいと、かように考えておるのであります。
○西郷吉之助君 今いろいろ御説明になつたが余りはつきりしなかつたのですが、どうも先般の最初に出された税外收入では大蔵省が非常に過大に見積つて財政委員会は非常に……百六十余億の差が意外に思つたのですが、今度は逆に総体においては地財の方が殖えて来た。大蔵省に比較すれば減つておりますけれども、地財としては多少多くしている。
先ほど委員長の報告にもありました通り、この問題は、昭和二十五年度に限つて、財政委員会の規則によつてこれが行われておるのであります。従つて、二十六年度は当然法律でこれを定めなければならないものが、いまだにその法律が出ていないということは、明らかに政府の怠慢でなければならない。
従つて財政委員会の委員長もここにおいでを願いまして、いずれが一体内閣に対してほんとうの責任を持つておられるのか、この点を明確にしておきませんと、私ども財政に対する質問は責任のない人に答弁をしていただいたところで、いかんともしかたがありませんから、そのつもりで委員長は委員長として岡野国務大臣の出席を、あるいは地方財政委員会の委員長の出席をしていただきまして、そして国政の上に地方財政の意見というものがどのように
よつて財政委員会としては、政府に対してもその地方債の枠の拡張を切に要望し、又折衝もいたしております。同時に又関係方面に対しても地方の実情をよく説明して、その了解を得ることに努めて来ておるのであります。遺憾ながら我々が要望しておる最小限度も今日実現に至らぬことは、誠に遺憾に堪えないのであります。
先般も申上げましたように、七億二千百万円は大蔵大臣としても入つていない、こういうようなことで、同時に私が申上げましたように内容が如何ようでありましようとも平衡交付金として三十五億出されました以上は、これは平衡交付金法によつて財政委員会がこれを分配する、こういうことになる。これは先般申上げました通りなことを確認されておりましたから御答弁申上げます。
従つて財政委員会のお話のように、実際百三十億いるのだが、その中から四十億だけはひとつ差引くのだというようなものの考え方については、私はもう少し実は考慮してもらいたい。そうしないと、地方の自治体の下半期の財政は、より以上困難なものが出て来るというように考えられるのであります。
従つて財政委員会の対策としましては、どうしても起債の額を更に増加する必要があると考えておるのでありまして、これらの点につきましては関係方面と折衝をいたして参つておるような次第であります。
又三百九十一條におきまして、第四項に同様趣旨の規定を置いておるわけでありまして、これによつて財政委員会としては、更に審査をしなければならんことになるわけであります。
○西郷吉之助君 財政委員会はここに書いてあるように非常な重要な権限を持つておりますのですが、ただ今度自治庁が存置される結果、いろいろな調査権限を持つておるのですが、最も大切なところの法案の立案権だけが自治庁に残つて、財政委員会はそういうような法案の作成の権限がないということは、この自治庁が残るために、それに新たに変更されてできるところの地方財政委員会というものが、骨をまるで抜かれたようなふうになりまして
従つて財政委員会等において検討されました結果、もしというより、むしろ必然的に地方の財政需要は予算にきめられた額よりも、はるかにオーバーする要求があると考えておりますが、それらの点につきましても十分政府は考慮していただきまして、当然追加予算等が要求されると考えておりますが、その際にもやはり十分の意を用いていただきたいと考えておるのであります。
○政府委員(荻田保君) 今おつしやいましたように、委員会は知事の一つの補助機関或いは事務の委任というような意味で使いますが、二つの場合がございまして、單に府県知事が修正してその意見だけ出した、市町村長が納得して何とも言つて来ないというような場合には、やはり府県知事の意見に従つて財政委員会の意思を決定するわけであります。
従つて財政委員会の性格そのものがはつきりいたしませんと、この平衡交付金が、たとい暫定措置だけでありましても、これは簡單に通すことができないと思うのであります。これは委員長と私の見解の相違だからしかたがないと思いますが、そういう意向だけは私は表明しております。
従つて私は、但書をこのまま残すならば、一体どういうふうな方法によつて財政委員会がそれをあんばいするかということか明瞭にならなければ、審議が進められない、かように考えます。
從つて財政委員会の立場もある。それからまた総理大臣の補助機関でもあるという立場におられますので、両方の間に挾まつて非常に苦しんでおられると思うのであります。
よつて財政委員会におきましては種々檢討の結果立案をいたしまして、その案を政府へ提示いたしたのでございますが、その財政委員会から要望いたしました全部が容れられなかつたことはまことに遺憾とするのでございますが、一應は容れられたという点においては立証できるのであります。しかし一應は容れられたとて、必ずしも自治体の裏づけとなる自主的地方財政が確立したということにはなら事ないのであります。