1952-03-04 第13回国会 参議院 予算委員会 第14号
税額は五万五千四百円になつて負担率が一七・七%となつておるけれども、いわゆる所得金額が多いのでありますから、働く農民や勤労者から見れば、生活はずつと余裕があるのではないかと思います。その他の事業所得の平均が、年間收入が二十五万一千円、税額は三万八千円、負担率が一五・一%であります。これも余り生活は楽ではありませんが、それでもまだ農民や勤労者よりもよいと私は思います。
税額は五万五千四百円になつて負担率が一七・七%となつておるけれども、いわゆる所得金額が多いのでありますから、働く農民や勤労者から見れば、生活はずつと余裕があるのではないかと思います。その他の事業所得の平均が、年間收入が二十五万一千円、税額は三万八千円、負担率が一五・一%であります。これも余り生活は楽ではありませんが、それでもまだ農民や勤労者よりもよいと私は思います。
從つて負担率六七%になつているのであります。アメリカにおいてはドるが單位でありますが、この場合を同じ項目について述べますと、千四百二十二ド々、そしてそれが三二・六%の割合になつている。また一人平均所得残額の場合は九百五十九ドル、そして一人平均税金が三百七十七ドル、從つて負担率は三九・三%となつているのであります。
○池田國務大臣 所得税というものは、各種の所得を総合して課税する、昔は所得の種類によつて負担力が違う、と同時にまた所得の分量によつて負担力が違う、こういう建前をとつておりましたが、理論的に申しますと、所得の種類によつての負担力は、それが勤労からであろうが、あるいは農業からであろうが、所得百円には違いない、種類によつて税率を引上ぐべきではないという理論が最近起つて参りまして、所得の種類によつて負担率、