1952-12-24 第15回国会 衆議院 水産委員会 第14号
たとえば上級に入つておる鯨だとかあるいはかつおのようなものはまさに負担力から申しますと二十二級に属するものであるが、かくのごとく種類によつて負担力がはなはだ違うから、この従来の上級魚と中級魚のうちから、負担力の小さい種類を公共性を加味した方に移すことについて農林省と国鉄と御相談になる、こういうふうに解釈するのでございますが、またそうなければならぬと思うのでございますが、そういうふうに解釈してさしつかえございませんか
たとえば上級に入つておる鯨だとかあるいはかつおのようなものはまさに負担力から申しますと二十二級に属するものであるが、かくのごとく種類によつて負担力がはなはだ違うから、この従来の上級魚と中級魚のうちから、負担力の小さい種類を公共性を加味した方に移すことについて農林省と国鉄と御相談になる、こういうふうに解釈するのでございますが、またそうなければならぬと思うのでございますが、そういうふうに解釈してさしつかえございませんか
と申しますのは、今度の貨物の等級改正が、負担力ということにまず第一の基準を置いておりますが、われわれは、負担力は価格によつて計算する以外に方法がございませんので、価格によつて負担力を測定いたしておるのであります。そういたしますと魚類は野菜類の値段の四倍見当ではないかと思いますので、野菜の方はトン当り五千円程度、鮮魚の方は、二万円程度というように考えております。
それからそれを引上げることによつて負担力のほうからみて、国鉄の運賃或いは米の負担の問題と比較して、電信電話の料金の負担能力はどういうふうに違うのかということは、これは使用者なりなんなりが、どういう階層なりどういうところに大体固まつておるのか、そういう点も何かわかるような資料を別途お出し願いたい。その上でもう少し議論したいと思いましす。
それから鮮魚と申しますか、水産物もいろいろ種類によつて負担力のあるものもあり、ないものもあるというお話、ごもつともでございまして、この点につきましては皆様方のお骨折りあるいは御意見で、在来は魚の種類わけは実際現場の取扱いといたしまして困難ではないかということから、種類わけをしなかつたのでございますが、先般来鮮魚、冷凍魚ともに甲、乙、丙というふうにわけたわけでございます。
○木内四郎君 後から、逆になるけれども、扶養控除を一例に取つて見れば、扶養家族があるからそれによつて生計費も嵩む、従つて負担力に影響して来るから、その点を考慮してその扶養に必要なものを或る程度まで認めるとか、できるだけ認めるというのが趣旨じやないのですか。基礎控除においても、少くともさつきあなたがお話になつたように、最低の生活がこれならどうやらできるということじやないのですか。
○池田國務大臣 所得税というものは、各種の所得を総合して課税する、昔は所得の種類によつて負担力が違う、と同時にまた所得の分量によつて負担力が違う、こういう建前をとつておりましたが、理論的に申しますと、所得の種類によつての負担力は、それが勤労からであろうが、あるいは農業からであろうが、所得百円には違いない、種類によつて税率を引上ぐべきではないという理論が最近起つて参りまして、所得の種類によつて負担率、