1954-02-04 第19回国会 参議院 地方行政委員会 第2号
振るべからざるところの警棒を振つて負傷者など出す、反対の現象がここに起きて来ているように考えられる。ここに私は御両所に対しましても警察の本義というものを全く誤りつつあるものではないかということをお伺いしたいのであります。
振るべからざるところの警棒を振つて負傷者など出す、反対の現象がここに起きて来ているように考えられる。ここに私は御両所に対しましても警察の本義というものを全く誤りつつあるものではないかということをお伺いしたいのであります。
(拍手)第三には、自動車の乗入れによつて負傷者を出したというこのできことは、一般街上における交通事故と同じ性質のものでありまして、日本の警察が取締りを要することであり、米軍警備兵の取締りをわれわれは絶対に拒否しなければならぬ性質のものであるのであります。
○上村委員 なお最近において官憲と人民の間に起きた紛争事件で、こん棒、ピストル等によつて負傷者が出ておるのが相当あるのであります。去年の九月四日に渋谷職安事件で、こん棒でなぐられて負傷者が二十数名出ております。なお去年の九月五日にやはり新宿職安で十七名が大体二週間に近い治療期間の傷を負わせられておる。
ヂツグザツグ行進や据り込みを為し、警察吏員の制止或は指導に從はなかつた為に実力行使して、之を制圧したまでであつて負傷者は警察隊員側にもあるし、労働者の負傷もプラカードの破片によるものもあるのである警察としては、その職務執行権に基いて不法越軌の行動を取締つたのにすぎないと弁明し、或はその所信を言明したのであります。