1954-12-07 第20回国会 参議院 内閣委員会 第3号
最近地元の部落において、これが林野整備で売払われるということによつて薪炭林の薪炭原木の取得が困難になるとか、或いはその山が伐採をされて治山治水のみならず地元の潅漑水源としての効用を失うのではないかというふうな不安を抱いておるようでございます。
最近地元の部落において、これが林野整備で売払われるということによつて薪炭林の薪炭原木の取得が困難になるとか、或いはその山が伐採をされて治山治水のみならず地元の潅漑水源としての効用を失うのではないかというふうな不安を抱いておるようでございます。
第一は、本法適用の対象となる被害農林業者でありまして農業者につきましては、農業を主な業務とする者であつて、台風及び冷害によつて農作物又は繭が平年作に比べて三割以上の減収をこうむり、その損失額が平年におけるその者の農業による総収入額の一割以上である旨の、又林業者については、林業を主な業務とする者であつて、薪炭、木材、林業用種苗その他の林産物の損失額が平年におけるその者の林業による総収入額の一割以上であるか
○説明員(藤波恒雄君) 只今の三十一条の業務としてやつているという解釈の問題に或いはなるのじやないかと思いますが、実際それを生活の糧として、生業としてやつている者は、これに該当するという工合に考えているのでございまして、只今のお話の、実際山に入つて薪炭を生産している者というのは当然入るという工合に考えております。
だからそういう必要がある場合には、その通商航海條約の中に漁船についての特殊なそういう規定、例えば天災その他の原因からして船がどうしても自分の船籍のある国なり或いは寄港できるような港へ寄港できないというような状態になつた場合に、相手国の港のほうに入つて薪炭その他の供給を受ける。
そこでその借金をあとから返さなければならん、先ず借入金を直接中金から政府、薪炭会計に金が入つて薪炭会計から生産者に行くのでなくて、中金から生産者に行つて、そうして政府が中金に借金があるという形になつて、これを返して行く、こういう形になるわけです。
○溝口三郎君 もう一点お伺いいたしたいのですが、五百九番の代行制度というのについて、これは薪炭の購入、売渡し、輸送及び保管の業務を代行業者に一任したことによつて薪炭の現品が不足して行つた、これは代行業者の責任であるというように会計検査院は指摘されているのでありますが、林野庁ではこの責任の追及をどういうふうになさつたのか、根本的に代行制度ということに対する林野庁の御見解を私は承わりたいと思います。
予算関係でも、こまかいことを言うと、一家の経営だつて、薪炭関係だつてむだは多い。食糧関係だつて、カロリー問題からいつても相当むだが多い。いろいろな点から改善すべき点がある。微細な点にわたつて調べればよほどおもしろい問題だと思います。
増設計画というようなものも併せてお考えのようでございまするが、これにつきましては一番大きな問題は、原料のパルプをどうするかという問題が問題になつておりまして、これの全体は輸入の問題もございまするが、国内の林産資源との関係をどうするかという問題がございまして、それは農林当局でも非常に頭を悩ましておられまして、炭鉱の抗木と、それからパルプ原料の木材との関係もございまするし、全体の日本の木材資源との関係、従つて薪炭等
それで本年度に入りまして、四月ごろだと思うのでありますが、例年によつて薪炭の原木資金をあつせんするようにという通牒を出していただきまして、それから林野庁からも県の経済部長に、日銀さんと協力して原木資金のあつせんをしてやつてくれという回状を出していただきまして、目下借入交渉中でございますが、今借入れたといつて報告が来ておりますのが二、三あつたように記憶いたしておりますが、その金額は、今ここではつきり覚
そこへ行つて薪炭をとつてかついで帰つて来る。先ほどおつしやいましたように、リヤカーを大阪の方に買つていただきましたので、それからはリヤカーをひつぱつて帰つて来るということで、大分楽になつたと思います。田にいたしましても、川を渡つてよその部落へ行つて耕す。
従つて薪炭特別会計のごとくに、十年もほつぱらかして置けば、これが遡及してわからぬというようなことになりますけれども、今申しましたほかの公団は経過年数も近いのであります。内容もはつきりいたしております。いずれ本年の三月もしくは来年の三月に解消するわけでありますが、この内容については十分検討も加え指導もいたしております。
政府は木炭の需給関係が非常によくなつて、薪炭に対する統制は必要がなくなつた、かように申しておりますけれども、ことしの冬は比較的暖かであつたから、政府のいわゆる無計画に統制を廃止するということの何が、自然的な條件によつて幾らかはカバーされておりましようけれども、消費者が入手した木炭が幾らになつておるかということを考えてみますならば、われわれは政府がこの特別会計法を廃止すると同時に、薪炭の統制を廃止した
従つて薪炭特別会計のごとくにどこにまきが来ておるか、どこに炭が貯蔵されておるかというような空白なことをやつても、それが発見できないというような情勢ではないのであります。もしたなおろしをしなくても、その府県に貯蓄いたしております食糧がないというようなことになると、ただちに配給操作の上に障害を生じて参りまして、これを発見し得られるのでありまして、決してさようなことはないと存じております。
その問題がただいまは確定いたしましたので、その点を御報告いたしますのと、その際に、一体薪炭事務所のいろいろなものの受け拂いの計数がはきりしつないのじやないか、その点は第三者である通運会社なりを調べたらいいのだ、それによつて薪炭会計の行方不明というようなものの適正を期するのに、会計検査院も検査をもつと徹底的にやつたらどうか、そういう二点であつたと存ずるのであります。
従つて薪炭業者に対するもののみをここに繰入れるということは、今回特別会計を廃止する建前におきまして、でき得ないことでありますから、この点は御了承を得られることと存じます。
その場合に政府の責任を追及して見ても、事態はこの通りでございますということになつて、薪炭同様に扱われてしまつたら腐つてしまう。全くここでは、つまり農民と政府との間に、政府が義務を履行するということの確定的のものが農政局長の答弁の中から出ていないと思う。その点を一つはつきりさして貰いたい。
○木村禧八郎君 そうしますととにかく生産者にはこれで拂う、後で債権の回收それから売拂代金、これによつて薪炭証券を債権するこういうことになりますね、手続は。何よりも先に生産者に拂うとなれば、その場合債権回收がうまく行かなかつたりなんかすれば、薪炭証券の債還の予定はおのずから狂つて来るわけですね。
これはむしろ現内閣において、従来のやり方について不適当な点を改むべしという考え方からして、森君の勇気と英断によつて薪炭特別会計が閉鎖され、今日その改革に著手されたものでありまして、このことから、もしも多少とも弊害が起きたとすれば、これすなわち統制経済から起る弊害であつたとわれわれは考えるのであります。
従つて薪炭が統制をはずされているけれども、今年の冬いかにして寒さに耐えるかということについては、国民は必ずしも林野長官なり政府当局が放送するような楽観したことを考えておりません。従つて官僚統制を廃止するということは、われわれもこれは双手をあげて賛成している。われわれは戰争中のいわゆる軍人、官僚を中心としてこしらえて来たところの特別会計が、こういう結末になるだろうということはおよそわかる。
よつて薪炭需給調節特別会計における債務の支拂財源に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律案については、質疑を終了とすることにいたします。 —————————————
○井上(良)委員 いま一点伺いたいのは、これは委員長がお聞きになりました質問に関連をするのでありますが、昨日突如としてこの「特別会計赤字について」という謄写版刷りが出て参りましたが、これによりますと、新選需給調節特別会計令によつて薪炭需給特別会計の決算をやるのとは違うのですか。これを伺いたい。
質問の第一は、政府は現行薪炭特別会計と物資需給調整法に基づく薪炭需給調整規則によつて薪炭の一定買上げと販売を行う責任があるにかかわらず、今春四月以来、全国的に薪炭の買上げを停止したのみならず、これまで政府が買い上げた代金を支払わず、生産者に重大な損害を与え、他方卸業者の売掛代金の回収を積極的に行わずして、突如として去る七月三十一日、本特別会計法の運用を停止し、薪炭需給調整規則を廃止して、薪炭の一手買上