1952-12-09 第15回国会 参議院 大蔵委員会 第7号
ところが昭和二十二年にアメリカの勧告によりまして分類所得税がやめになつて総合所得税一本になつたのであります。即ち所得税におきましては、補完税がなくなつたのであります。
ところが昭和二十二年にアメリカの勧告によりまして分類所得税がやめになつて総合所得税一本になつたのであります。即ち所得税におきましては、補完税がなくなつたのであります。
しかもこれと一緒になつて総合所得税なんかかかつてはますと、普通の労働者でも二千円、三千円、四千円になつてきておる。そうすると〇・八をもらつても何にもならない。かえつてもらつた方が損だということになつておる。こういう状態でありますから、その実際上の彼らの生活を考えるならば、これは税を拔くべきじやないか、これが私の考えなんです。