1954-12-20 第21回国会 衆議院 人事委員会 第5号
ただ今のお話の中ではつきりいたさない点の二、三について質問をいたしたいと思いますが、第一は大臣の御趣旨によると、公共企業体関係、それから一般公務員、それと地方公務員、この三者の間にできる限りバランスをとつて行きたい、そういう趣旨のもとに極力努力をした、それによる一般公務員の取扱いについては、超過勤務手当の繰上げ支給以外に方法が出ないので、この方法によつて給与改善の年末に際する措置をとりたい、こういう
ただ今のお話の中ではつきりいたさない点の二、三について質問をいたしたいと思いますが、第一は大臣の御趣旨によると、公共企業体関係、それから一般公務員、それと地方公務員、この三者の間にできる限りバランスをとつて行きたい、そういう趣旨のもとに極力努力をした、それによる一般公務員の取扱いについては、超過勤務手当の繰上げ支給以外に方法が出ないので、この方法によつて給与改善の年末に際する措置をとりたい、こういう
税収全体といたしましては相当有力なる、税収の多くなる点もあると思いますので、そういうところで今の税によつて給与改善をはかるということが出て参りましても、これは今の平衡交付金制度の建前から今しまして、むしろ当然であると私ども考えておるのであります。
そこで結局歳出といたしまして、給与の改訂に伴つて給与改善という御趣旨から、給与関係の経費の増というものを相当見て行かなければならんということが一つ、それから今の給与の三本立ということが実現するといたしますと、それに伴う歳出の増というものを見なければならんという問題、それから、なおそのほか今回の予算修正によりまして、食糧増産、それから義務教育の施設費につきまして、若干の補助金の増額というものが予定されておりますので
○菊川孝夫君 これは鉄道のほうも通信のほうも戦争によつて荒廃に帰した施設を復興することが一つと、もう一つはインフレの高進によつて給与改善その他に充てる財源がない、一方においては収入のほうは殆んど赤字……歳入は歳出に比較して少いためにやつて行けないので、政府から借入金をして当面を糊塗して来たんだろうと思うのです。
私はこれは文部省の断によつて簡単に片付けられ得るのじやないかというふうに見るのでありますけれども、殊にこれに関しましては第八国会において若木議員の御紹介によつて給与改善の請願も行われておるように記憶しておるのでありまするが、そういうことに関連してでも如何なる解決策がとられておるのかを伺いたいのであります。