1954-12-16 第21回国会 衆議院 農林委員会 第2号
今年度完成するものは削減を行わなかつということは、物価の値下りとかあるいはその他の資材の値下り等の内容を検討したのではなくして、今年度完成するものについては翌年度にまたがらぬように完成することによつて経済効果を上げようというねらいであつて、物価の変動とかあるいは内容を検討したのではないということはあなたの御答弁で明らかになつたんです。
今年度完成するものは削減を行わなかつということは、物価の値下りとかあるいはその他の資材の値下り等の内容を検討したのではなくして、今年度完成するものについては翌年度にまたがらぬように完成することによつて経済効果を上げようというねらいであつて、物価の変動とかあるいは内容を検討したのではないということはあなたの御答弁で明らかになつたんです。
いかに完璧に事業を遂行して行くかということが最も経済効果の現われるものでありまして、ただ予算削減だけによつて経済効果が現われるという考え方は、これは事業官庁として十分警戒しなければならぬ点だと思う。確かに足立委員のようなことが言えないわけじやないと思いますけれども、その反面に不正工事等が行われまして、事業の効果が現われない。損害はだれが負うのだ。これは大蔵省が負つておるのじやありません。
○委員長(矢嶋三義君) 質疑はないようでありますから、最後に私は簡単に私の視察した結果を農林大臣の耳に入れて一言伺つておきたいんですが、その点は全国的に大災害があつて私らあちこち視察した結果、一村或いは一部落が多量の土砂、砂礫、大きな岩石によつて埋まつてしまつて経済効果から言うならばこれは他の地に移植でもしたちいいだろうというような所もあるわけであります。
これの一つの極端な見方は、極めて資本主義的な、採算さえとればよいという非常な資本主義的な見方もございましようし、それから一つには非常に社会主義的な見方で、全く採算を度外視した見方もございますが、大体委員会できめました経済効果の考え方を申上げますと、費用の便益比率と、投資所得比率によつて経済効果を考えて行くのでございます。
ところが、今度の農林漁業金融に基く経済効果の表を見ますると、大体今度の農業投資によつて経済効果を期待せられておるものは、六十四万六千石ということになつておるわけです。
○政府委員(小沢久太郎君) 北海道の開拓の問題でございますけれども、これは北海道の事業を一々拾いまして、それによつて経済効果を見ながら付けたというものでございます。でございまして、例えば泥炭地の排水をする。そしてその泥炭地の増収を図るというようなこと、それがためにその泥炭地の排水を図るために、まあ河川改修をするというような、つまり経済効果を見まして付けたということでございます。
第五点は、開拓、開墾、干拓事業につきまして、経済効果のない方面は思い切つて打切つて、経済効果のある方面に集中的に施策を盡せという国論はげしいものがあるのでありますが、これに対する内容資料。 第六点は、本日問題に出ておりまする建設公共事業と農林公共事業の分野において、競合のおそれありとせられておる事項が幾つもあります。この問題を具体的に取上げて、その対策を考えるに足る資料。
極端に言えば、先ほどもいろいろ單価の点などを伺つたが、大体これによつて経済効果も判断できます。ところが経済効果は非常に差異があるのであります。ところがこの差異があるそのままにおいて、やはり依然として予算を組んでおられる。具体的に申すならば——私はこれはそう極端なことは言いませんけれども、もし極端に表現するならば、開墾などやめたらいいじやないか、干拓などやめたらいいじやないか。
從つて経済効果の最大なるところから河川改修を行つて行く、これが重点と考えております。そうなりますと、必ずしも大河川が重点であるということにはならないのであります。從つて小河川でありましても、その箇所によりましては、重点的に考える箇所が起つて來るということになつて参ります。