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18件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1954-07-21 第19回国会 衆議院 農林委員会蚕糸に関する小委員会 第5号

つて、糸価安定帯の上にある場合には、繭価の割高を防ぐ方途を講ずる必要があるのでございまして、繭価が割高である原因は、製糸設備の過剰、製糸業者間の原料買入れ高がはなはだしく不均等であることと、また養蚕団体製糸業者との売買契約を侵害して、繭の現金買いが行われること等がおもな原因であるわけであります。  

中島覚衛

1954-04-27 第19回国会 衆議院 経済安定委員会 第21号

そこでこれらに対しては公取その他もあるのでありますが、とにかく需要に見合つたような価格でやらなければならぬ場合においては何とか方法があるのではなかろうか、ごく少数の大企業協定その他——表面上は出ておりませんが、協定によつて糸価をプールするような一つの形をしておる。それらをみんな中小企業者が引受けなければならぬ。この姿をお考え願いたいと思うのが一つであります。  

石田謙一郎

1954-02-23 第19回国会 参議院 農林委員会 第10号

晩秋蚕の掛目でも、標準掛目といたしまして一万二千五百掛という数字が報告になつておりますが、これは原価協定標準掛目でございますから、現実に今後いろいろと製糸との間で取引いたします場合には、もつとプラスが付くわけでありまして、大体の平均数字が一万二千七百掛ぐらいは見なければ生産原価が出て来ないというふうな我々のほうでも想像をいたしますので、従いまして製糸といたしましては、ああいう原糸課税の思惑によつて糸価

寺内祥一

1954-02-17 第19回国会 衆議院 通商産業委員会 第12号

そのために輸出状況いかんによつて糸価が浮動するというのが現状であると思います。従つて先ほど申しましたように、基本的には増産が必要であるということが、先ほど申し上げたような私の考え方であります。それから具体的な問題として、出し荷の抑制ということをより実効あらしめるような措置が必要でなかろうか。

愛知揆一

1953-07-06 第16回国会 参議院 農林委員会 第10号

して見ましても始まらんと思いますから、あとへ持越しまして、もつと徹底的な、まあ究明なんていう言葉は使いたくないですけれども、結局日本養蚕業のレベルをよくして、外国輸出のできるまで農民生産を高めて行くという点を考えて私は申しておるのでありますから、まあいろいろ切実な御相談をして、全体の農民が高く繭を売るということでなく、現実養蚕家輸出価格というものは二十一万円ぐらいであるということは、却つて糸価安定法

清澤俊英

1952-12-20 第15回国会 衆議院 通商産業委員会 第13号

さつきここで加藤君から糸価の安定という話がありましたが、私も同感であつて、糸価の安定ということが輸出を促進する上においても、また国内の業界を救済する上からも非常に重要なことであろうと思うのです。最近のように非常に糸価が高騰したり暴落したりするような状態では、私はとうてい健全な事業の発展は望まれないと思うのであります。

山手滿男

1951-11-27 第12回国会 参議院 大蔵委員会 第22号

而も計算上それを基礎にして正当な加工費というものが計算をせられて、標準値というものが策定されるということになつておりますから、それによつて糸価の安定ということも十分目的を達し得るはずでありますので、ただ具体的には局長もおつしやいましたように、操作上絹糸を扱つたほうがよろしいか、繭をやつたほうがやりやすいか、やりにくいかということの差はあろうかと思います。

森八三一

1951-11-27 第12回国会 参議院 大蔵委員会 第22号

ようよう繭の買入時期になつて、糸価を安定するためという問題が出て参りましたとき、実際予算もなければ何もなくて、申入れはしたがこれが買入れできない、こういうような問題が起きた場合にはどう御処置なさつて、いわゆる今森さんが言われておられる繭の値下りの心配をどうカバーせられるか。それを具体的に、大臣から一つ返事してもらいたい……。

清澤俊英

1951-11-22 第12回国会 参議院 内閣委員会 第17号

法律施行について全く人が要らないということになれば格別でありますけれども、必要な場合に糸を買つたり売つたりするようなことをやらなければならないのでありまして、曾つて糸価安定施設法というものがありました当時の実際に徴しても、通常四十人乃至五十人の職員が要る。それをこういうような一般の行政整理方針に即応して最大限に節減をしても、やはり二十五名乃至三十名の人間はどうしても必要ではないか。

楠見義男

1951-11-20 第12回国会 参議院 農林委員会 第10号

かように思うのですが、これは、先ほど或いは乾繭保管等の問題も出ましたが、然らば政府乾繭保管等に対しまして融資方法考えておるのかどうか、考えておればどういう特別の融資方法を構想されておるか、そうした問題がここにやはり関連的にはつきり説明がないというと納得できないと、かように思うのですが、これはむしろ先ほども小林委員から話されました繭はつけたりであつて、糸価安定法というような單行法のほうがむしろ

山崎恒

1951-11-16 第12回国会 衆議院 農林委員会 第11号

上値も強力に押え、下値も強力に押えることによつて糸価が安定する。そのことによつて海外需要が大きく増進する。それで蚕糸業が安定し、発展するものである。そのことが日本の貿易の上において、外貨獲得の線に大きく沿うものである。こういう考え方からいたしまして、長い将来を通じて完全に理想案だとは思いませんが、現状といたしまして、この法案には原則的に私どもは賛成をするものであります。

高田利七

1951-11-16 第12回国会 衆議院 農林委員会 第11号

承知のように、この法律そのものによつて糸価の安定をはかろう、需給調整等をやつて行こうというのでありますが、取引機構そのものの中においても、健全なる糸価の安定をしなければならぬということは当然であります。その場合に実物取引はわかりますけれども、清算取引というのがはたして健全なる取引として糸価の安定に役立つかどうかということなんです。

河野謙三

1951-11-16 第12回国会 衆議院 農林委員会 第11号

につきましては、やはり企業体の目先的な採算、利害という意味で、無制限に高く売りたいというその気持だけよりは、初めにくどく申し上げましたように、糸価安定ということが、大きな意味で見ての企業全体、蚕糸業全体、国の経済全体に寄与するものであるという意味で、場合によつては大義のために親を滅するくらいの気持で、この場合は何らか法的な根拠を与えられるような制度までも考えていただいて、高値を制限していただくということによつて、糸価

高田利七

1951-11-15 第12回国会 衆議院 農林委員会 第10号

それは政令にゆだねるという形になつているわけでありますが、これにつきましては先日来も、物価統制令が撤廃されたあとにおきましてはどうするかということについて、まだ別に考えはないが、十分に対策を立てたいというようなことを申しておりましたが、こういうふうな少数投機業者によつて、’糸価がいろいろあやつられ、日本の大きな国際的なる商品の輸出阻害、あるいは生糸に対する購買力を低減せしめるということについては、

石井繁丸

1951-10-25 第12回国会 衆議院 農林委員会 第4号

この観点からいたしまして、繭をうんと買い入れて、繭の操」作によつて糸価並びに繭価を安定すべきであるとの議論も立つようであります。しかし繭によつて逆糸価を安定せしむるという方策をとりますと、尨大なる資金がいるわけでありまして、その操作並びに管理についても非常な難点があります。糸価を算定する場合、その中に繭価というものが当然入つて参るのであります。

根本龍太郎

1951-08-11 第10回国会 衆議院 農林委員会 第52号

つて糸価のみを安定して繭価も安定できるというような簡単な考え方では非常に困ると私は思います。そういう点を十分大臣はお考えになつておるかどうかということをまず私は伺いたいのであります。糸価を安定すれば繭も安定するというようなことが一般的ですが、内容に行きますと決してそうではない。過去にもいろいろ例があつたけれども、製糸家が繭を買つて糸にする。

小林運美

1949-11-28 第6回国会 衆議院 農林委員会 第13号

いわゆる繭の価格をきめて、それによつて糸価はこのくらいのものが適当であろうということを考えて、統制をいたして来たのでありまするが、御承知生糸というものが、国内需要海外需要と二つの面がありますので、海外需要が今日自主的に許されない。しかも輸出生糸に対しましては、御承知のように価格における制約がせられておるのでありますから、このわくによつてすべてが定められておつたのであります。

森幸太郎

1949-11-28 第6回国会 衆議院 農林委員会 第13号

いわゆるかつてやりましたような糸価安定施設のような気持で、しかも企業者あるいは養蚕農家の意思を、その手段によつてあまり抑圧しないという方法によつて、糸価の安定、いわゆる繭価の安定をはかつて行きたい。こういう構想を持つておるのでありますが、それは特別会計によつてやるか、あるいは公社式においてこれをやるか、まだ研究の途中でありますので、結論は申し上げられません。

森幸太郎

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