1954-02-25 第19回国会 衆議院 法務委員会 第11号
その機会に本人に簡易公判手続というものはこういうものだ、略式というものはこういうものだ、正式でやればこういうことになるということを検察官から告げまして、そうして簡易公判手続によることについて本人に異議がない場合に限つて簡易公判手続にまわすわけです。
その機会に本人に簡易公判手続というものはこういうものだ、略式というものはこういうものだ、正式でやればこういうことになるということを検察官から告げまして、そうして簡易公判手続によることについて本人に異議がない場合に限つて簡易公判手続にまわすわけです。
そこで保護者の同意がある場合に限つて簡易公判手続によつて審判ができるというように特例を設けたらどんなものでしようか。その必要はございませんでしようか。
なお、被告人に対しましては、あらかじめ起訴状の謄本が送達されることになつているばかりでなく、公判期日には、検察官が起訴状を朗読し、裁判長が黙祕権を告げた後において初めて有罪の陳述をすることができるものであるとされていることはもちろん、刑事訴訟規則の改正によつて簡易公判手続により得る事件については、裁判長から被告人に対してわかりやすく訴因の内容を説明し、かつ簡易公判手続を理解させるために必要な事項を説明