1952-07-05 第13回国会 衆議院 大蔵委員会 第104号
また一面から考えますと、相当濃度の高いものについては高い値段で販売をする、そうして二級酒以下というものについてはある程度まで政策的に安く売る、こういうことによりまして結局密造対策にもなり、また増石によつて税收入も上るように考えていますが、これについて主税局長の明快なる御判断を承りたい。
また一面から考えますと、相当濃度の高いものについては高い値段で販売をする、そうして二級酒以下というものについてはある程度まで政策的に安く売る、こういうことによりまして結局密造対策にもなり、また増石によつて税收入も上るように考えていますが、これについて主税局長の明快なる御判断を承りたい。
今日国民がこれほどの收奪を受けて、これほどの窮乏状態にあつて、税收をふやすとか、税收をもつと確立して行くとかいうような條件にはないわけなんで、その條件にないからこそ、平衡交付金に対する地方の要求というものが非常に強くなり、あなたたちもそれに少しは骨を折つたわけなんです。従つて平衡交付金というようなものが、今日そういう意味で重要な意味を持つている。
早く償却しておけばあとから償却はしなくてもよくなつて、税收を確保できるという点がありますので、今の勤労控除とか健康保險の控除という問題はこれはもう負けつきりでありまして、それを負ければ貯蓄の増強になるという副作用が出て来ますので、そういう点がありますので、政治的に押えたと申しまするか、腹を割つて言えばそういう状態であります。
○高橋(衛)政府委員 農村に対する安い配給酒を多量に出すことによつて、税收入に響かせずに密造の取締りに貢献し得るという点については、私どももそういうふうに考える筋はあるのでございますが、ただ大蔵省だけの問題ではないのでございまして、原料米の配給の数量が限定されております場合におきましては、どうしてもそれによらざるを得ない、そういうふうな観点からいたしましてこれはやはり酒に対するところの原料米の配給の
○委員長(山縣勝見君) 他の委員も御質問がありますので、私の質問はこの程度にいたしますが、又本日は大蔵大臣に御質問申上げたいと思つておりましたので、あえて論議を重ねませんが、ただ今お話の中で、我々は新造計画に当つて税收入或いは租税のみに頼つて新造の資金を求めるということは毛頭考えていないのでありまして、この点は誤解のないようにして頂きたいと思います。
それによつて税收が減りますけれども、それよりも多額の收入をする人に五五%の線で免れしめるような感じを抱くことをおそれて、あそこで一応富裕税なるものを置いて、そして多額の收入者に対してバランスをとつた。 〔橘委員長代理退席、委員長着席〕 こんなふうに考えられたのですが、所得税とまるで違う性質のものである。徴税上、課税上非常に困る。
半面に又税金というものは市町村民税の法人税割の創設その他によりまして偏在するようになつて来ましたから、その偏在の度合を平衡化によつて緩和して行きたいということから、従来標準率による收入の七割しか基準財政収入に算定いたしませんでしたものを八割算定することによつて税收入の多いところは交付金を少くしてもらいたい、こういうように考えておるのであります。
一面高率所得に対する累進率をもう少し考えて行くことによつて、税收の少くなる部分は他の累進課税によつてカバーするという方向に向つて、努力をすべきではないかという考え方から、御質問を申し上げておるわけでありますが、これ以上は意見になりますので申し上げないことにいたします。 それから次に今回の改正で基礎控除並びに扶養控除につきましては、それ万円まで引上げる。
この程度のものならほかの調査を十分にやることによつて、税收を確保できると思うのでありますが、この際大蔵当局といたしましては、今度は生命保險の二千円までの部分については課税しないことに相なつたのでありますから、社会保險の社会政策的な意義にかんがみまして、これらの保險掛金に対する課税についての考慮をしていただきたいと思いますが、その御用意があるかどうか、まずお聞きしたいと思います。
その理由としては、もちろん国民所得の増額ということがその根拠になつているのでありますが、それはまつたく机上の操作であつて、実質的に国民生活の内容がよくなつて税收入がふえて来たということではなくして、インヴエントリー・フアイナンスの五百何十億をひねり出すために、こういう操作をやつているのだということは、経過的に考えることができる。この点についてひとつ平田さんの御意見を拝聽したいと思います。
例えば先般の酒税のごときも、引下げによつて却つて税收が殖えるというようなことになつておるのであります。今回の物品税引下げについても、当局が考えるより或いは税收が増すかも知れないとさえ私は考えております。もう一段これを総体的に引下げることによつては更に收入を殖やすということも不可能ではないかとさえ思われるのであります。
従つて税收入関係について申し上げます。これから私が長い数字を申し上げるのは、かえつて御迷惑でありましようが、若干の数字を申します。この数字は大蔵省で出されております二十五年度国の予算という、御承知のりつぱな研究書がございますが、その書物の四百六十二ページに出ておりまする数字を基礎にいたしまして申し上げます。これは私がかつてに申し上げる数字ではないのであります。
むしろ密造を防ぐことによつて税收が上るという見解を持つておりまして、将来におきましてさらにその引下げを希望するものでございます。 以上きわめて大まかでございまするが、中小企業者といたしまして、税制につきましての意見を申し上げた次第でございます。
千億増強されたということの実態がこのようなことでありますので、従つて私共が世間で都市がよくなつたというようなことを言われ、自分でも初めは喜んでおつたのでありますが、蓋をあけて見ますと、殊に昨年において平衡交付金にすべてが集約されて参りまして、この方面から見ますと案外大したことはないというより外になく、市によりましては、入場税、遊興飮食税というようなものに税を移しまして、極く一部の市でありますが、却つて税收
たとえば青森県のごときは、りんご税を当然廃止になつたわけでございますが、これを復活しないと、県税たる事業税の原始産業非課税によつて税收が非常に減つて来た。これを裏づけすべき平衡交付金は、知事の要望通りとても交付されない。
因みに地方自治庁は船舶に対する固定資産税の收入見積推定に当つて、税收把握率を五割と押えているが、これは船舶法第五條の二の規定に鑑み不当な推定であつて、把握率は十割として收入を見積るを妥当とする。 (ニ) 運送業中その事業の料金が自由価格である海上運送事業に対する事業税の賦課は收入課税の特例によらず、收益課税の一般原則によること。
従つて税收額と見合つての差額につきましては、地方財政平衡交付金でもつと賄つて行くという建前で行くということは御承知の通りであります。従つて、この税法の施行に伴う自治体警察の経費につきましても、勿論寄付等の強制的な割当は、非常にこれは止めなければならない筋合であるのでありますが、御承知のごとく自治体警察におきましては、或いは予期しない経費が生ずる場合もあるわけであります。
それからもう一つ、府県税制については非常に同一の府県内において都市から上がる税收入が非常に多くつて、税收入が同じ府県内でも偏在するという点が一つの欠陥として指摘されております。これは道府県というものを一つの自治体として一体的に考える場合には一つの重要な問題になり得ると思うのであります。
○藤田委員 私は先ほど基本額を増加することによつて、税收は政府原案の通り確保できると申し上げましたのは、われわれが従来固定資産税というものに反対しておつた重要な一つの問題でございまして、五百二十億という收入見込額になつておるが、実際はそれより相当増收になるという見込みでございましたので、一・六になりましても、この点に関しては全然変更ない、むしろとれ過ぎる危險がありますので、今回の政府原案にあります仮算定額
この矛盾というのは、ことに現在税金が抑えないように高額に上つておる、従つて税收というものが予定通りに入つて来ないことである。現在非常に強引な方法で、しかも乱暴な法律までつくつてこれを取り立てておるわけでありますが、しかし実際上それだけの予定税收がない。そういうことになりますと、ここにあたかも課税と同じような形での強制寄付が行われざるを得ない。
勿論、この法律案について修正あるも国会の自由とするところであるが、万一本法案の不成立に終らんかこの法律によつて税收を得んとする地方町村の運営上まことに由々しき一大事である。 仍て国会においては、この点を御賢察の上、右法案の審議を促進し、速かに成立するよう万全の措置を講ぜられたく、ここに全国町村の総意を代表し、これを要望する次第である。」
勿論この法律案について修正あるも、国会の自由とするところであるが、かく遅延することは、この法律によつて税收を得んとする地方町村の運営上、由々しい一大事である。 仍て国会においては、この点を御賢察の上、右法案の審議を促進し、速かに成立するよう万全の措置を講ぜられたく、茲に全国町村の総意を代表し、これを要望する次第である。」こういうのが出ております。
それどころじやない、やはり終局において減税である、負担が軽くなるのであるということをこれまで説明されたのを聽いているのですが、だから寄付でこれまで負担しておつたものが、今度の地方税制の改正によつて税收入によつて地方財政というものが賄えるという基本的な強固な財源を、国家の收入とは截然区別せしめるというところに、これまで財源が乏しかつたから寄附を募らなければならなかつたのが、その必要がなくなる、こういうふうに