1954-01-28 第19回国会 衆議院 地方行政委員会 第7号
○斎藤(昇)政府委員 内部が一ぱいになつて整理ができないから、従つて石橋を通つて入れる人を制限といいますか、内部の状況を見て入れるように整理をするというのを、十一時半ごろですか、昼前に警視庁の現場の整理員と話をつけまして、石橋を通つて入つて来る人を整理をしておつたのであります。従つて警視庁側もそのことを了承されて、石橋を無制限に通らないように、警視庁側で整理をしておられたのであります。
○斎藤(昇)政府委員 内部が一ぱいになつて整理ができないから、従つて石橋を通つて入れる人を制限といいますか、内部の状況を見て入れるように整理をするというのを、十一時半ごろですか、昼前に警視庁の現場の整理員と話をつけまして、石橋を通つて入つて来る人を整理をしておつたのであります。従つて警視庁側もそのことを了承されて、石橋を無制限に通らないように、警視庁側で整理をしておられたのであります。
そこで現場におきまして、皇宮警察の方と丸の内署の者と打合せをいたしまして、お互いに合図によつて石橋から参入する人を制限するというやり方をやつておつたのであります。ところがその整理の方法も非常に困難になつて参りまして、遂に一時五十分一ごろでございましようか、皇居前の広場と石橋の境のところに、ロープをもつて一時殺到をせきとめたのであります。
これは非常に世間で言われておる言葉で、私いやな言葉ですが、つまり池田君は貯蓄公債主義であつて、石橋君は生産公債主義であつたのですが、それらについて首相はこれに新しい財政政策の一つの基準を求めようとしておられるかどうか、こういう問題を一つお聞きいたしたい。
但しあの当時私はその構想はよかつたけれども、生産増強をすればいいといつて金をばらばら出したけれども、それに伴つて増強をなすべき原材料なり、設備の拡張ができずに、出した船が外へ流れたということがインフレを激化したのであつて、石橋さんの趣旨とは違つた形になつて来ておると思う。
それをなお押し切つて石橋のあのインフレ財政をやらせた。ところが今日今において総理大臣は、当時の石橋大蔵大臣の下におられた次官であつた池田さんを大蔵大臣にすえられ、今回はまた非常に極端とも思われる均衡財政をおとりになつておられます。そこに国民として非常に吉田総理大臣の財政経済政策に対する一貫した信念を疑う根拠があると思うのであります。
○石田(一)委員 私は石橋湛山氏にちよつとお尋ねしたいと思うのですが、世耕氏の資料によりますと、世耕氏がこの隱退藏物資等の摘發をするための情報を集め、またその當時これをやることが國家的に重要な問題だとお考えになつて、石橋前大藏大臣であるとか、あるいはまた内務大臣、商工大臣等とたびたび會つて、種々協議の末、それはまことにいいことだから大いにやれと激勵をうけて、非公式ではあつたがまずこれに手をおつけになつた