1952-06-10 第13回国会 参議院 内閣委員会 第39号
○国務大臣(野田卯一君) 今回の機構改革におきましては、例えば通商産業省の通商監であるとか、或いは建設省の技監等のごとく、事務次官と局長との中間にあつて省務の全般を統理するという職務が指揮命令系統を簡明にし、責任体制を判然たらしめるという一般法則によりまして、これを廃止することにいたしました。
○国務大臣(野田卯一君) 今回の機構改革におきましては、例えば通商産業省の通商監であるとか、或いは建設省の技監等のごとく、事務次官と局長との中間にあつて省務の全般を統理するという職務が指揮命令系統を簡明にし、責任体制を判然たらしめるという一般法則によりまして、これを廃止することにいたしました。
○鈴木直人君 政務と省務との考え方でありまするが、政務を処理する場合には常に省務をよく知らなければならないわけであつて、省務と政務とを分離して、そうしてこれは政務であるというようなことは、省務というものの内容を常に知つて、そうしてそれを政策方面に考えて、そうしてそれが企画に参画する、或いは政策に参画するということが出て來るわけなんですが、只今の御説明によりまするというと、省務という分につきましては、
もちろん問題は、私が最初に申し上げましたように、この書き方は省務を整理とあるのであつて——省務を整理という言葉は前にもございますけれども、結局前の一番大きな問題は、大臣不在の場合はその職務を代行するというので、省務などというのは言葉のあやで書いてあるというふうなものだと思う。今度はこの点がなくなつているから、ただあとの事務的なことをやる次官、こう解釈してさしつかえないわけですね。