1954-03-23 第19回国会 参議院 運輸委員会 第16号
なお不正などにつきまして、これを取締ることによつて相当収入を確保することができるという考え方もありますが、これにつきましてのやり方につきましては、却つて一部正当な方々の顰蹙を招くような点がありますので、制度の面とかそれから実際の取扱等の面について、双方から十分研究して善処して行きたいと、かように考えておる次第でございます。
なお不正などにつきまして、これを取締ることによつて相当収入を確保することができるという考え方もありますが、これにつきましてのやり方につきましては、却つて一部正当な方々の顰蹙を招くような点がありますので、制度の面とかそれから実際の取扱等の面について、双方から十分研究して善処して行きたいと、かように考えておる次第でございます。
○新谷寅三郎君 資料で結構ですから、これは大臣が、なお今後の努力によつてと言われましたが、努力によつて相当収入の増加も見込まれるだろうからというような意味のことをおつしやつたので、こういう質問をしているりです。ですから利用減を低く見たとか何とかいうことは、これはいずれもまあ机の上の数字の問題で、果してこれだけ増収があるかどうかということの推定では何にもならない。
それでむしろ最近では米の値段が上ることによつて、相当収入歩合はよくなるのじやないか。これはまだそこまで詳しく計算しておりませんが、今まで計算しておる二、三の事例を考えてみますと、どつちかと申しますと、米の大幅引上げによりまして、割合によくなるのじやないかという節が、多いのじやないかと見ております。その辺は個別的に各農家の所得の標準をつくる際に、あくまでも事実に基いて適正を期せばいいのじやないか。