1953-03-02 第15回国会 参議院 予算委員会 第26号
なお既得権を非常に尊重したいというふうに御苦心のほどを伺つたのでありますが、本年度は私は非常に、特に富裕府県などでは無理があると思いますが、文部省の御趣旨に従つて既得権が守られるとしまして、本年度新しく卒業して就職します者につきましては、今までは府県によつて相当凸凹があつたのですが、これが一本になるのか、或いはやはり従来の府県の差をお認めになるのかどうか。
なお既得権を非常に尊重したいというふうに御苦心のほどを伺つたのでありますが、本年度は私は非常に、特に富裕府県などでは無理があると思いますが、文部省の御趣旨に従つて既得権が守られるとしまして、本年度新しく卒業して就職します者につきましては、今までは府県によつて相当凸凹があつたのですが、これが一本になるのか、或いはやはり従来の府県の差をお認めになるのかどうか。
併しながら所得税というものは、地方によつて相当凸凹があるからして、これ一本で行くということになると、所得税の足りないところは非常に税源に苦しむことになる、その配付税というものも残して置く、そうして内得税は附加税を復活して、そうしてその配付税を半分ぐらいに大体して置いて、そうして附加税で賄えぬようなところに、少し凸凹を是正して調整税でやつたらどうであろうかというようなわけで、大体の考え方として、それがよかろうというような