1954-04-15 第19回国会 参議院 法務委員会 第19号
いずれにいたしましても、未済事件の未済期間でございますね、受理してから処理するまでの期間がありまして、常に統計表等によつて監督官がにらんでおるのが殆んどすべての状況でありまして、未済期間の長いものにつきましては、それぞれ個々に注意を与えておりまするので、できる限り早く処理するようにいたす方針は勿論変つておりません。
いずれにいたしましても、未済事件の未済期間でございますね、受理してから処理するまでの期間がありまして、常に統計表等によつて監督官がにらんでおるのが殆んどすべての状況でありまして、未済期間の長いものにつきましては、それぞれ個々に注意を与えておりまするので、できる限り早く処理するようにいたす方針は勿論変つておりません。
されまして、警視庁あたりの情報を聞いてみますると、まだまだ幾らでもあるのだけれども、重点的に今年は一つ某省をやろう、次には某省をやろうというくらいにして行かんことにはとても、どこへでも手をつけだしたらなかなかとどまらないような、大変だというようなことさえも情報としてありますが、我々耳にしておるのでありますが、基準監督関係におきまして、今日までそういういわゆる資本家が違反行為を行うことを黙認したことによつて監督官
だからといつて、監督官は十日だけ監督すればよいというわけには行きません。われわれの希望により多少の増額はあつたものの、補助者の旅費などは問題になりません。大阪労働基準局は、いまだに旧兵舎の仮住居から出ることはできず。管下十三監督署のうち八署までが間借り生活で、常に追い立てを食つておる次第です。
尤も簡易裁判所では訴訟代理人に裁判長の許可を得れば、弁護士以外の者でもなれる制度がございますが、この制度を使つて監督官に訴訟代理をやらせるということは、現在の状況では非常に困難と思います。具体的にいろいろ研究をいたしておりましたが、現在の法制の下では、監督官が現在基準法二十四条を使つて、使用者を責め立てて賃金を労働者に払わしておるという以上の措置はとり得ない状況でございます。
経営者側はその時間を越えて不当に労働者に労働を強いるというような状態であるが、この基準局などにおいてはそれらの点を十分監督が行われておるかどうか、情実などがないかどうかというような御質問がありまして、これに対して政府側としては、この労働基準法は労働者の基本的の法律であるから、これを十分守るべきことは当然であつて、監督官が手加減を加えるというようなことは全然ない。不当、行過ぎのような問題もない。
從つて監督官が出掛けて行つて、現場で違反件数として取締つて参りますものは、月々現在で一万二、三千あるというふうに統計では出ておりますけれども、その中の大部分は、就業規則を職場に貼り出していないとか、労働者名簿を備えていない、賃金台帳を備えつけないというような形式関係が大部分であります。実質的に言えば、女子に深夜業をやらせるというような、実質違反は非常に少ないと思います。
○委員長(原虎一君) 労働大臣に、ちよつと議事進行についてですが、山田委員の質問は、サービス官廳たる安定所が、この改正によつて監督官廳たる性格を持ち易い。