1954-04-02 第19回国会 衆議院 労働委員会 第16号
またその判決の中に、憲法のかわつたことによつて、皇居というものの観念がかわつて来た、ことに皇居外苑の観念がかわつて来たのであつて、昔のような立場で許可するとかしないとかいうことは間違いである、こういうことを言つておる。
またその判決の中に、憲法のかわつたことによつて、皇居というものの観念がかわつて来た、ことに皇居外苑の観念がかわつて来たのであつて、昔のような立場で許可するとかしないとかいうことは間違いである、こういうことを言つておる。
これによつて皇居前広場の管理の具体的な措置が決定されました。で二十六年の最初に、この皇居前広場の使用について政府と特に労働組合の総評との間にいろいろな交渉の経緯がありました。
従つて皇居前広場に代る場所を昨年、一昨年、常に労働省が中に立ちまして斡旋をして来たというようなことでございます。今年は組合のほうで、実行委員会のほうでどういうふうなお考えであるかまだ我々のほうで聞いておりませんので、そのお考えも若し向うからお話があればそれを受けて、できるだけいいメーデーが行われるように我々としては念願しておる次第でございます。
従つて皇居前の広場について私はずつと申上げておる。これはただ、そうじやなしに、日本全体に公会堂あり公園あり、それらの使用についてはそれぞれ使用規定がありましよう。それぞれの目的があります。だから皇居前の五月の今のメーデーの会合云々で、全国の公園なり広場を禁止することはこれは当を得ないのじやないか。
○瓜生説明員 私の今まで承知しておる範囲では、あの前の方の広場は、厚生省の方の所管になつておりまして、従つてわれわれ宮内庁の方でいろいろ管理をします区域とは、別の区域になつておりますから、従つて皇居という中には入らない、こういうふうに考えております。
ところがあなたはそれに対して何と答えられたかというと、「それからマイクによつて皇居広場へ行けというようなことを煽動した事実」云々と、「私はマイクと言つたのではないのでありまして、マイクを占拠したのである。マイクをこわしたのである。こうして一部の者が皇居前広場を占拠しておるということを明白に言つておる事実があるのであります。」こういうふうに言つている。
それからいよいよデモに移つたのですが、だれか特に壇上に上つて、皇居前広場ヘデモ行進せよというような緊急動議を出した者がおると聞きまするが、それはどういう団体の何という人でしたか。
一方また南部班というので、虎ノ門、田村町を通りまして日比谷公園内へ入る班があるのでありますが、これも同様に朝鮮人のグループが先頭をかけまして、そして日比谷公園の中に入らずに、祝田橋を渡つて皇居前広場に乱入したのであります。
それから(「疑心暗鬼か」と呼ぶ者あり)マイクによつて皇居前広場へ行けというようなことを煽動した事実云々と——私はマイクと言つたのではないのでありまして、マイクを占拠したのである。マイクをこわしたのである。(「そんなことは言つていない」と呼ぶ者あり)そうして一部の者が皇居前広場を占拠しておるということを明白に言つておる事実があるのであります。
つは宮城県の婦人会、女性方面よりの請願、一つは明治大学の学生諸君の連署連名による請願でございまして、本請願の趣旨は、天皇陛下のお住いであられ、同時に新しい憲法の精神によつても、内閣総理大臣の勧告あるいは助言等によつて御認証等をいただく陛下の御政所等のあらるる、いわゆるわれわれの俗に申し上ぐる皇居でございまするが、戦争中に再三空襲のために戦災され、過般本国会の衆議院の予算委員会が予算委員会の総意によつて皇居
或いは最近皇居に対しまして国民の基金によつて皇居を作るというような運動も起されておる。勿論国民感情から申上げますれば、これに対しまして否やは私はありますまいと思います。併しそういうような考え方、根柢に流れる思想というものは、少くとも旧憲法時代の天皇という主のに憧れているというところの考え方の送りではないかと思います。
併しながら終戦後連続五回に亘つて皇居前広場において行なわれたメーデーは、明らかに労働祭典であります。年に一回の労働祭典、而も終戦後連続五回に亘つた祭典には、五十万人以上の労働大衆があの広場につどつておるのであります。
に照しまして……山花さんは純然たる労働者の祭典であると、私も無論今回のメーデー主催者の総評議会の幹部のかたがたが、従来の、とかく相当の批判があつたメーデーのあり方について深く検討をせられて、醇乎たる文化的な労働祭を持ちたいということを(「その通り」と呼ぶ者あり)熱心に苦心をせられておりましたことにつきましては、(「よく聞いて置け」と呼ぶ者あり)私もよく承知をいたしておつたわけでございますから、従つて皇居前広場
またもう一つ御意見を承つておきたいのは、宮城県のみくに奉仕団その他の勤労作業をされた青少年の団体が、一人当り五円か十円の浄金を全国的に出し合つて、皇居の中に、両陛下のためにささやかなる住宅を献納したい、こういうような希望に燃えて、請願が来ておりまするが、かような場合において、あなたのお役所はどういう処理をなされるものであるか、あらかじめ承つておきたいと思います。