1954-05-29 第19回国会 参議院 大蔵委員会 第52号
むしろ今日の我が国民の、いわゆる大衆の労働賃金というものは、労働によつてのみその生活というものが支えられるのでありますから、生活水準というものは、労働賃金が今日よりも若干或いは更に増大することによつて生活水準が引上げられて行くということである。
むしろ今日の我が国民の、いわゆる大衆の労働賃金というものは、労働によつてのみその生活というものが支えられるのでありますから、生活水準というものは、労働賃金が今日よりも若干或いは更に増大することによつて生活水準が引上げられて行くということである。
従つて生活水準というものを、特需によつて支えて行くという行き方ではむずかしいと思う。これに対してどういうふうにお考えになりましようか、簡単でけつこうでありますから、お考えを伺いたい。
そういう点を私は指して総評の指導の仕方というものはすべて、例えばマーケット・バスケットというようなふうなものを含んで、それによつて生活水準というものを予定するというふうな行き方が観念的だと申上げているのであります。
(拍手)例えば一例を申せば、日本の軍備と軍事基地と、生活水準或いは日本国民の国民収入と言いますか、それに対する歳出を比べて云々と批評せられて、これは軍備なりと言われますが、私は、軍備の目的とするところは、国の独立を守り、主権を守ることにあるのであつて、生活水準を基礎として計算を立つべきものではないのであります。
地域給の性格というものは、やはりその地域における物価の上下によつて生活水準の均衡をはかり、実質賃金の平均をはかるというのが目的である。本俸その他の手当に影響をするということは非常に矛盾があるのではないか、そういう意味ではもしも三割をオーバーした場合に二割に食い込むというならば、われわれの審議すること、あるいは決定の範囲も大きく制約されるというような感じを強く持つわけであります。
○奥むめお君 電気がたくさんになることによつて生活水準も一〇%ぐらい上る見込なのですね。私のほうも生活水準の上ることが一番必要なことだと思うのですけれども、今の日本の力からいつて、非常にたくさん電源開発のために国家資金を投入する。電気一辺倒と言いますか、非常にたくさん投入するわけですね。
総理も安本長官も、得意然として東南アジア開発の経済協力を強調されたのでありますが、この東南アジア開発については、国民に多大の関心と期待を持たれているのみならず、これによつて生活水準の低いアジア民族に幾分でも潤いが持たれることが期待できるのであつて、このことはアジア各国民の歓迎する方策であると思うのであります。
アメリカの日本再軍備計画に協力するための日米経済協力から、いわゆるマーカツト書簡の要請に応ずる企業合理化、低賃金、従つて生活水準の切り下げ、更に又アメリカ防衛のための日本再軍備、一方的多数講和締結の不手際から厖大な防衛分担金、警察予備隊の急速なる軍隊化による事実上の軍事費、賠償或いは首をかしげる余地のある外人財産補償の問題、援助資金と呼ぶより貸與資金と呼べばよかつた見返資金の優先支拂い等、嚴しい歴史
○岩木哲夫君 現在の生活水準を維持しつつ賠償支拂をすると、こういうことに解釈されますが、そうしますと、日本の生活水準が安本の目途とされる昭和二十八年度九〇%に上昇したならば、上昇にスライドして、やはり賠償も変化しスライドして来るのかどうか、或いは大蔵大臣がインフレ防止措置その他によつて生活水準、或いは物価基準その他が仮に下つたならば、現在きめられた賠償金がそれにスライドして低下するのか、このを点を承
従つて生活水準がなお戦前の八〇%に満たずして、また経済安定の、自立の前途になお多くの不安がある現状では、賠償が大体において困難である、こういう事実を明らかにして、延期または別の方法が講ぜられないものであるかどうか。
次に、賠償を支拂うことによつて生活水準を下げ、非常に困つて来るのではないかという御質問でございまするが、條約第十四條におきましても、日本が存立可能な経済を維持するということが前提條件になつておるのであります。生活水準が下れば社会不安を起し、日本の経済は維持できません。従つてわれわれは、生活水準を下げずに賠償を行わんといたしておるのであります。
而も又この雇用量の増大から来る生産増強によつて生活水準が向上する、こういうような関連性が派生いたしますことは当然でありましようが、これは今の政府の政策自体からいたしましても、すでに内閣経過の年月からしまして、この雇用量の問題につきましては、確たるところの基本的な政策が打出されておらない。
例えば資本蓄積と生活水準のほうの調整を図つて生活水準のほうはこういうふうに飽くまでやつて行く、こういう方針になつているわけですか。
それから輸入に関しましては、ちよつと逆でございまして、スクラツプとか或いはパルプとかいうように、見通しが割合に可能なものにつきましては、それをシヴイアーに押えたのでございますけれども、全般といたしましては、先ほど申しましたように、国内の生産活動の規模等を大きくし、従つて生活水準というものを高めるという考え方からいたしますと、少くともこのくらいの輸入量というものは、日本経済を維持する上において最小限度必要
こういうことを、このままにいたしましては、いつまでたつても、われわれの生活水準が向上せず、あるいはまた生活困窮者が跡を絶たないことは、昨年度政府が発表しております長期復興計画なるその書類を見ましても、二十八年度におきましては、生産の水準が八九%に上昇いたしましても、人口の盲目的膨限の重圧によつて、生活水準はほとんど向上し得ないことを告白しておるのであります。
私は減税によつて生活水準を上げると共に、債務償還をして、若しアメリカの援助がなくなつても国民が塗炭の苦しみに陷らないような準備の下に今あらゆる施策をやつておる次第であるのでございます。
従つて生活水準が低い。従つて所得税の税率の構成が、日本の所得税の構成をアメリカの所得階層に持つて行きますと、相当下の方の階層で高い税率になるというような関係がありまして、著しく高くなります。これについては少くともアメリカの所得税程度の負担にするというような配慮を加えた方が妥当ではないか、かような考えのもとに目下研究をしているわけでございます。
條約は條約として、実際の問題としては軍需工場をこれを平和産業に振り向けて、そしてこれを使用させようという実際の解決ができつつあることも御承知の通りでありますが、従つて生活水準、産業水準についても時が経つに従つて感情が緩やかになつて来る。敵国関係感情も緩やかになつて来る。又戰争のために死傷をした家族の感情も段段緩やかになつて来る。
この輸出力を増すことによつて外国に物を売つて生活水準の回復に資しよう、こういう政策であつて、言いかえれば敗戰で荒廃した日本経済に、資本主義の冷酷無情な原則を押しつけようという考えであつて、従つて大きなひびが弱いもののところに出て来た。それは何であるかというと、農村である。あるいは中小企業である。あるいは勤労者である。
○木村禧八郎君 その場合に、先に沢山輸入して、それでそれによつて生活水準を、国民一般の生活水準を高めるということは考えていないのですか。ということは、輸入したものによつて材料生産をやる。材料生産をやると全部輸出に向けないで国民に多く消費させれば、そうするとそれだけコストが下がる。