1953-09-26 第16回国会 参議院 水害地緊急対策特別委員会 閉会後第7号
それはこの法律に特別措置によりますると、第二条のほうでは、母子福祉資金貸付に関する法律によつて生業資金或いは事業継続資金を借りておりました者に対して、それの据置期間を一年ほど延長するという問題がございますが、これも問題はございますが、特に大きな問題ほその次の第三条、これにございまして、これによりますると、その被害地域を含む県が母子福祉資金の貸付けのための特別会計に二十八年度分及び二十九年度の二年間にまたがつて
それはこの法律に特別措置によりますると、第二条のほうでは、母子福祉資金貸付に関する法律によつて生業資金或いは事業継続資金を借りておりました者に対して、それの据置期間を一年ほど延長するという問題がございますが、これも問題はございますが、特に大きな問題ほその次の第三条、これにございまして、これによりますると、その被害地域を含む県が母子福祉資金の貸付けのための特別会計に二十八年度分及び二十九年度の二年間にまたがつて
あなたの方の出しておられる資料によれば、災害救助法の二十三条の適用によつて生業資金を確保するということになつております。これでは収容施設をつくつたり、たき出しをやつたりするのであつて、現に住むところは持つている、ただ食うだけの賃金がもらえない、こういうことなんですから、これに対してやはり早急に手を打つてもらわなければ、現実に生きている人たちは困るのです。
それから生業資金対策といたしましては以上の設備資金、運転資金に対する対策によるほか更に再起不能のような気の毒な炭鉱に対しましては、炭鉱従業員の救済対策としまして災害救助法第二十三条の適用によつて生業資金を確保することといたしております。
中小企業金融機構につきまして、現在考えております基本的な考え方は、いろいろ各方面で要望がありますが、中小企業金融のための政府機関としてのものを雑多に幾つも作るということは適当でない、できるだけ既存の機構を十分に使つて行くという考え方で行く、併しそのために、例えば今お話の商工中金等の機構が、それを担うに若し仮に適当でないとすれば、これを改組する、改組して性格を、或る程度公けの性格を持たせることによつて、生業資金
なお生活保護法におきましても、生業資金の給與あるいは貸付という方法がございまして、これによつて生業資金を給付し、あるいは貸し付けますれば、それによつて立直り得る、あるいはある程度の勤労ができるといつたような人に対しましては、その実情に應じてこれをいたすようにしております。
從つて生業資金は、定著者の實數に應じまして、私共は今後生業資金の増額を圖る必要がありますれば、そういつた取計いをして頂かなければならんと思つております。従いまして、現在まで生業資金を實際に活用いたしておりますのは、私共の推算では、只今まで引揚げて参つております者、今囘の再開前であります、前の引揚者の方々の僅か二八%程度しか事業をなさつておられない。
そういたしまして、それらの高められた金額を數世帶の人が寄つて生業資金ということに活用いたしますれば、どうかこうか生業にありつくことができるのではなかろうか。こういうように考えて、今大藏省の方にそれらのことを要求しております。
○一松國務大臣 今のお話の生活保護法の規定によつて、生業資金を一人五千圓だけ貸してやる。それまで六箇月經つて六百圓返せということは無理な請求だ。それはいわゆる民生委員が不心得なのです。できないものに返せなどということは、何とかに何を出せというようなことと同じことで、不能を人に責める。それは民生委員の心得がよくない。
ところが五千円ぐらいの金ではこれ亦なんの役にも立たないということが、今日我が経済の情勢から見まして当然のことでありますので、いろいろこれには相談を持ち掛けまして、これらの方が連帶して、そうしてこれらの政府からの給與を受けました金を集結して、これに依つて生業資金を得るというような方法をいま講ずるように極力努力をいたしておるのであります。