1952-05-06 第13回国会 衆議院 建設委員会 第27号
よつて、現行道路法によりましては、建設大臣が單独に指定できるものを政令に讓り、しかもこれが状況調査等につきましては、審議会を設けて、十分調査を重ね、万遺漏なきを期した上で政令で定めようと思つておるのでありまして、道路局長が今までの道路局長としての観念においてつくられるところの一、二級国道の案そのものをうのみにするわけには参らないわけであります。
よつて、現行道路法によりましては、建設大臣が單独に指定できるものを政令に讓り、しかもこれが状況調査等につきましては、審議会を設けて、十分調査を重ね、万遺漏なきを期した上で政令で定めようと思つておるのでありまして、道路局長が今までの道路局長としての観念においてつくられるところの一、二級国道の案そのものをうのみにするわけには参らないわけであります。
ただ現在国道として指定されておりますものは、御承知のように旧憲法下において旧憲法の思想によつて現行道路法の建前から指定せられたものでありまして、現在国道の総延長は九千三百キロ余りあるのでありますが、これが全部無條件に新法による一級国道に編入せられるとは申し上げられないのでありますが、大体は現行法による国道は一級国道となる、こう考えてさしつかえがないと考えるわけであります。
○衆議院議員(田中角榮君) 衆議院でこの提案に至りますまでには自由党、民主党、社会党、共産党を除いた殆んどの諸派が相当研究いたしたのでありますが、これに対しては簡単に申上げますと、抜本的に考えまして明治二十九年の法律と同じような法律であつて現行道路法は大正八年の制定であります。そうしますとだんだん社会性を帯びて来ており、現在に近い状態で以て作られた法律案としては同種のものである。