1955-01-23 第21回国会 衆議院 本会議 第8号
(拍手) 翻つて、現下の国際情勢を通観しまするに、インドシナ休戦の実現以来、共産諸国の平和攻勢はがぜん活発をきわめ、一面国際緊張が緩和したかのような様相を呈しつつも、謀略的な冷たい戦争は一そう激化の傾向にあると見られるのであります。ことに、わが国がソ連、中共の集中攻勢の目標とされておることは、幾多の事実によつて立証されるのであります。
(拍手) 翻つて、現下の国際情勢を通観しまするに、インドシナ休戦の実現以来、共産諸国の平和攻勢はがぜん活発をきわめ、一面国際緊張が緩和したかのような様相を呈しつつも、謀略的な冷たい戦争は一そう激化の傾向にあると見られるのであります。ことに、わが国がソ連、中共の集中攻勢の目標とされておることは、幾多の事実によつて立証されるのであります。
飜つて現下の諸情勢を検討いたしますと、都市方面の消費購買力はやや低下いたしつつありますが、地方におきましては、災害地を除いては購買力は依然として衰えてはおりません。産業界はその過剰在庫に苦しんでおりましたが、操短その他合理化などによりまして、その苦悩はよほど緩和され、正常化されつつあります。
これに前回の改正が当時の物価事情の下におきましても極めて控え目であつたこと等の関係も加わりまして、現行の印紙額の算定基準は現下の物価事情に照して余りに小刻みに過ぎる嫌いがあり、又印紙の額も余りに低廉であつて、現下の物価事情に適しないものがあります。
これに前回の改正が当時の物価事情のもとにおきましてもきわめて控え目であつたこと等の関係も加わりまして、現行の印紙額の算定基準は現下の物価事情に照してあまりに小刻みにすぎるきらいがあり、また印紙の額もあまりに低廉であつて現下の物価事情に適しないものがあります。
ところが只今も御指摘がございましたように、余りこれを又厳重にやりますと、却つて現下の情勢では三角貿易というようなことも起る覆れがある。
従つて現下の二つの重大なる問題について、閣員各位におかれては率直なる所信を述べていただきたい、こう思うのであります。 まず第一に、大蔵大臣がおいでになりませんから経審長官にお尋ねしたいのであります。政府は二十九年度の国民所得を五兆九千八百億円と推定されたのでありますが、私はどうもこの国民所得の見積りというものはふに落ちないのであります。
手持ち外貨を利用いたしまして、これによつて現下のわが国の資本構成、銀行の資産内容の構成上いろいろの論議の種に相なつておりますオーバー・ローンの問題の解消に資するために、適当に利用する方法はないかということにつきましては、目下せつかく研究中でございまして、いまだ成案を得るに至つておりません。
これに対しまして大蔵省の意見はどうかと申しまするならば、大蔵省の意見といたしましては、今後の参考になりますから一応その一部を申し上げてみますと、現在の地方財政の実情は、一部団体において財政の逼迫が切実であり、財源不足の補填が強く要望されておるが、現在の地方財政計画は、国及び地方の財政事情を勘案して策定されておるものであつて、現下の財政事情のもとにおいては、やむを得ないというような考え方であります。
先ず、我が国経済にとつて現下の急務である資本蓄積の促進については、民間資本の蓄積、特に企業の自己資本の充実が基本であります。幸い、昨年度中における株式発行高は、一千三百四十億円に達する好成績を収め、又、預貯金の増加額も九千四百億円に達し、資本蓄積の成果には見るべきものがあります。
まず、わが国経済にとつて現下の急務である資本蓄積の促進については、民間資本の蓄積、特に企業の自己資本の充実が基本であります。幸い、昨年度中における株式発行高は千三百四十億円に達する好成績を収め、また預貯金の増加額も九千四百億円に達し、資本蓄積の成果には見るべきものがあります。
従つて二万円あるいは三万円の金に突き当つて苦しむ零細な国民大衆は、この国民大衆の零細なる資金を結集して、これを生かし、しこうして零細企業者等へ還元融資を行うごとによつて相互に資金融通の道が開かれるのであつて、現下日本の経済生活の中から必然的に生るべくして生れたものであつて、これを頭からもぐりだとか、あるいはやみ金融だとか、あるいは貸金業法違反の対象となると解釈することは間違いではないかと思うのであります
翻つて、現下の肥料状況は、終戦後における政府の施策、企業の合理化等、国民一致の努力によりまして、終戦直後の著しい生産減退の危機を脱し、すでにある程度の輸出余力をさえ持つに至りましたことは、真に喜びにたえないところであります。
次は海上保安関係でございまするが、北海道が北辺に存在いたしまして、従つて現下の国際関係の微妙な空気の中に置かれております関係上、或いは拿捕の問題とかその他の問題がありますことは御承知の通りであります。特に津軽海峡の浮游機雷の問題がございます。この点につきましては速記録によつて御覧を願いたいと思うのであります。
西ドイツにおいては、たとえて申しますと、重要産業に対しましては、従業員組合側から半数の経営者を出して、労使うまくやつておるのでありまして、この傾向がうまく行つておるというので、重要産業のみならず、一般の産業に浸透いたしまして、遂に本年の十月、労働者側から三分の一を重役会に参加せしめるという法律ができたのでありますが、日本もこの例にならつて現下の労働不安を解消し、同時に将来の経済再建のために、企業家と
ゆえに、私は、総理のごとく、米ソ戦はまず起るまいとの観点よりすべてのことを決定して行くことはまことに危険であつて、現下の世界情勢と、共産主義者の根本的な世界観により、あるいは戦争の起る場合をも予想して、わが国の基本方針を決定しなければならぬと確信するものであります。
すなわち、外国軍隊の駐留条件を日米行政協定の線で締結するか、北大西洋同盟の線で締結するかということは、けだしわが国にとつて現下の重要問題であるのであります。一昨日、川崎君の質問に対し、吉田総理大臣は、川崎君は国際法を少し勉強して来なさいと侮辱的言辞をなされました。
よつて現下の治安状況にかんがみ、内閣総理大臣は、治安確保のため、政府と公安委員会との緊密なる連絡を要望して来たが、公安委員会は、治安はまつたく同委員会のみの担当するところであるがごとく誤解し、政府との協調の面において欠くるところがきわめて多い。
○加藤(充)委員 そういうやり方で、あなたは戰争中に何をやつておつたか知らないが、やはり同じようなことを言つて、現下の状態ということで日本人を二百五十万も殺傷するような、また諸外国の人民に迷惑をかけるような破廉恥きわまる侵略戰争のその権力の末端につながつて、おそらくたいこをたたいておつたと思うのであります。
もう一つお伺いいたしたい問題は、今度の定員法によりまするというと、相当国家にとつて現下においても重要なる仕事であるにもかかわらず、天引的の整理を行われておるのであります。こういうことになりますると、勢い残りましたところの公務員のかたがたが相当労働強化が行われるのではないか。
しからば私はこれらの難問題の山積の上に立つて、通産大臣はわが国の生産増強の上に立つて、自由経底組織の中で大きくこの難局を突破して行こうというのか、それとも統制方式を採用して統制経済によつて現下の経済を乗り切ろうというのかというようないろいろな質問を申し上げたときに、あなたは、少くとも統制的な方式はとらない、われわれは生産の増強によつて現下の要請にこたえたいということを申されましたことはよもお忘れではございますまい
従つて現下の息詰まるような国際環境の中にありまして、かような事態が発生をいたしましたことは、世界平和に貢献しないのみか、冷い戰争にさらに大きな拍車をかけるものである。従つて国際平和を祈念する者にとりましては、まことに遺憾なことと考えられるわけであります。日本政府におかれましては今度の中ソ同盟條約締結の情報に接して、いかなる御見解を持つておられるか。私の考えまするような見解に同意されますかどうか。