1954-09-10 第19回国会 衆議院 通商産業委員会 第66号
改進党は以上指摘したような根本問題をすみやかに解決するために電力審議会制度のごときものを設け、各界の権威によつて独立日本にふさわしい電力制度、経営機構等を作業し、ただちにこれを実行することによつて電力行政を根本的に解決をし、その上に立つて国民も納得の上で電力料金を処理をして行くべしという基本的な考え方を持つておる。
改進党は以上指摘したような根本問題をすみやかに解決するために電力審議会制度のごときものを設け、各界の権威によつて独立日本にふさわしい電力制度、経営機構等を作業し、ただちにこれを実行することによつて電力行政を根本的に解決をし、その上に立つて国民も納得の上で電力料金を処理をして行くべしという基本的な考え方を持つておる。
MSA協定が大きな協定であつて、独立日本の運命を今後左右することは、いまさらここでいう必要がない。しかしすでにMSA協定の内容については、国会の質疑応答すなわち論争からしてもすぐわかるように、幾多の重要な問題点がまだ十二分に明確にされずに疑わしいままで残されておることは、まことに遺憾千万であると私はいわざるを得ない。
顧みれば、国民の努力によつて独立日本の建設は着々と進みつつありますが、今日、わが国をめぐる諸種の情勢は必ずしも楽観を許さないものがあり、独立第二年を迎えて、内治、外交の各般にわたり、一層の充実刷新が要望せられつつあります。 われわれはこの際、内外の情勢に察して、すみやかに産業の発展と貿易の振興につとめ、経済力を増強して、民生の安定と国力の伸張を図らねばなりません。
顧みれば国民の努力によつて独立日本の建設は着々と進みつつありますが、今日、わが国をめぐる諸種の情勢は必ずしも楽観を許さないものがあり、独立第二年を迎えて、内治、外交の各般にわたり、一層の充実刷新が要望せられつつあります。 われわれはこの際、内外の情勢に察して、すみやかに産業の発展と貿易の振興につとめ、経済力を増強して民生の安定と国力の伸張を図らねばなりません。
顧みれば国民の努力によつて独立日本の建設は着々と進みつつありますが、今日、わが国をめぐる諸種の情勢は必ずしも楽観を許さないものがあり、独立第二年を迎えて、内治、外交の各般にわたり、一層の充実刷新が要望せられつつあります。 われわれはこの際、内外の情勢に察して、すみやかに産業の発展と貿易の振興につとめ、経済力を増強して民生の安定と国力の伸張を図らねぱなりません。
これまでの予算編成にはいろいろの制約がございましたが、そのからをどこまで破つて独立日本にふさわしい建設的、積極的な内容を盛り込むことができるかについて、非常に期待を寄せていたわけであります。 来年度の予算案を拝見しまして最も注目されますことは、従来の予算編成の原則をなしておりましたドツジーラインの修正がかなり大幅に行われたという点だろうと思います。
かくのごとく内外より吉田内閣不信の焼印を押されておるにもかかわらず、なお三年前の総選挙の結果のみを後生大事に、民心の離反を知らず、永久不変のものと錯覚し、任期一ぱい政権を担当するとしばしば声明されているが、現在の国民の総意は、占領支配より離れて独立日本として再出発するとき、即ち各国の批准が終り、名実共に占領支配が解けたとき、総選挙によつて独立日本の再出発にふさわしい政権担当者をきめたいと考えておるのであります