1954-10-21 第19回国会 衆議院 運輸委員会 第45号
ところがすでに今から二十年前の昭和九年十勝沖で、しかも月も日も同じ九月二十六日にこの台風と同じような性格の台風があつて、それによつて演習に出た日本の艦隊がひどくやつつけられておる。駆逐艦二隻がへさきを折られたというようなことがあつたそうであります。これについて当時海軍は秘密にしていたそうでありまするが、その後発表せられたということを聞いております。
ところがすでに今から二十年前の昭和九年十勝沖で、しかも月も日も同じ九月二十六日にこの台風と同じような性格の台風があつて、それによつて演習に出た日本の艦隊がひどくやつつけられておる。駆逐艦二隻がへさきを折られたというようなことがあつたそうであります。これについて当時海軍は秘密にしていたそうでありまするが、その後発表せられたということを聞いております。
○矢嶋三義君 武器の進歩とそれから機動化、こういうことによつて演習場というものは旧日本軍隊に比べては相当広く必要とするようになつたと思うのですが、同じ一個師団の、まあその部隊の員数編成が昔の軍隊と今度の自衛隊一個師団の程度をとつた場合に、おおむね演習場は昔の何倍程度要りますか。
今お話のように、この日本の国内の近くでもつて演習するとか何とかいうことではなしに、ここにはその辺に配備された軍隊と、こうなつている。そうすると、その公海に持つて行つて配備されている軍隊というような事実が今までありましたか。どういうことを考えたらいいのでしよう。
○政府委員(伊関佑二郎君) このはつきりいたしません部面は、要するに米軍の場合は特別損失補償の法律に該当するケースでありまして、施設を提供することに直接伴つて起きる日本側の負担、漁業その他のものは国連軍が払うべきだ、こういうふうに考えておりますが、演習場がございます、その演習場の使い方によつて演習場の中の木がだんだん減つて行つたとか、或いはまあそういうふうなことから水が出る、それで周辺の田が冠水をするような
大体において演習をやります際には、現在私どもの専属の演習場というものはほとんどございませんので、一般の民間、国有その他の土地を使つて演習をやるということが多いわけでありますが、事前にわかり得る損害等は使用料という言葉で言う方が適当でありましようが、そういう形で事前に支払いをして演習をやる場合もありますし、事後において生じました損害を補償するというふうなこともやつております。
従つて演習する場所としては、特定の地域をきめるということになつております。その方針で現在も進んでいる次第であります。
あるいはその秘密兵器を使つて演習をしておるような場合には、警戒の者に部外者がそこに立ち入らないような措置をするというようなことを考えております。第二に、防衛秘密をその内容の軽重に従いまして、三段階程度の等級を付することを考えておりますれこれは機密、極秘、秘というような、大体三つの段階に区分をした等級を付したと考えております。
なるほどそれが何年間に一ぺんというようなことであれば、そういうことも言われると思いますが、これが今後、ここに限定された範囲ではありますが、あげられた諸項目については、自衛隊というか保安隊というものの数がふえるに従つて、演習等の行われることも頻繁になるに従つて、私はそういう事態がひんぴんとして起つて来るのではないかと思うのであります。
しかもあなた方の部隊では、現にそういう仮想敵国をつくつて演習をやつていらつしやる。たとえばこれはエコノミストの別冊に載つていることですが「某月某日払暁、某(?)国が空軍二千機と若干の海上部隊の援護をうけた歩兵四個師団を北海道の西北海岸に揚陸させる、同時に空挺一個連隊が上陸点内部に降下する、という想定からはじまつている。
(拍手)従つて、最初は、アメリカの貸与武器によつて演習をする保安隊を軍隊でないと説明するのにも、ずいぶん苦しそうでありました。
○中川政府委員 アメリカ側が今回危険海域を非常に広げたことにつきましては、これがはたして国際法上許されることであるかどうかという議論が出て来ておるわけでございますが、公海をある国が何かの目的のために一時使用し、その際に危険を及ぼすことになる場合に、危険区域を指定するということは従来でもその例はあるわけでありまして、たとえば軍艦を使つて演習をするという際に、ほんとうに大砲のたまを撃つというようなことが
こういつた間接被害に対しまして、政府はアメリカに対して、これを要求するというはつきりした考えを持つておるのかどうか、実はつけ加えて申し上げまするけれども、アメリカ駅留軍が日本に駐留しておつて、演習等によつて日本国民に損害を加えた場合に、間接被害についてはこれは日本政府が賠償する、むろんこれは日本と半分ずつ負担すると思いますが、こういつた日本の方で承諾をして基地を使わせて、それによつて起きた間接被害においてすら
あるいはまたさような秘密の兵器を使つて演習をするというような場合には、できるだけその演習に近寄らないように、歩哨を立てるなり何なりそういうような警戒予防の措置を講じましてその万全をはかりたい、かように考えております。
これから保安隊がふえて行つて、演習地がだんだん拡大されて行くと、農業生産の減収の方には支出はするけれども、増産の方にはあまり考慮をいたさないということについては、一言注意をいたしておきたいと思いますが、これも論争はやめておきます。少くとも私の第一に質問したことについても、その答弁がなつていない。私は法律に基いて忠実に法律を執行するのが行政官の任務じやないかと思う。
従つて演習とかなんとかいうことを考えるひまもなく、この魚だけはとつてしまいたいという気持でとるのは、これは生きて行かなければならないところの漁夫の心理だと思います。そういう場合に急に連絡する方法がないとするならば、また実弾で射撃されるという場合が起ると思いますけれども、今お魚を見つけたのだ、もうしばらくでとれてしまうのだという場合には連絡の方法を今後考えられますか。
これは資源的に行きますれば、成るべくのけて、とれるものはとつて、演習するときにはしてもらうというのが一番得策な方法だろうと思うのでありますが、米軍側としては、そういう不発弾はたくさんあり得ないということであります。
○説明員(安川壮君) 日本原の演習場は占領中に占領軍によつて演習場として接収されまして、占領終了後も引続いて米軍の使用に提供しておるのでありますが、現在建前といたしましては、米軍と保安隊の共同使用ということになつております。
日本の領土であるのなら、そこで魚をとつておつて演習のために死んだ、これは向うさんがかつてに死んだのであつて、このために抗議なんか成立するはずはない。ところがその抗議によつてこの竹島をリストから除いたということは、アメリカが向うのものだと思つたから除いた、こういう解釈が成り立つわけです。
一個の例を申し上げますと、これは部隊が對馬におつて演習中、その小部隊の指揮官が急性盲腸炎を起しまして、わずか四日目に死亡しております。しかも現地には衛生隊もおらぬ、軍医も看護卒もおらぬ。船で下關の陸軍病院に運んだと同時に、もはや手当が遅れておつて死んでしまつた。そうしてこれは該当せずとして認定しておるのであります。
○淡谷委員 保安隊が演習しているから、それを理由にして米軍の演習地に提供しろという要求もあり、また米軍の演習地として使つております演習地に保安隊が入つて演習する。あたかもねずみの穴の中にへびが入りこんで共棲生活をするというようなのが、今の演習地の実態のように思われますが、その場合に、こういう不慮の事故が起つて来る。
○淡谷委員 それでは質問を始めておりますが、読売新聞の八月四日の記事でございますが、ただいま問題になつております関根の演習地におきまして、米軍の演習地に青森と秋川の保安隊の両部隊が入つて演習をいたしまして、秋田部隊のジープが草原につつ込んで、草原の下にあつた米軍の不発弾に触れて爆発いたしまして、このためにジープは大破し、十三名が重軽傷を負い、さらに二十一になります保安隊の隊員が、その七時に死亡したという
それを今私が意見を申上げ、御当局の所信を承わりたいと思つたのでありますが、この平和憲法があるのにもかかわらず、この狭い日本の国土で軍事基地を提供するばかりでなく、実戦さながらの状態を演じておるということは、私はアメリカのあの広大な土地に行つて演習してくれたらいいのじやないか。日本のようなこの人家のあるところで実弾射撃をやつて、そうしてそれで死んでおる人さえもあるのである。