1956-02-14 第24回国会 衆議院 建設委員会 第6号
水内堰堤し流地籍の水害予防対策に関する件 管内天龍川筋下伊那郡川路村並瀧江村地籍及び犀川筋上水内郡水内村地籍は航れも発電施設たる堰堤の影響に因り洞筋の土砂沈積夥敷く計画当時仮定せる堆積量をも既に相当超過し延ては上流部広範の地域に亘りて極度の河床隆起を生ぜしめたる結果出水時に於ては屡々異状の高水位を誘発し且つ甚だ敷き長期湛水となる傾向ある為に異例の水害を頻発し捨て措きと難い事態に立ち至りたるを以つて河川治水計画確立
水内堰堤し流地籍の水害予防対策に関する件 管内天龍川筋下伊那郡川路村並瀧江村地籍及び犀川筋上水内郡水内村地籍は航れも発電施設たる堰堤の影響に因り洞筋の土砂沈積夥敷く計画当時仮定せる堆積量をも既に相当超過し延ては上流部広範の地域に亘りて極度の河床隆起を生ぜしめたる結果出水時に於ては屡々異状の高水位を誘発し且つ甚だ敷き長期湛水となる傾向ある為に異例の水害を頻発し捨て措きと難い事態に立ち至りたるを以つて河川治水計画確立
ということは、区の境界は法の定めるところによつて河川の場合はまん中であるにかかわらず、あの河川の半分を後退するという事実が生れて来るのであります。
百八十町歩が護岸によつて維持されておるというような状態でありますが、村の年間標準税収入は三百四十六万円に過ぎない貧弱村でありながら、昭和二十四年以降累次の災害に会つて未竣功額は二十四年災で千三十三万二千円、二十五年災で二千二百三十五万六千円、二十六年災で千百二十四万七千円、二十八年災五十八万七千円、合計四千四百五十二万三千円に達する状況で、前災箇所の復旧が未だ半ばに達しな一とき今次台風十二号によつて河川三
従つて我々としては当時のことを想像いたしますと、いずれにしても地下数百メートル下における炭鉱の石炭掘さくによつて河川工作物が沈下を来たしたので、その沈下に応ずる対策を修補工事として取上げたものだと思います。この原因、炭鉱のための沈下の原因を従来深く研究をしておつたというふうには考えられません。
又私どもとしては、根本的にはかかる鉱害によつて河川に重大なる結果を及ぼす虞れのある場合には、河川を保護する意味において何らかの法制措置を講ずる点も考慮してよいのではないかと考える次第であります。 さていわゆる鉱害は、福岡県が全国の九〇%以上を占め、二百数十億円の巨額に達するものでありまして、県当局としては特に鉱害局を設けて復旧事業計画、補償問題の処理等に当らせております。
次に、本法案の内容を申し上げますと、第一点は、砂利の採取によつて、河川等の保全に障害を与えたり、公共施設を破壊し、または他産業の利益を損じないように、採取管理者を常置して現場における作業を監督させることであり、第二点は、河川等における採取を許可する際は、業者の合理的経営を維持できるよう考慮すべき旨の規定を設けることであり、第三点は、河川等以外の土地に驚ける採取に対しては、採石法を準用して、砂利採取権
従つてこれによつて河川法の領域を侵すということはあり得ない、かように考えておるわけでございます。
そこでまあ我々の今後処置すべき問題としては、砂利採取可能地で以て、それが河川管理上将来支障を来たす慮れのある所については、事前に先方の所有者なり、或いは各県の条例によつて河川管理の規定を作るなり、そういう方途を事前に講ずるよりほかに方法はないのであります。そういう点をお答え申し上げます。
○政府委員(米田正文君) その点は私が河川管理上の許可をすると言いまするのは、先ほど説明員から申上げましたように、河川法によつての管理上の許可をいたすことであつて、河川管理上の必要な問題については、必要な事項はすべて河川法で取締つて参るのは、この法律ができましても従前通りでございます。その点は河川法で十分取締ることができるのでございます。
さらにまた一方、砂利採取をいたしまして河川が破損する、洪水、氾濫その他に対するところの監督、従つて、河川の採取上の良否の判断によつたところの許可ということにならなければならないと思うのでございまして、この点、建設省の出先機関と、あるいは各県のその担当の機関等にも十分会議してそうして通産省の方において許可をしてもらわなければならないと思うのですが、そういうような点についてはどのようなお考えを持つているか
○長谷川(四)委員 砂利は取つてよし、取らなくてよし、取らなければならないことも当然のことなのであつて、河川の維持からいつて砂も砂利もとらなければならないこともこれはそうなんです。しかしまた先ほど清水さんの御心配のような、取られては困るというような点もございますので、そういう点は私どももこれから十分審議をいたしまして、この法案の最終の決定を見たいと思うのです。
そうするとそれは汚泥になつて河川の中にどんどん流入して来ますが、これは石炭のブロツテイングをやつた後の油と泥の混つた汚泥として、当然この汚泥の中に入ると解釈してさしつかえありませんね。
○田中一君 これは曾つて河川局長にお願いしておいたのですが、これはあなたの前任者にお願いしたのですが、この日本の河川に対して水利権を与えたものが未だ着工していないという河川がたくさんあるということなんですが、この表を出して頂きたい、資料を。恐らく明治時代から許可しながら未だにそれに対して着工していないという所がたくさんあるのです。
先ず節約額の二十一億でございますが、内訳を申しますと、治山治水対策に関連があるものは節約をいたさないということになつて、河川局関係につきましては節約額はゼロでございます。道路局が一割の節約でございまして、十四億の節約をする、それから都市計画、都市の関係でございますが、これが同じく一割の節約額で四億八千万円の節約額でございます。
○鹿島守之助君 大変結構でございまして、政府が幾ら金を使つても、国民が起ち上つて、河川を愛護し、又自分の郷土をうるわしくしようという熱意がなければ何もならない。
もう根本的に、応急措置やなんかということでなく、農地のほうとも話合い、現地とも話合つて、河川なら河川というものを中心にして、堤防の位置や何かを変更するとかいう新らしい計画で初めからやるべきだと思われるようなところが諸所にあるようですが、そういうようなことはまあ両者の間で十分な検討を加えるというようなことで能率を上げて行くと申しますか、災害を本当に防除するというような考え方でやつて行く方法をおとりになるものですか
只今それによりまして処理して行きたいと建設省で考えておりますのは、河川は一水系について考えて、そいつを一元的に管理して行くという根本方針をきめて、それによつて河川を処理して行くということにして行きたい。それには河川法等の改正も伴つて参りますが、その方針はどうしてもこの際年来のそういう希望なんですが、この際是非ともそれを実行して行きたい。
先ほど江田先生から御指摘のありました通り、牧野その他の用途に使われているものは一応触れないというような考え方で、あの上部地帯に樹林地帯を持つべきだということを考えながらそこまでよう及ばなかつたということが非常に問題になつておるのじやないかと思いますので、これは県におきましても、約六万町歩のあの草原地帯の最小二割を上部に樹林地帯を設けて、一応土砂の崩壊を将来防ぐ半面、下流から砂止め或いは調整等によつて河川或
それから浚渫の、場所がないので非常に困つておるのですけれども、これは大規模に一つ埋まつたところは掘つて河川の流量断面を殖やさなければ、どんどんと川敷が小さくなりますので、これはまあ機械的にやつて行きたい、かように考えております。実際の例は私は存じませんが、或いはそういうあなたのおつしやるようなことをやつておつたら、これは訂正をしなければならんと思います。
大体この河川別の地域別総合計画というものが出て来れば、従つて河川の改修については建設省、農地の保全等については農林省というようなことではなくして、そこに一つり流域別における発電計画であるとか、あるいはいろいろな各省関係の仕事がその河川を中心にまとまつて、そしてそれを所管する一つの機構と申しますか、そういうようなこともずいぶん論議をされまして、私どももかつて若干論議をした経験を持つておるのでありますが