1954-02-22 第19回国会 参議院 水産委員会 第8号
根本的に演習の云々ということになりますと、私が御答弁申上げる範囲ではございませんが、私といたしましては、仮にかかる種類の演習区域が設定されまして、それによつて水産業者が何らかの被害を受けるという事態があるといたしますれば、我我といたしましては、できる限りかかることのないようにと申しますか、できるならば、かかる演習区域の設定のないようにということの観点から、いろいろ私どもも政府部内では折衝いたして参つておるのであります
根本的に演習の云々ということになりますと、私が御答弁申上げる範囲ではございませんが、私といたしましては、仮にかかる種類の演習区域が設定されまして、それによつて水産業者が何らかの被害を受けるという事態があるといたしますれば、我我といたしましては、できる限りかかることのないようにと申しますか、できるならば、かかる演習区域の設定のないようにということの観点から、いろいろ私どもも政府部内では折衝いたして参つておるのであります
また自治庁の長官に対しては、必然的に起つて来る税制改革によつて、水産業者はどの程度の負担をしなければならないかという問題に対する構想を聞きたいものであります。よつて善処ができ得るものであつたならば、諸君と一緒になつて、それに対する予備交渉を、委員会を通じてやることになつたならば、私は今後の水産行政、水産振興のために非常に大きなプラスになることと信じておるものであります。
また御説明の中に、別な方法によつて水産業者に対して恩典を與え得る方法があるような御意見があつたが、もしそれがあるなら、具体的にここに示していただきたい。その点をどうかあなた方も、その場限りの話でなく、具体的にその方法を説明していただくならば、われわれも、それとこれとを対比して初めて納得することもでき得るのである。
普通の場合の形で言えば、当然編網業者は自分の自己資金なり、あるいは借入資金で糸を買つて、ある程度の見本用の網もつくり、あるいは注文によつても受け得るような糸を持つておつて、水産業者から注文を受けて品物を渡して行くというのが、自由主義時代の取引の形であつたのですね。それに対して現在は、水産業者がもらつた切符の提示がなければ糸が買えない。
○福田(一)委員 これは先ほどから出ておる憲法上疑義があるという問題に関連すると思うのですが、一体石炭の問題について、こういうような災害が起きたならば、こういう措置を講ぜられるというなら、石炭以外の鉄鋼その他の銅、鉛、亜鉛というようなものを増産するために鉱毒が非常に流れ、そうして飲料水に困つた、あるいは魚がとれなくなつて、水産業者が非常に困つておるというような話も、全国には二、三例があるのであります