1954-05-19 第19回国会 衆議院 労働委員会 第24号
さりながら、日本の経済事情は、欧米のごとくただちに多額の投資によつて機械設備を一新するなどは、望み得ないことは御案内の通りであります。しかし、眼前の危機は一刻たりとも看過することは許されません。今日ほど、産業政策、労働政策の重要なるを痛感することはありません。
さりながら、日本の経済事情は、欧米のごとくただちに多額の投資によつて機械設備を一新するなどは、望み得ないことは御案内の通りであります。しかし、眼前の危機は一刻たりとも看過することは許されません。今日ほど、産業政策、労働政策の重要なるを痛感することはありません。
ただ、かりに表向きは別個の双務契約という形で一応正式に借り受けたということになつておつても、現実にはほとんど労務の提供だけであつて、機械、設備等については注文先の方が大体これを運行して行く、こういう状態はやはり排除されなければいけないというふうに考える次第でございます。
○小笠原国務大臣 山口さんの仰せの点はまことにごもつともでございまして、政府といたしましては、形に現れたものといたしましては、御承知のごとくに中小企業協同組合にわずかながら共同施設の補助をいたすとか、あるいは企業の診断をいたし、その診断に基いて指導をいたしまするとか、あるいは今度お出しいたしました中小企業金融公庫によりまして、長期の設備資金も御供給申し上げるとか、そういつたようなことによつて機械設備
従業員は現在約三千百五十名であつて、その過半数は、旧海軍工廠に勤務していた技術優秀な工員であり、従つて機械設備にも馴れており能率も非常に良好である。 終戰後、即ち日本軍隊の解散後における佐世保市は全く活気を失つた状態にあつたが、このS・S・Kの発足により救われたと言つて差支えない。従つてこの会社の浮沈は誠に重大である。