1954-12-03 第20回国会 衆議院 予算委員会 第2号
○保利国務大臣 確かに御指摘のような御批判は受けなければならぬかと思いますけれども、大体救農事業と申しましても、結局するに、被害農民にいかにして現金収入の道を与えるかということにあるわけでございますから、従つて林野関係の仕事で現金収入を得る道があれば、そういう地帯はそれに重点を置く。全然林野関係において仕事に均霑が得られないというところは、そういうところの救農小土木事業を起さなければならぬ。
○保利国務大臣 確かに御指摘のような御批判は受けなければならぬかと思いますけれども、大体救農事業と申しましても、結局するに、被害農民にいかにして現金収入の道を与えるかということにあるわけでございますから、従つて林野関係の仕事で現金収入を得る道があれば、そういう地帯はそれに重点を置く。全然林野関係において仕事に均霑が得られないというところは、そういうところの救農小土木事業を起さなければならぬ。
○柴田説明員 御指摘の通り保安林の問題は、特に予算のきゆうくつな際におきまして、森林所有者の国家、国民の義務といたしましても非常に重要な問題でございまして、従つて林野当局といたしましても、この問題についてはいろいろ整備の計画、これに対しまする管理の問題等を具体的に取進めておりますが、御指摘のように、実はこれが整備あるいは管理の強化を進めるということになりますと、何らかの方法によります補償の問題は当然検討
しかもその即納の資金は銀行融資にまつておるという話を聞くのでありますが、銀行融資は、現在市中銀行は短期融資でありますから、このような林野の払下げにあたつて、短期金融の銀行の融資によつて代金を即納するということは、これはとりもなおさずさつそく山を切るということにほかならないことでありますが、そういうような形において現在整備を取進める事務を運ぶことによつて——林野の希望するところは、払い下げた林野の集約利用
来年は各市町村長の選挙がありますが、この選挙の場合には、何十年先の林野の健全な育成ということよりも、当面の選挙に有利にこれらの問題を利用することの方が急であろうというように思われるのでありますが、そういうような条件から、どんどん木を切つて学校を建てるとか、いろいろな公営物を建てるというようなことで、町村に払い下げたことによつて林野は急激な荒廃の道をたどつておるというような状況でありますが、これに対して
なおその次には、最近におきまする国有林野の面積の推移を簡単に申上げたいのでありまするが、もうすでに従来も数回に亘つて林野の整備をいたして参つておるのでありまして、或いは御料林の時代におきましても、御料林について林野の整備を行われて参つたのでございまするが、終戦後におきましては、二十一年度から農地法の改正によりまする未墾地の買収として国有林野が組替えに決定いたしておりまするものが二十三万五千町歩、これはまあ
○委員長(石川清一君) それをお諮りをしようと思つたのですが、今見えておりませんが、丁度林野局関係が見えておるので、御希望によつて林野局関係を先にやつて、農地関係は出席を促して、あとでしよう、こういうように今考えております。
従つて林野行政を円滑にやるためには、むしろ私はこの際林野庁に新たに特別の部門を設置してやるべきじやないかというくらいにまで考えられるのでありまするが、今の御答弁によれば、次長が二人になつたのではやりようがないというようなふうに聞きとれたのであります。
従つて林野行政の実施機関として北海道にある営林局も農業水産と共にこの開発局に部として收めるのが適当ではないか。然らざれば到底理想的な総合開発の実現は期せられないと思う。
鬱閉度という言葉を使つておりますが、丁度太陽の光線が七〇%その草に当るように、三〇%程度の日蔭があつた場合の草生が一番量においても質においてもいいというような観点から、技術的な面から〇・三というところへ線を引きまして、放牧なり採草が行われておる土地であつて、〇・三以下の場合はれは牧野と認定をする、決定をするということに定義を決めたのでありまするが、併しこれは明らかに林野の場合はこれに該当しないのであつて、林野
從つて林野廰の定員に関する修正につきましては、二十四年度の予算に認められておる範囲まで定員を増加するに過ぎないものでありまして、実際問題といたしまして、予算に対しては何らの支障を來さないものと認められるのであります。從つて今日日本の山林が非常に荒廃いたしまして、前途が憂慮されております際であるだけに、是非実情を十分御理解頂きまして、皆さんの御賛成をお願いして止まない次第であります。
○大島政府委員 神社、佛閣、並木等の問題は、これは山林ではないのでありまして、從つて林野局の関係にはならないのであります。
從つて林野をお持ちになつておる方が、そのために造林を差し控えるというようなことのないようにして頂きたい、こう考えております。
申すまでもなく營林局、殊に營林署におります人々は、第一線にあつて林野の經營に當つておる人々であります。非常にその勞苦は激しいのであります。一日も早くこの凸凹を調整して頂きたい。これに對する御意見を伺います。