1954-11-18 第19回国会 衆議院 労働委員会 第45号
いつの場合でも、これはほとんど既成の事実であつて、暴力を行使するなどという考え方は、組合内部で非常に強く戒め合つておる問題なのです。暴力になつてよろしいという言い訳がつけば、いささかもかまわぬという乱暴な考え方は、組合自体の中に存在せぬわけです。
いつの場合でも、これはほとんど既成の事実であつて、暴力を行使するなどという考え方は、組合内部で非常に強く戒め合つておる問題なのです。暴力になつてよろしいという言い訳がつけば、いささかもかまわぬという乱暴な考え方は、組合自体の中に存在せぬわけです。
併し会社側がストライキ・ブレイカーを使つて暴力行為を用いてピケを破ることはいかんということははつきり通牒も言つているわけです。如何なる場合も使用者側が暴力行為の許されないことは、労働者側においても許されないことと全く同様であると思います。
だれが使つたつて、暴力は暴力、使用者がやつたつて暴力は暴力、そのような暴力の行われようとしたときに、これに防衛する行為は、普通の場合暴力とは言わないのであります。
従つて、暴力とは申されませんでしたが、強いピケツト・ラインの存在が、団結権を守る上において必要なんだというふうなお話がございました。あるいはそういうことがあるかもしれませんけれども、その理由のゆえをもつて、ピケツト・ラインが暴力を伴つてよろしいのであるというふうな解釈は、われわれとしては承認しかねるのでございます。
ただ、暴力が伴つて、暴力を用いてまで説得に応じない者の出入を拒否するというふうなことは、これは次官通牒にもありますように、行き過ぎであろうかと私は思います。
労働側が、争議目的自体は正当であるにかかわらず、使用者側の挑発に乗つて暴力的手段に出で、ために争議そのものにも惨敗し、組合は壊滅し、幾多の犠牲者まで出した事例は、決して少くないのでありまして、厳に戒心すべきであります。 次にピケツトについて申し上げます。
しかも、ああやつて相当の騒動になつて暴力が行われるようになつてから、なぜその席を動かなかつたかというと、男子議員の多くの人たちがあそこに殺到して結局身動きがならなかつたから、しかも暴力を加えられたので、議長のテーブルにしがみついていた、こういうふうなことも言われているのでありますが、さような状況であつたでありましようか、御説明を聞きたいと思います。
それでこの会社がこれは何か官庁の許可が要るような仕事らしいのですが、それを受けて、そこの場所へ建設工事を始めようとして取かかつたとたんに、これはずつと以前に本当の所有者があつたのだが、それが間違つてほかの人の土地になつたんだ、その間違つた人からその後順々に譲り受けられた土地なんだ、従つて君のほうは正式にそういう金を払つて買つたかも知れないが、実は所有権について疑義があるんだ、こういう申出によつて暴力的
これはあなた破防法の場合だつて暴力行為処罰法の場合だつて同じことなんです。こういうことを特に出して来るから余計いろいろなところに問題が起きて来る。それから、現にそれじやそういう組織を通じて以外のやつは絶対に問題にする必要がない、こんなことはあなた断定できないでしよう。それは数が少いとおつしやるかも知れんが、併し数が多いか少いかも余りはつきりしないのですよ。
〔委員長退席、加藤(精)委員長代 理着席〕 従いましてお伺いしたいと思いますことは、日本においても今回警察法の改正、いわゆる中央に権力を集中するような、緒方副総理が言う警察の一本化というような警察法の改正でもつて、国内におけも暴力革命の危険を防ぐ方がいいか、あるいはイギリスのように社会保障とかそういういろいろな国民の生活の安定をはかるような政策を行うことによつて、暴力革命を防ぐ方がいいか、これは
いもを食わしておつて、ガスを出すなという注文ができないと同様に、賭博をやらしておつて暴力を否定し、犯罪を否定したりするわけに行きません。そこで私は、併しやむにやまれずこの賭博行為の経過措置として、今極めて短時日の間であるけれども認めざるを得ない、こういう実情であると思う。而もこれは極めて短時日である。
○戸田説明員 非常に問題がデリケートになつて参りまして、むずかしいのでありますが、今の暴力を用いるものに対して、全然目をつむつて、暴力は許されないのだから、いかに暴力を振われ、自分たちの人権が蹂躪されても黙つておれというようなことまで申し上げているのでございませんので、その場合に、暴力に対してこれを阻止するという程度のものは、暴力と解釈すべきではないのではないか。
従つて、暴力であるから、それを阻止する場合は、全部暴力じやないのだというふうな解釈のようにとられますと、これはまた解釈が違つて参ります。
現実に起つておる事件をとめてもらうということにつきましては、アメリカが介入して、アメリカの斡旋によつて暴力行為はやめるようにしてもらいたい、漁業協約そのものの内容については、実はアメリカの指図は全然受けたくない、これは日本と韓国との両国の間において正しく話合を進めて頂くというのが漁業者の強い声でありますので、そのことを一つ重ねて陳情申上げる次第でございます。
併し五名連れて行つて、暴力的にやられた場合に市警としての面目の丸潰れではないか、こういうような解釈が成立つとするなら、当初からこれは暴力的な意味を考えて行かれた、こういうふうに解釈せざるを得んのですが、その点はそういうふうに最初からこれは力で向うは抵抗して来るからというので、向うに勝つだけの力を持つて行かれたと、こういうふうに解釈していいですか。
従つて、暴力あるいはそれ以上のいわゆる刑事的な行為がありました場合、それすらも争議中はいかんともしがたいということにはならないのでございます。ただ、今委員長が言われましたお心持はよくわかるのであります。そこでもし検察当局が間違つて、そういうことを濫用するということがたび重なつて行われるということになりますれば、やはりこれは大きく取上げて問題になるかと存じます。
有名新聞の人が、中村は暴力を振つているといつて投書が来ておるとぼくに聞きに来たときも、そうではない、あの人はぼくを助けたのであつて、暴力を振つておらない、それはそのとき踏んづけられたぼくが証明すると有名新聞の記者に言つておる。そこでぼくはあなたに感謝している。あなたは終始冷静であつたと思つている。
従つて暴力行為のときも同じような問題が出るわけでございます。現場において群がつてという感じをこの衆という言葉で出しました。従つて選挙違反というのはこれに入つて来ないというふうにわれわれは考えておるわけであります。
たびたびこれは申し上げておるのでございますが、一つの県のみならず、二つの県、三つの県にまたがつて暴力主義的破壊活動が起つた場合に、それじや府県同士で、たとえば君の方から応援に来てくれ、いやぼくの方にも起りそうだから大事をとつて行かれない、こういうような場合に、先ほど申し上げた第六条に限定されたこれは国の治安の題問だから、Bの県へ言つてくれ、こういうふうにして始末をつけたい。
○岡本愛祐君 次ぎに治安の問題で若干お尋ねをいたしますが、朝日新聞の報道等によりますと右翼団体で暴力を企むものがある、再軍備論によつて暴力的な動きがあるということを二月十七日の朝日の夕刊は報じておる、政府のほうもこれを調査して再軍備反対の政府委員を暗殺するとかというようなこともあるので、取調中だというようなことが出ておるのでありますが、それはどういうふうになつておりますか。
(拍手)かつて、わが国の労働運動を少数の指導者によつて暴力的に牛耳つておつた共産党は、今日衆議院にその議席を有せず、組合の指導的分子はその表面から消えたようでありますが、有力なる組合の一部においては、なお極左分子が新しき衣を着て国際自由労連べの参加を拒否し、一部の全国的争議に見られるがごとき巧妙なる闘争戦術を展開し、ときには年中行事のごとき交渉、ストライキを続行しつつあることは、われわれ国民ととも遺憾千万
破防法案を上程するということについて野党側の反対があるということも、これは止むを得ないことではあるけれども、併しその反対の意思を表示するに当つて暴力を用いるようなことがあつてはならない、若しそうであるとするならば、参議院の立場、即ち大きく言えば国会としての立場を全然滅却してしまうことになる、すでにこの破防法案の上程が遅れて来たがために世論ごうごうたるものがある、そして参議院が非常な批判の的になつておるということも
○重盛壽治君 労政局長でいいと思うのですが、神奈川県に神奈川カーボンという工場があつて、それがストに入つております、そのストに対して、資本家側は、いわゆるスト破りをさせるために暴力団々雇つて、暴力行為によつてスト破りをやつておるということでありますので、これをこの労働委員会で取上げて、調査してもらいたいという要請があつたのですが、私が期間がなくて、正式に委員長のほうに通告しておかなかつたのですが、そういう