1954-03-25 第19回国会 参議院 予算委員会第三分科会 第2号
そこでこの二十五億の予算の内容をいろいろ承わつておるのでありますが、普通局において僅かに羽田のターミナルにおけるところの局舎一局だけ、あとは全部継続工事であつて、新規事業は殆んどない、こういうお粗末な状況であります。これでは私たち国民の側から考えてみましても、大事な証拠書類を預る、貯金、保険、現金までも預つておる郵便局であります。その他重要な信書、秘密を要するところの信書を預る局であります。
そこでこの二十五億の予算の内容をいろいろ承わつておるのでありますが、普通局において僅かに羽田のターミナルにおけるところの局舎一局だけ、あとは全部継続工事であつて、新規事業は殆んどない、こういうお粗末な状況であります。これでは私たち国民の側から考えてみましても、大事な証拠書類を預る、貯金、保険、現金までも預つておる郵便局であります。その他重要な信書、秘密を要するところの信書を預る局であります。
従つて新規事業をどういう工合に処理するかということは今重要な問題であろうと思いますが、これについて公益委員会は今後どういう態度で臨まれようとしておるか、これを明らかにせられたいと思います。
地方財政法十三條によつて新規事業をやつたら、地方に経費がかかるものは国がその財源措置をしなければならんとあるのに、百九億削られておる。百九億まるまる削られなければならん問題はありませんよ。大幅に百九億も削つた以上は不安定な状態です。どこに入つておるのですか。
事業公債によつて新規事業を起すということは、必ずしも赤字公債ではない、從つてどの程度に事業公債を発行し得るかという問題についても相当考慮をしたのでありますが、御承知の通り現在の國鉄の会計をもつてしては、これが事業公債であろうとも、利益をもつてその公債の利子を支弁するだけの見透しがつかない。