1954-12-03 第20回国会 衆議院 予算委員会 第2号
○今澄委員 仮定の問題ではなくして、あなたの今答弁いたされましたいろいろな場合を考えて、その意義づけを三つにわけて質問したのであつて、政界引退もなさろうという総理でありますから、われわれ野党の質問に対して、物事のけじめのはつきりするような、ひとつ冷静な態度で私は御答弁願いたいと思います。
○今澄委員 仮定の問題ではなくして、あなたの今答弁いたされましたいろいろな場合を考えて、その意義づけを三つにわけて質問したのであつて、政界引退もなさろうという総理でありますから、われわれ野党の質問に対して、物事のけじめのはつきりするような、ひとつ冷静な態度で私は御答弁願いたいと思います。
立つのではないか、この必要のために解散もあるのだ、いわゆる主権者というものは国民なんだ、その主権を行うのはどこであるかといえば、総選挙以外に主権を実行するものはない、それをその一つの部局がその大任をみずから当るというような考え方が、もし仮にもあつたとすれば、私はこれは非常に望外のいわゆる希望を持つたものと思うのでありますが、検察陣はあくまで冷静に、いわゆる眼前に現われ来つたところの問題に忠実であつて、政界
またもし国民の期待が検察の活動に対して、あるいはその決定によつて政界の粛正というものが幾らかでも達せられるのではなかろうかという期待をお持ちになつたといたしまするならば、その点も検察の本来の使命というものについて十分な御理解を願えなかつたのではないかと思うのであります。
従つて政界の粛正ということをするためには、この種の事件は徹底的に追究して行こう、これが検察庁の意図であると私は思う。こまかいものはそれぞれ相当の取調べを受けて参りました。それについては国民も一応納得しておると思う。しかし検察は呑舟の魚を免れしめて、いたずらに細鱗に網するということは邪道である。
○福田(繁)委員 これだけの国費を使つて、政界粛正のためあくまで徹底的に悪いうみをお出しになられるというそのお気持は、私心から敬服いたすものであります。新聞で見ましてでも、御承知の通りに検察当局は非常に御苦心をされて、まつたく涙ぐましいほどの御努力を払つておられると私は聞いておるのであります。
今ここに副総理がおいでになりましたので、総理の代理として来られたに相違ないと思うのですが、副総理に御質問になつて、(「政界再編成で忙しくて」と呼ぶ者あり)そうして解決のつく分はつける。それでどうしても副総理でいけないということであるならば日を改めて総理の出席を煩わすほかないと思います。
そういたしますと、或いは一部がこれに参加するという形になりまして、却つて政界の混乱を来す虞れなしとしない。
○三輪貞治君 特に昨日の段階において、或いは一昨日の段階において特に政局不安定であると御認識になつて政界の再編成、保守合同の挙に出でられたその真意をここではつきりとお明かしを願いたいと思います。
従つて政界は徹底的に再編成をし、徹底的に粛正せぬことには、自衛隊などむしろ持たぬ方が安全じやないかと思うのであります。しかし自衛隊を強化する以上は、この点についてよほどしつかりした覚悟を持つておられぬと、たいへんなことになると思うのでありますが、この点に対する政府の覚悟いかん、この問題であります。
○国務大臣(吉田茂君) これはお答えをするのに余りに単純な問題であつて、誰も国会において頭数が揃つたからといつて政界安定なりという人はないだろうと思います。問題は国会内の問題でありますが、同時に国民一般の問題であります。国民の同調を得ない限りは、国民の理解を得ない限りは、政界は安定しないと申すことは当然であるであろうと思います。
そういたしますと、すでにそうしたことは国民の希望にもなつておつて、政界が大きくそうした粛正に乗り出して行くということを待ち望んでおると見られるのにもかかわらず、これをやめたということになりますと、いわゆる臭い物に蓋というふうな印象しか与えないのでありまして、新聞、ラジオ等でそう言われたから、それでやるというわけではなく、本旨は矢嶋君のおつしやつた通りでありますけれども、特にそうした印象を与えるということをここに
全貌が明らかになりましたならば、仮借なき法律の発動によつて、政界を明朗にするように一段の努力をお願いするものでございます。 次に、いろいろ質問したい点がたくさんございますが、予定の時間も来ておりますので、ただ一点だけ木村保安庁長官に質問をして、私の質問を大体終りたいと思います。 防衛力の五箇年計画の問題でございますが、わが党の武藤委員の質問に対しては、二十九年度の計画を明らかにされました。
曾て又、床次竹二郎氏が政権の夢を追つて政界を夢遊病者のようにさまよつたときを髣髴とさせるものがあつてひとしお、その感を深くいたします。而も民族の命運をかけた憲法改正の問題がその具に供されているのを見るときに、断じて看過できないのであります。首相は今後、このような非近代的なやり方で多数派工作を繰返し、憲法を改正し、再軍備するつもりであるのか。このような方法が政局安定の最善の策とお心得になつているか。
われわれの手元にこういう脅迫じみたものが参つておりまして、もしこれがこのまま救われないでいるならば、同類の系統を持つものについては非常にたくさんある、その金額は大体三百億くらいに上るだろう、これがこげつきになつて経済恐慌を来すであろう、さらに政治献金は一億五、六千万円党主脳部約八十名に出している、これを暴露することによつて、政界に一大疑獄図を展開するであろうということが、実は書いてあるわけであります
池田元蔵相喚問か、大阪日日には、陰に自由党の大物という見出しがあり、なお産業経済には、ぼくが現地調査の動議を出し、自由党員の出そろう前に電撃的に可決してしまつたので、山口喜久一郎氏や河合良成氏が走りまわつたりしていたから、私は不敏にしてそういうことを事実は知りませんが、相当の多くの犠牲が出るであろうとうわさされている、こういつたような記事が載つていたのでありますが、それにつきまして、さらに、この問題によつて政界
それに附加えて、特になぜこれを私は申すかと申しますると、なおそれ以外に今日自由党内における、あなたの政党内におけるところのいわゆる民同派の動きによつて政界の不安ということがまあ非常に伝えられておるのでありますが、それにもやはりこの再軍備の問題がからみついておる。
命脈の盡きている内閣は、総辞職すべきか、解散すべきか、どちら一つの方法を選ぶべきであつて、政界の常道から行けば解散すべきである、その際解散の理由は、につちもさつちも行かぬから解散ということがよかろうと、教えておるのであります。(拍手)さすがは、死の一歩手前まで行きながら、強固な意思と熱情とをもつて勇敢に病気と闘い、政界に復帰して最後の奉公を熱願されている先輩の声やよし。
○国務大臣(吉田茂君) 御意見によると自由党が絶対多数を持つておるから道義が頽廃したというようなふうに聞えるのでありますが、私は自由党が絶対多数を取ることによつて政界は安定し、政情が安定する。
よつて政界粛正と政界に対する国民的不信用を防止する一つの過程として、その疑惑の真相を徹底的に究明して、疑惑を解くことに重点を置かれておつたのであります。しかして以上の目的を達するために、今日まで十四人の証人を喚問いたしたのでありますが、その証言によつて、はたして政界に対する深き疑惑が完全に解けたであろうか。
○井手委員 そうしますと、雑談のときにあなたがこれを否定したという言葉が誤り伝えられたばかりでなしに、逆にあなたが四億円のリベートによつて政界のスキヤンダルをなしておるという大きな問題として発展したのでありますから、その雑談のときの状況等を十分ひとつ今後あなたは記憶をたどられて、部内のことでありますから、計画的にそういうふうな調査もおそらくできると思う。
従つて政界の要職にという文字を削るということは、そういうことを削るということは、この国民の期待するところに応えないことになるから、この点は絶対に反対をいたすわけであります。