1954-12-06 第20回国会 衆議院 運輸委員会 第2号
調達庁がこの種の海上事故を処理し得ます範囲と申しますと、行政協定十八条に定められました日本国において駐留軍の行為によつて損害を受けたものという前提がございます。従いまして日本領海外に生じましたこの種の海上事故に関しましては、これを外交交渉として外務省で扱つていただくということになつております。
調達庁がこの種の海上事故を処理し得ます範囲と申しますと、行政協定十八条に定められました日本国において駐留軍の行為によつて損害を受けたものという前提がございます。従いまして日本領海外に生じましたこの種の海上事故に関しましては、これを外交交渉として外務省で扱つていただくということになつております。
両院のそれぞれの委員会におきまして問題になりました点は、結局客観的な資料を使つて損害の評価を合理化しようという考え方でございます。結局現在の段階におきましては、作物報告事務所の資料をどうこれに利用するかという点でございます。この問題につきましては、両院とも町村段階で査定のできるようにしろという強い要求があるわけでありますが、資料の関係でなかなかそこまでは参りかねるのではないかと思います。
そこで、共済の場合は損害評価は非常な難点になるから、その損害評価を適正に導くために、個々の農家についての損害評価というような面倒なことは省きまして、すべてを集団的に取扱つて、損害評価の場合も、或る村で全体としてどれだけ減つたかというようなものを調査いたしまして、それを一つの損害評価の基準の尺度にしてみたいというのが調査の一つの基準になつております。
○千田正君 それでその問題に関係して非常に我々がここで論じておる問題は、今皆さんのお話を承わつて、結論としては、この間接、直接というような問題よりも、相手広範囲に亘つて損害賠償の請求をすべきであるという結論に到達しておるようでありますが、アメリカ側では間接とか直接とか言わずに、とにかく一つかみに一応これだけの金を渡すから日本で十分適当に処分してもらいたい、処置してもらいたい、早く言えばつかみ金を渡すからこれでまあ
そこで若しできるとすればこの危険海域の設定をされた場合には、私としては迂回しなくてはならないから油代を出せということを国の機関を通じてアメリカに要求して行かないと、あとになつて損害賠償と言いましても、今度のように六百万ドルが二百万ドルになるのだからあれですが、そういうようなことについて何か適切な合法的な途というものがあるかないか、ちよつと伺いたい。
というのが確定することはできないけれどもあり得るという意味での損害賠償でしたら、国際法上はそれは算定しておりませんので、国際法上は確実に確かめ得る範囲それから確実に確かめた範囲でも相当因果関係がない、死の灰を被れば普通の人でも気が狂うということならば、これは相当因果関係がありますが、通常の人ならばそこまでは行かない、併しその人が特に神経過敏であるとか、或いは特に病気であつたとか、個人的な事情によつて損害
問題がもう少し落ちつくまでは足を遠去かろうというのが、これは人間というものはデマでもそういう事件が起りますと、みなそういう用心をする人が多いから、さような結果からそういうことが起つているのかと思いますが、これに対してあなたはただ警察のことだからといつて依頼されたので、そういうような事実は、自分は非常な違法の企てをここでやるとは知らなかつたのであるから、警察というものはいわゆる自分をだましたのだ、従つて損害賠償
遅れることによつて損害を生ずるというようなことが考えられたのか。そのへんの具体的な内容も伺いたいことと、今鈴木さんが協定書の覚書を読まれたうちに、第三者に損害を与える虞れがある場合には搬出してもいいのだというように私は鈴木さんの読まれた中からは解釈したんですが、そうするとどうも協定違反でないような感じを私受けますが、その点についての柳さんの明確なお答えを頂きたい。
そういう約束を守らぬ場合においては、当然この規定によつて損害賠償の請求ができる、こう思うのですが、河川局の植田さんのお考えはいかがですか。
でこの経済混乱の時期にこういう不慮の事態によつて損害を受けているわけですし、従つてどうしても日本の産業上からいきましても、又国民生活の上からいきましても、国としてもできるだけの措置は講じなければならん。
○小澤国務大臣 年々、ちようど終戦後だけでも災害によつて損害を生じましたのが二千五百億になつております。年々二千五百億というような大きな災害が、ひいては日本の復興に非常な妨害を来しておることは申すまでもないのであります。従つて、少くともお互いが一日もすみやかに復興したいというならば、まず日本から災害をなくすることが一番理想的であると思うのであります。
そうなるというと、勿論、先般以来安藤国務大臣及び岡崎外務大臣の我々に対する御説明によるというと、協力を惜しまないということは、いわゆる自由国家群の一員としての意味であつて、損害に対しては飽くまでこれは要求すると、これは御尤もだと思いますが、安全保障条約という面から言うと、やはり日米間のそうした問題は、将来これは条約において取極めるという方向に向つて行くのじやないだろうか、こういう点が考えられまするが
これに対する問題としては、非常にちつぽけな敦賀市内におきましても、昨年の十二月までに、煙害によつて損害を受けたところの農村の昨年の被害の弁償その他に対しましても、当時委員会等も設けまして、市並びに地方事務所長等が入つて妥結いたしました。
すなわち補償の実情は、従来犠牲者の名をもつて呼ばれている通り、単なる損失補償であつて、損害に対する埋合せ的補償という姑息なる方法から一歩も脱していない。さらに最も遺憾とすることは、一時的に金銭を支払うものが大部分であつて、真に被補償者の生活再建の基盤と長期にわたつて償おうとする積極的な総合施策が立てられていないことであります。
○説明員(藤波良雄君) 今のお話でございますが、我々の手許に参つております内容は、補償してくれと書いてございますが、現実にそういう雨が降つて損害があれば、これは当然補償しなければならんわけでございまするが、使用料ということになりますと、あれが専用路であつたか、どうかということで一つは問題ですが、図面で見ますと、一般のほかの公有の排水路も同時に水が流れ込んでおるわけです。
併しながら前の国会においても申しました通り、補償等の点については、つまり日本側がこれによつて損害を受ける場合においては、この損害は適当に補償さるべきものであつて、この点については国会の発言において明らかにしております。要するにむしろ消極的な、実験禁止ということについて日本政府がそちらのほうに向つてやるつもりはないということを申したのであります。
一つはいわゆる危険区域設定の何と申しますか、国際法上の性格といいますか……の問題でありますが危険区域それ自体の内容がどうこうということも実はよく承知しないのですが、例えばその区域には入つちやいかんという禁止を含めての危険区域か、或いはこの区域に入つて損害を受けてもこれは知らんぞという、こういう意味なのか、或いは単なる注意をする程度で爾余の問題は又別な当局との交渉の対象になるという意味の危険区域か、内容
勿論そのことは決して日本がそれによつて損害を受けることを承認するとか、甘受するとかいうことにはなりませんけれども、この実験そのものはできるだけこれを好意的に見てやろうじやないかという趣旨で申されたのであろうと存じます。又我々事務当局もそういう趣旨でそのことを解釈いたしております。
従つて損害賠償はしようという態度に出て来ておる、併し直接損害についての範囲、従つてその額になりますね、それがまだきまらないのです。
○鍛冶委員 そこで訴訟をやるときに考えますが、なるほど利害関係があれば、この法律によつてこれこれの処分を受けてこれこれの損害を受けた、これこれの利益を受けるべきものが受けられなくなつた、こういうことになると、それはこの法令は憲法違反であるから、そういう損害を受けさせたことは不当だ、従つて損害を救済してやらなきやならぬとか、処分を取消さなければならぬということになるから、主文に現われないで大体理由に現
ただ私どもが素人で考えておることは、毎年何百億というような災害復旧費を補正予算で出す、そうして何千億の災害というものが日本の全般に亙つて損害をこうむつてしまつてから騒ぐということは余り気のきいたことじやないじやないか。
ただこの機会に希望を申添えなければならないのは、今社会党の諸君からも強く希望を述べられましたように、是非ともこの施設の使用によつて損害をこうむつた者に対する損失の補償については極力誠意を以て速かにこれを解決する。この点を強く要望いたしまして賛成申上げます。