1954-12-17 第21回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
ただ非常に事新しくすぐにでもアメリカと手を切つて、援助を打切つて自立されるのなら、かように考えたわけであります。 次に日本の防衛の主力をどこに置かれるか。陸海空とありますが、陸上防衛をあまり偏重することは、辻君のいわゆる対米に片寄るんじやないかと思います。むしろ日本の防衛の主眼は海と空に力点を置くべきじやないか、私はかように考えますが、新長官の御見解を承つておきたい。
ただ非常に事新しくすぐにでもアメリカと手を切つて、援助を打切つて自立されるのなら、かように考えたわけであります。 次に日本の防衛の主力をどこに置かれるか。陸海空とありますが、陸上防衛をあまり偏重することは、辻君のいわゆる対米に片寄るんじやないかと思います。むしろ日本の防衛の主眼は海と空に力点を置くべきじやないか、私はかように考えますが、新長官の御見解を承つておきたい。
その要旨は御承知と思いますが、生活保護法によつて現在援助を受けておりまする家庭の児童につきましては教育扶助というものがございまして、それによつて援助を受けるということはこれは当然でございますが、なおまだ教育扶助の趣旨が徹底しておらないという向きがございますので、それらにつきまして十分関係の教育委員会は生活保護法による教育扶助の趣旨の徹底について努力してもらいたいという点が第一点でございます。
○相馬助治君 私はここで近藤管理局長と、厚生省の保護課長にお尋ねしたいのですが、さつき委員長は三人の参考人に質問があるかということで、今その段階であると思うので、ここで話をやめますが、許されれば、私は現実に問題が出たところで近藤管理局長並びに保護課長の見解を承わり、そして特殊な地域における特殊な状態に対して、政府は将来どういうふうにして一元化して行つて援助の効を上げる気持になつているかということを尋
アメリカがそのスイツチを切つて、援助しなかつたら、三箇月で手が上つてしまう、動きのとれない軍隊になる。自転車なりデイーゼル・エンジンならば、そこに一つの方法がある。そういう面から、将来でなしに、今ただちに検討しなければならない。国民の自衛隊に対するいろいろの不安というものは、あくまでアメリカに対して従属したところのものであるというところに不安があるのであります。
今長官のおつしやるように、向うの政府の方でも非常に乗気になつて援助をする、そうしてこちらの方からも平野さんが行き、また今外務大臣が行つてやつておる。将来は当然ひとつこれは国のりつぱな政策として打出して、推進して行くということはもちろんだと思います。ただ今日その第一歩を踏み出すとき、すでにこれがもやもやして不愉快な空気が出るというようなことでは、私は好ましくないと思う。
それは根本において誤つておるのであつて、援助でなくても救済は債務としてもそれは免除してもらうというような見地から、この債務問題は基本的なそういう考えでやつてもらいたいと思うのですが、この点に関する政府の従来からの態度は、これは財政法的に或いは憲法的に言えば、まだ国会の承認を得てないから債務じやない、併し実は債務だと心得る、この態度だけで、そういう形式的な法律論だけでやつて来られた結果、どうもこの交渉
○庄司委員 アメリカ国自身も相当良心に反しておることであると思いますが、主張すべき権利の点は一歩も仮借なく、単に直接の損害だけではなく、不幸にして長い将来、患者になられた御諸君が働けないのでありますから、従つてその家族の保護は一応さしあたりは生活保護法によつて援助するか、あるいは船主の方において援助するかはわかりませんが、家族の生活援護の面は厚生省はどういう対策をとられておるか、お伺いをしたいのであります
その線に沿つて陸は陸の兵器類を、海は艦船を、空は航空機等を、MSAその他によつて援助を受けたいということでありまして、海についても事前にいろいろいわゆる非公式な資料をもらう意味の話合いは相当にやりまして、十七隻という案を立てたわけであり通す。
それから逆に過剰農産物をこちらが買つて援助した。そうすると、これは御破算なんだ。そうすると、あと、その処置は実はこつちに任してもらつてもいいと思うのですが、これを紐付けされるというのはちよつとおかしいと私は思うのですがね。これを紐付けされて、あれに使つちやいかん、これに使つちやいかんと言うことが、どうも私は解せんのですが、この点一つ割切れるようにお話願えないでしようか。
併し差当りの問題としてアメリカからMSA協定によつて援助を受ける装備のうちで、高度の秘密件のあるものをこれを保護して行こうじやないか、これが日本の自立態勢を整える上に最も必要であるという観点からして、この法案ができておるということに御了解願いたいのであります。
だからガリオアと言えば、言うまでもなくこれは占領地救済資金でありまして、これによつて援助された物資は、通常の貿易による輸入ではないはずであります。先にも述べましたように、国会が感謝決議を行なつたのは、率直に申して、これを債務の伴わざる純粋の援助だと考えたからであることに間違いはありません。
緊急事態の場合、あるいは援助の要求があつて援助に行つた、これも都道府県の公安委員会からの要求があつて行つた場合であります。従いましてただいま仰せになるような御心配はないと思います。
ということは、アメリカから砲弾を千発、これは援助して仏印にやるという場合に、日本の武器製造業者がもう千発だけ追加して送るというとき、これはアメリカの援助によつて、援助物資として日本で調達されたものであるか、それとも日本の軍需業者が、自分のところの資材で以てこしらえたやつを納めたものであるかというところの見分けといろものは付くことになつていますか、どこかで……。これは余りにでき過ぎる。
そのときの車忠で日本がどういう事情で断りますか、今後は自衛力は自分でやるんで、アメリカその他の国の援助を受けませんという場合と、それから一切防衛力を増強することをやめまして、従つて援助は勿論要りません、こういう場合とは違うだろうと思います。
その場合に、またそういう場合にこそひとつ利用したいと思つて援助もし、育成もしております日本の、軍隊と申しません、今日は保安隊、自衛隊でありますが、こういうふうなものを何とか利用することについて申入れが、今日はなくとも明日、あるいは明後日には十分あり得ると思う。
アメリカはアメリカ側としてやる、日本は日本でやろう、その対象が、日本政府がアメリカの大衆を対象にして公衆に周知させる方法をとるか、アメリカが日本の大衆を対象にするか、ここらはわかりませんが、現実の問題としてはアメリカはアメリカで、日本は日本でこの実施状態、日本は従つて援助を受けたものについての実施状態を説明します。アメリカは援助を与えているものについての実施状態を説明するということになります。
○政府委員(下田武三君) この後段はアメリカ政府がこの協定に従つて援助を与えようとする場合の枠でございまして、一番主たる狙いは、援助すると言つても年々の予算の額からしてきめられているものでありまして、そのアメリカとしては制約を受けるぞということを念のためにここで謳うのが狙いだと思います。
つまり日本が例えばその武器を受けて、今度矛を逆しまにしてアメリカを撃つというようなことであれば、それはとてもアメリカとして援助しないのは当り前で、日本が世界平和を念願して、この防御力を自衛のために使い、そして日本の安全を確保するということに使われるならば、これは取りも直さず極東の平和を保つことであり、アメリカの安全を保つことであるからということになつて援助が来るのでありまして、併しそれは決してアメリカ
要するに自由世界の防衛力の発展の維持にも寄与するということは、あの文句でありますから、これを確かめましたところが、これは何も人力を以てするとか或いは日本の設備を以てするという生の人力や設備を持つて行つて援助するというのではなくて、こういう人力や設備、資源の許す範囲内においてできるだけのことをするというので、例えば早く言えば、域外買付に応じて品物を供給する、こういうような趣旨のことと了解いたしておりまするので
即ちそれに基く行動はできないということを総則は答弁しているのですから、だからMSA協出定によつて、援助によつて充実されて来るであろう自衛隊によつて自衛の戦いができる、而もそれは吉田総理としては見解は全然変つていないというあなたの、吉田総理ここにおいでになつていれば非常に都合いいのですが、おいで願われないから、あなたに伺つておるわけですが、少し言葉が過ぎやしませんか。
ユーゴにはないようでありますが、これはユーゴにはユーゴの考えがあるんでしようが、これはMSAの規定を調べまして、その規定によつて援助を受けるのでありまして、やはり一般的に言えば、要らなくなれば返すということは承認しておるものと思います。 それから顧問団につきましては、数については政府の内部でも、例えば大蔵省はできるだけ費用の点から人が少いほうがいい、これは当然のことであります。
今ここに、工業を助成し、その他本邦の経済力の増強に資するため云々という法律がある以上は、国民は、おれたちの工業面も、おれたちの経済面も、ひとつこの特別会計によつて援助を受けたいという望みを持つに至るであろうことは当然であります。これは読んで字の通りの判断をして来るでありましよう。
これはどこの国でもこういう相互協定をやつて、いわゆるMSA協定によつて援助を受けているのであるが、それを属国的になつたと言われるのは間違いであつて、われわれは完全な独立国であるから、向うからの力を利用し得るときは利用したらいいと思う。