1954-06-01 第19回国会 参議院 地方行政委員会 第48号
○秋山長造君 その点は実際問題は便宜なり都合の問題ですが、先般来の小坂大臣なり斎藤長官の御答弁では、国務大臣を国家公安委員長にしたけれども、これはそうその点に重点はないので、大した問題じやないので、要するに連絡機関に過ぎないのだ、連絡に過ぎないのだというような御説明だつたのですが、今の斎藤長官のお話によると、単なる連絡では困るので、やはり常時警察の内部に入つて指図をしてもらわなければどうもうまく行かないのだというようなお
○秋山長造君 その点は実際問題は便宜なり都合の問題ですが、先般来の小坂大臣なり斎藤長官の御答弁では、国務大臣を国家公安委員長にしたけれども、これはそうその点に重点はないので、大した問題じやないので、要するに連絡機関に過ぎないのだ、連絡に過ぎないのだというような御説明だつたのですが、今の斎藤長官のお話によると、単なる連絡では困るので、やはり常時警察の内部に入つて指図をしてもらわなければどうもうまく行かないのだというようなお
従つて指図がましいことを言うことはあり得ない。ただ教育について最後に一言大臣から一つ立つて話をしてくれと、こういうことがありました。私は山口県日記には触れませんが、どうぞ義務教育の学校を預つておられる、関係しておられるかたがたは子供に偏つた教育をすることのないようにして頂きたいと思うと、こういう意味の話を十五分か二十分しました。
それからもう一つはつきりいたしました点は、併しながらその場合でも防衛計画をどうするかということは、アメリカによつて指図されないで日本みずからがきめる、これは総理が今はつきり言われたところでありまして私どもそれは当然のことだと考えますが、その点につきましてはかねがね国民もどうもはつきりしておらなかつた。
ただ政府といたしまして、個人の企業がどういうふうな歩み方をするかというその個人の企業の内部の問題に立入つて指図をするということは、現在私どもの建前としてやつておりません。
が成立の後において、旧軍機保護法時代のように、警視庁から各新聞社に向つて記事の取扱についての指図が連日通達されて、一年に七千件にも及ぶということが許されることになるのじやないかという心配があるという質疑をしたことに対して、法務総裁はそういうことは絶対に許されないというようにお答えになつておつたのですが、併し今朝のこの日本タイムスの非常に深い憂慮というものを見ますと、やはり政府の方面から新聞社に向つて指図
然らば政府としてその間に国論を統一すべきではないか、調整すべきではないかというような御越意でありますが、これは常に申しておるように、国民の言論は自由であるべきであり、国民の希望するところ、要望するところは極く卒直に述べる、政府はその希望する国民の輿論の帰趨を見て、そうして行動すべきものであつて、政府が統制をしたり、制肘をしたり、こうしろああしろと言つて指図するのは、これは民主政治の精神ではないと思うのであります
こういうばかげたことまであの覚書によつて指図されるというならば、すベて問題に日本政府がやるのではなくして、こういうふうな乱暴な処置がすベて向う側の責任であるかのような問題に、発展してしまうと思うのでありますが、その点はどういうふうにお考えになりますか。