1971-03-05 第65回国会 衆議院 法務委員会 第8号
第十三条のほうは、執行官になりましてから退職された方の恩給についての規定でございまして、これは「恩給法の例によつて、恩給を受ける。」ということになっておりまして、実質におきましては、内容的には前後同一性を持っているわけでございます。
第十三条のほうは、執行官になりましてから退職された方の恩給についての規定でございまして、これは「恩給法の例によつて、恩給を受ける。」ということになっておりまして、実質におきましては、内容的には前後同一性を持っているわけでございます。
○中田吉雄君 そうでなしに、国家予算においては、本年度の国の行政規模、行政水準を今のようにしたつて、恩給は幾らふえるというようなことで、大体八百億とか一千億、きちつと計算されて出るのです。それは一体どのくらいふえるのですか。費目別……。
すなわち、われわれは、旧軍人恩給は恩給法で律すべきでなく、社会保障によるべきだとさきに主張いたしましたが、かりに一歩譲つて恩給法によって律するならば、文官または警察、監獄職員と同様の取扱いをなぜしないのか。憲法第十四条に、国民はすべて法のもとに平等であらねばならぬと規定されておりまするが、旧軍人恩給は文官恩給に比して約三割減であります。
○平井委員 予算はほとんどふやすというようなことがなくして行けると思うのは、御承知のごとく三十年度において退職をするとかあるいは死亡するとかいう人に限つて恩給が加算されて行くのでありまして、大体そういうことがほとんどないというように考えましたので、政府の予算としてはほとんど影響はないと私どもは考えております。
そこでそのうちの第一の問題は、恩給改訂に関する請願という問題でございまして、この趣旨は二十九年一月一日以降から一般の公務員に対しましては、元の給与ベース一万三千円が一万五千円に上りまして、それによつて支給せられておるのでありまするが、恩給におきましては依然として元の一万三千円ベースを基準にした仮定俸給によつて恩給が支給せられておる、現在の公務員が一万五千円ベースで支給せられておる。
それから五十号のものは八万三千円、それから七十号のものが十八万三千七百円、これが現職者のベース改訂に伴つて恩給の改訂措置がとられないために受けております最近の退職者の不利益であります。この恩給額の改訂の問題はかように見て参りますというと、古くやめた人にも新らしくやめた人にも共通の問題でありまして、十分これは考えてやらなければならんことだと思います。
従つて恩給は公務であろうとありますまいともつきます。軍人におきましてもつきます。これは恩給は武官の場合は十二年、文官の場合は十七年を以て恩給がつきます。その恩給のついた人が亡くなりました場合には、扶助料というものは当然ついて来る。この考え方は軍人でも、元の軍人でも普通の文官でも同様であります。
従つて恩給がないものとして考えて退職金制度を確立しませんと、将来において停年制をしくときに支障を来すと考えて、この問題をも合理化審議会に提案したのであります。合理化審議会におきましても一応われわれの意見をお取上げになつて、停年制実施についても論議していただいたのでありますけれども、鉄道と専売は停年制の必要がない、こういう主張がありました。
また、現在北海道におきましては、各地において、遺族が公務扶助料、弔慰金等の一部を出し合つて大体一億三千万円ぐらいによつて恩給金庫式のものを設立して遺族国債を現金化し得る道を開きたいという話がありましたが、一つの検討すべき問題としてこの際御報告いたしておきます。
又後段の問に対しまして、「行政分離後日本政府に採用された職員で、奄美復帰前の在職年数が通算されないのは、復帰前は、雇用人であつて恩給法上の公務員に該当しなかつたが、その後になつて恩給法上の公務員に移り変つた者も相当含まれていて、これらの実態が今日未だ十分把握できないためである。これら実情については南方連絡事務局の手で目下鋭意調査中である」という答弁がありました。
「退職年金及び退職一町金に関する条例の適用を受ける者」と、こうございまして、町村職員恩給組合法によつて恩給組合が条例を作りまして、その条例によりまして、現在吏員に対しては恩給が支給されておるわけでございますので、その条例の適用を受ける者はこの共済組合のいわゆる長期給付の適用を受けないというふうに、この法律から外してございますので、今お尋ねのございました二軍給付、重複給付の問題は起らないようになつております
それによつて恩給の裁定を促進させよう、これが一つの点でございます。 それからいま一つは、同じようなことでございますが、傷痍者の旧軍人の中で七項症から四款症までの人が今度今年の四月一日から恩給を受ける権利が発生をいたしております。
そういうような取扱いが法的にできない現在におきましては、今申上げまするように、曾つて恩給を給されるべきであつた人、それが戦犯者なる故に、受けられるべき恩給をとめてしまつた、そして家族の困窮されておる実情をそのまま放任をして、なすことをしないということは、如何なことかという考えからいたしまして、留守家族援護というところに重点をおいて、今度の処置を考えてみた次第でございます。
この修正の要点は、先ず二つの要素があるのでありまして、一つは、とかく恩給の裁定が遅れがちである、これを非常に早く裁定を終つてもらいたいということは、これは国民のひとしい強い要望でございまするので、できるだけ恩給局におきまする事務を簡素化をいたしまして、それによつて恩給の支払を少しでも促進をいたしたいという点が第一点であります。
○野本品吉君 二十八年の法律第百五十六号の元南西諸島官公署職員等の身分、恩給等の特別措置に関す法律、この法律の実施後の事務的な進み方と申しますか、つい最近私は向うの人で、すでに向うで恩給の査定を受けて、曾つて恩給の支給を受けておつた者が、まだ何らの通知に接しないというようなことを直接本人から聞いた。そういうような事務的な進行の状態をちよつと承わりたい。
現在の恩給法の建前、そして又今回御審議を頂いております警察法の附則の規定からいたしますと、今回の制度改正実施によりまして、身分が当然に引継がれることになります以上、恩給法の年限の通算におきましては今後、新制度の発足後最終的に退職したときを抑えまして、そのときの俸給というものが基礎になつて恩給が計算される、こういう建前になつておるのであります。
これらの人々のうちに、終身七項症あるいは款症と過去において裁定を得て決定せられた人々が相当あるのでありますが、これは再び傷の程度を診断書その他で認定して七項症であるとか何款症であるとかいうことをやらないでも、過去において、ポツダム政令によつて恩給が廃止される以前においてすでに終身七項症、終身何款症というようにきまつておるのでございますから、恩給局においてそれらの調査をいたす手数を省略し得ることにいたしたのであります
それからあとの二つの種類につきましては、今度の法律的な措置によつて恩給が行くように、恩給法上の特別な措置が講ぜられることになつております。
それは今回の改正によりまして巣鴨に拘禁中の人の中でその一部分の人、百七十五名は恩給を支給することを停止されておつたことを解除されることによつて恩給をもらうことができるようになりまして、これを留守家族に渡すという非常に温情ある、私どもが長い間待望し、その家族もまた貧苦と闘いながらも今日のあることを期待しておつたことが実現を見たのであります。
なおこの前の国会でありましたか、恩給金庫をぜひつくつて、恩給受給者の経済的立場を擁護してもらいたいという要望がありましたが、私が恩給連盟の幹部の方にお目にかかつたときに、財界とも連絡し、政府とも連絡したところが、これはぜひ必要だから、政府は次の国会に提案するというようなことを非公式に言つておられたということで、たいへんに喜んでおられましたが、その後恩給金庫の問題は影も形もなくなつてしまつたのですが、
従つて恩給局の方においては、この通算、加算の問題について極力事務的に研究をし、それから統計的な数字を整備して研究するということで私は一応了承したのでありますが、その後の経過はどんなようになつておりますか、それをちよつと伺つておきたいと思います。
従つて恩給は五十五から全額頂けるようになつておるのですが、それに繋がらないのです。その頃になると子供が丁度大学に行くような時期で教職員は大変困つておるわけです。ところが今年は五十一、二でやはり整理し、共稼ぎの人は奥さんがたいがい整理されている。女教員でも四十五から五十くらいになつた高給取はやはり整理されたというように無理に整理をやつているのです。
○平井委員 先ほど高瀬君はこれは非密に重大な問題だと言つておりますが、巣鴨におつて恩給を停止されておる者に対してやるという、これくらいのものは満場一致で賛成だと思う。公務死の範囲をどうこうするということになれば大きな問題になつて来ますが、政府の出したものくらいは一時間か二時間で片づけられる。日本人ならば全部賛成だと思う。
これらの全員が、結核患者は症状が固定していないとの理由によつて、恩給診断の対象となつていないであります。結核は症状が固定することはきわめて困難でございますから、かような関係からいたしまして、長期療養を要するこれらの患者は、経済的に非常な苦境にあえいでいるわけであります。
従つて、現在の日本の教育界の大きな問題は、五十五歳から恩給法によつて恩給がもらえるようになつたのだから、五十五歳まで勤続年限を延ばさなければならん。これは人事行政の大きな問題になつているのです。ところがそれができんのです、予算の関係で。ところが今年は百万人から生徒がふえたのですからね。従来通り計算するとこれはまだまだふえるわけですよ。