1957-03-12 第26回国会 参議院 法務委員会 第7号
れることになつておりますので、強制執行の手続で換価金に換えられましても、租税その他の効果は優先的に支払われるわけでありますから、そちらの手続を進行したからといつて、特に租税公課の徴収に不利であるということもないのでありますが、たまたま債権者と債務者が通謀いたしまして、租税の徴収をのがれるために強制執行による差し押えをしておくというような場合があるといたしますと、いつまでも弁済の猶予をすることによつて、強制
れることになつておりますので、強制執行の手続で換価金に換えられましても、租税その他の効果は優先的に支払われるわけでありますから、そちらの手続を進行したからといつて、特に租税公課の徴収に不利であるということもないのでありますが、たまたま債権者と債務者が通謀いたしまして、租税の徴収をのがれるために強制執行による差し押えをしておくというような場合があるといたしますと、いつまでも弁済の猶予をすることによつて、強制
逆に税金の追及をまぬがれるために債権者とぐるになつて強制執行をしているというようなことを防ぐことができないわけでありまして、多年在野法曹その他からもかような調整の規定が必要であるということは言われて参つたのであります。
これは、当然日本券と同じように交換をされる、そういうような建前をとつて強制的に通用させておつた。それが、こういうような事態になってからは、今度はこういう三分の三で、これが国会できめたのだから適当である、こういうような措興をとられたとしても、これは少しく妥当を欠いたところの方法ではないか。従って引揚者の団体が公訴をしたところの判決も、またこういうふうに、これは懸法違反であるとはっきりと出てきておる。
御案内のように、いわゆるドツジ・ラインと申しますか、そういう際によくいわれました超均衡財政によつて強制蓄積を行つて参つた当時におきましては、政府の金は相当余つておつた。従つてそれをある程度金融機関を通じて還元して行くということが、時期的な操作をいたしますためにある程度許されるという問題があつて、数年前にあの指定預金という制度が始まつたことは御案内の通りであります。
従つてこの収用は、例えば如何なる政府でも必要に応じまして法律の定めるところによつて強制収用ということを行うことができるのでございますが、その際の規定でございまして、特にこれと賠償とを関連せしめては考えていないのであります。賠償とは別のものである、かように考えております。
これは一般の文官や雇用員と違つて、国家が強制的にひつぱり上げた、総動員法によつて強制的に好むと好まざるとにかかわらずひつぱり出した。私はこういうふうな制度がある以上、必ずその裏づけとして国家補償の制度があるべきであつたと思う。それができないままに敗戦に突入してしまつた。まことに気の毒千万だと思うので、これはりくつから考えても何とかしなければならないと思つておるのですが、現在はそれができておらない。
というようなものがそれぞれ要請されるわけですが、実は私どもの社会党といたしましても、来るべき国会においてはこのヒロポンの問題は大きく取上げたい、かように思つておりますので、本日はただその準備の意味において多少基礎的な点だけをお尋ねいたしておきますが、現在全国におけるヒロポン常用患者の数、それからそのうちで特にもう明らかにヒロポン中毒に陥つておる者の数、さらにそのうちでどうしてもこれは凶暴性その他の理由によつて強制収容
ただきまつたことについて、これが新しい就業規則だと言つて強制的に手元に配付されて、即日からそのように施行されたことは、はつきり申し上げられます。
ですから、そういうような環境の中において、十一月一日に私服が各証券会社のスキヤツプに関係した人にまわりまして、答申書を出せ、これは警察に必要だから出せと言つて、強制して出させたものであつて、先ほど警視総監が言つた理事者側の傷害事件というものは、おそらくこれはでつち上げにすぎないと思うのです。また、そのようにして強制的に書かせられたと言つている者もあります。
○亀田得治君 私はこれも議論にわたのですが普通、人なり物に対して令状を取つて強制的な手段をとつて捜査すると、そういう場合のほうが調べられるほうから言いますと、対象が限定されておりますから、まだ私は安心しておれると思うのですね。ところが知らんうちに盗聴器などでやられるということになりますと、これの恐怖といいますかね、これの強制力というものはこれは際限がないですからね。
こういうものを送つて強制的に調印をとつておる。これがまず一つ。私は二条の七の五と十九条にひつかかる一つの証拠としてあなたにあげます。
従つてこの場合には硫安については殊に大きなメーカーばかりでありますから、いろいろほかの面でも実効をあらしめるため法令によつて強制しないでもということは、これは単なる私の推量ということもあるかも知れません。一概に私は画一的にすべての統制物資について言えることではなかろう、こういうふうに思います。
このようなところから、私たちは当然復員軍人であり、私たちの身分は復員軍人でなければならない、それは私たちが決して自願によつて残つたのではなく、これは軍の命令によつて強制的に残されたものであるというこの点において、私たちは復員軍人としてこの問題を取上げていただきたい、このように考えるのであります。 まず第一に、どのような状況のもとに残されたか。
その場合に現在の十五万五千バーレルの精製施設から出て来る廃ガスを、いわば国策として、法律によつて強制してでも一箇所にまとめて、これを国家の重要な資源として動員することが可能であるならば、十五万バーレルをとにかく輸入して精製しているんですから、相当大規模の石油化学工業が起きることになると私は思う。
ただそれを督促するだけの意味しかなくて、あとで政府の方で債権債務をはつきり握つて強制執行の手続さえとられればいいのであつて、それは政府があとからやられてもいいことだと思うのです。だから私はこの失業保険の問題は、労働者の不満をかつて、それを利用して督促をする、こういうようなことにしかならない。
従つてこれを法によつて強制するか、あるいはまた自覚によつてこれが真の組合となるか、そこにまつべきじやなかろうか。少くとも現在の法制上は、それを期待しておると考えます。
そこに問題が起つておる、この直接ということから私はもし将来必要があつて強制収用するという場合があることを私は恐れまして、念を押しておきたいと思うのですが、直接という法の範疇がありますれば、私は二百五十町歩ということは考えられないと思いますので、重ねてお尋ねをいたします。
けれども必ずしも地主階級非常に有利なものとばかりは申せないのであつて、強制疎開において成るほど僅かなものを頂戴したというお話もありますが、新宿の一例をとつてみますれば、やはり焼けておつたわけであります。新宿も強制疎開のあとに、同じ場所は焼けておつたというのが実情でありまして、無論当時とすれば金をもらつて、なかなかみんな疎開々々と騒いでおつても疎開するには金がかかる。
○参考人(湯沢光行君) 私どものほうとしては、片つ方には借地権というものがなくなつていると、いろいろな考え方から言つて、強制疎開その他で以て調べました結果、ないということになつたために、片つ方の人の援助を受けたわけですから、それはあとからできた借地権者というものにしなかつたならば、甚だ私どものほうとしては相済まない、売つた場合についても同様に、そういう借地権のないものとして売つてるんですから、そのことに
そこで政府は、本法によつて強制的に再評価を行い、終末をつけようとしておるのでありますが、この措置はいささか時期を失しておることは、小笠原大蔵大臣も認めておるところであります。西ドイツのごとく、時期を失せず資本の実質的蓄積に役立つ再評価と、それによる企業の充実に努めたならば、日本の産業界は今日のごとき危機には遭遇しなかつたでありましよう。
併しながら他から法によつて強制して書かせるということは不可能である。そういう点まで御検討になられましたでしようか。
○堤(ツ)委員 私はやはり基本的人権を守り、その人をほんとうに国家が保護するという意味では、この人が性病を持つておらないか、肺結核になつておらないか、色盲でないかということを国家なり、地方長官なり、自治庁において強制的にやることがむしろ親切であつて、強制的なのがいやな人は――いわゆる前科者なり、何か胸に覚えがあつてやられちや困る人が強制からのがれたいのであつて、私は強制的にやる方がむしろ真の意味の人権