1954-11-26 第19回国会 衆議院 厚生委員会 第75号
これは弔慰を意味するものであつて、弔慰金類似のもので、不幸な目にあつた、一家が将来とも不幸な目にあうのを何とか補う生活の費用ではなかつたのではないかという気持がするので、私はこういう質問をした。あくまでも法律をもつてしやにむにひつぱり出した人に限定して私は質問したのでございます。その点どうか……。 —————————————
これは弔慰を意味するものであつて、弔慰金類似のもので、不幸な目にあつた、一家が将来とも不幸な目にあうのを何とか補う生活の費用ではなかつたのではないかという気持がするので、私はこういう質問をした。あくまでも法律をもつてしやにむにひつぱり出した人に限定して私は質問したのでございます。その点どうか……。 —————————————
従つて弔慰金五十万円ということで大体御内意がきまつたようでございますが、桜木町事件のときに、これは加賀山君も当時委員会におきましてもいろいろ発言しておられましたが、これら受難の方々に御協力申し上げるというような単なる金銭補償のほかに、生業についても協力するというような、あたたかき処置を講ずるように発言されたのであります。
従つて弔慰金を受ける権利は二十七年の四月一日に遡つて発生したと同じように取扱われますので、遺族の順位はその日において確定いたすわけでございます。 第二項は障害一時金を受ける権利は軍人に対しては発生せしめないという措置をとつております。軍人につきましてはすでにそういう措置をとつております。
そういう責任を感じて死んだ人を、すべて自殺者として扱つて、弔慰金も何も出さないのはどうか。また逃げまわつていて帰つた人が、十二年以上になつているからというので恩給をもらう人がたくさんある。いろいろ不公平がたくさんある。いやしくも軍服を着せてもらつて出された者は、たとえば肺結核でも、出ましたときには甲種合格のりつぱな方で出て行つた。
○大池事務総長 中さんのおなくなりになりました関係で、例によつて弔慰金の支出をいたさなければなりません。つきましては、歳費の一年分に該当する弔慰金でございますが、それは従来の先例通り、予側金から支出することに御了承を願いたいのであります。その点をまず第一に御協議を願いたいと存じます。
と申しますのは、現在この援護法によつて弔慰金は差上げておりますが、この弔慰金が遅れておるということに対しましてはまことに相済みませんので、昨年末以来私はこの弔慰金の支給に対しては全力をあげて参つております。ただ、弔慰金に関しましては絶対に引いておりませんから、これは遺族の方にとつて決してマイナスになつておるとは思つておりません。
○田邊政府委員 戦傷病者戦沒者遺族等援護法の改正によつて、船舶運営会の運航する船舶に乗組んでいる船員、つまりC船員でありますが、それを軍属に加えるならば、なぜ他の戦争犠牲者、特に現行法三十四条によつて、弔慰金の対象となつておる学徒動員法による動員学徒その他の者に対して、同じように軍属の範囲に加えるようにしなかつたというお尋ねでありますが、実は昨年この法律を御審議いただきました際にお説明申し上げました
従いまして受取りがあるとかないとかでなしに、戦死した時期が大東亜戦争以降であるか以前であるかによつて弔慰金を渡すか渡さないか、はつきり書いてありますので、その関係で御本人に弔慰金が渡らないのだろうと思います。
なお第三点でありまするが、第三点の、いわゆる満州開拓団の方々で、戦争のあの災厄によつて死亡された方々、さらに、現地において軍の要請によつて軍人になられて戦死された方々に対しましては、御承知の通り援護法によつて、なおまた軍の要請によつて軍人にならずして、戦争によつて死亡されました方々に対しましては、援護法の規定によつて弔慰金を差上げて参つておるのであります。
従つて弔慰金の問題はこの際触れないことといたしたのであります。従つて、未復員者——巣鴨その他に拘禁中の戦争犯罪人に対しましては、ソ連その他に抑留されておりますところの特別未帰還者同様、妻並びに家族に対しまして、特別未帰還者法で定められておるところの、月六百円ないし四百円の給與を支拂う。それから本人に対しましては、これは積み立てておきまして、拘禁が解かれたあかつきにおいて帰るときに支拂う。
なおそれ以上に今のような方法によつて弔慰金を確保されるというのは、まことにけつこうだと思うのでありますが、努力の最初は、まず特別平衡交付金をとつて来て——過般の該当の実例といたしましては、一箇村で消防団員が二十名ばかり殉職した、これに対して四百五十万円ばかり足りない、これを特別平衡交付金から交付するという問題でありますが、従つて現在のところは特別平衡交付金をもつて、これを確保するということが第一段。