1954-12-17 第21回国会 衆議院 運輸委員会 第2号
しかし建前としては、何でもすぐにストライキの行動に出るという尖鋭化した労働組合運動の現況を、できる限り話合いによつて平和裡に解決したいという方針にのつとつて、労働組合の人たちとも年末手当等の問題について話合いをやつて来たわけでございます。ただしかしながらその中にあつても、やはり労働組合が法の秩序を維持するということは絶対の条件であります。
しかし建前としては、何でもすぐにストライキの行動に出るという尖鋭化した労働組合運動の現況を、できる限り話合いによつて平和裡に解決したいという方針にのつとつて、労働組合の人たちとも年末手当等の問題について話合いをやつて来たわけでございます。ただしかしながらその中にあつても、やはり労働組合が法の秩序を維持するということは絶対の条件であります。
○説明員(山口伝君) 別に従来の方針と変らないと思うのでありますが、今回の事態に対応して、相談の結果、こういう危険な状態になりつつある状況につきましては、無論日本漁船に対して周知徹底を図ると同時に、我々は、その場合における紛争は立会つて平和裡に解決したい。
政府においては交渉あるいは第三国の調停によつて、平和裡にこれを解決しようとお考えのようでありますが、これは非常なけつこうなことであります。しかしながら大邦丸の事件の際にも、私は、ただ単に口先や手続だけで解決しようと思つても、相手が相手だからとうていだめであると申しておきましたが、竹島問題のごときはなおさら私は見込みがないと思う。
これは一昨年の講和会議の席上において、私も傍聴席の片すみから、総理が熱をこめて千島あるいは南樺太というものは、明治初年の日露両国の間における交換条約によつて平和裡に日本の主権が確認されたのだ、これは歴史的、民族的にわが領土である、こういう主張をされるのをじつと伺つておつた記憶を呼び起すのであります。
巴商事の桜井君でも今度行つて平和裡に話をして、三十万ポンドの取引をちやんとして来られたが、これは大きな日本に対する経済的なプラスだと思うのですが、こういう平和な話合いによつてすべてを解決しようとする努力をなさるのか。飽くまでも鎧冑を着たような状態でやろうとなさるのか。
平和裡に解決して頂くためには、不満であつて呑んだのであるけれども、あの仲裁の決定を速かにして頂かなければならないということで、更に四月以降からの窮迫しておりまする我々の台所を見つめては、いつ手許に入るかわからないということでは組合員も納得いたしませんので、四月以降のベース・アツプを仲裁委員会においてもお取計らいを願うということでこれを双方が受諾をいたしましたので、要求をいたすと同時にこの双方が法を守つて平和裡
だから受諾されたら進んでそうなさるほうがいい、政治論から言えば賃金の額についても妥当だし、そうして従事員諸君がそれによつて平和裡に解決しようとして努力した組合の姿がとかく正常な状態から離れるときの姿、それを考えたらそういう問題は非常に酷だと私は政治問題としては考える。
○参考人(寺山源助君) 折角調停委員会にかけて、調停委員各位の御努力によつて平和裡に我々の要求が不満ではあるけれども一応受諾した。要求を平和裡に解決するためには御承知のように国会の審議を経なければならない。
それについてお前は然らばどんなことを考えておるかと申されますると、無論いろいろの点もございまするが、今日ございまする調整法における仲裁の制度、かようなものをもつと強化して、そうしてお互いに爭議が起つたときには生産の方は一日も停止することなく進めて行くようにいたしながら、仲裁によりまして或いは又仲裁が今日の労働委員会で弱いならば、もつと労働裁判所のようなものを作つても構まわないのでありますが、さような方法によつて平和裡