1954-10-28 第19回国会 衆議院 農林委員会農林災害対策に関する小委員会 第3号
きのうの説明によりますと、おそらく速記で明らかだと思うのですけれども、飼料対策を講ずることによつて、家畜の維持資金がこれで捻出できる、こういうような説明だつたように承るのです、私の聞き違いであれば別ですけれども……。これは私が説明するまでもなく、おそらくえさの全額を補助するわけではなく、えさのごく一部を補助せられるのだと思います。
きのうの説明によりますと、おそらく速記で明らかだと思うのですけれども、飼料対策を講ずることによつて、家畜の維持資金がこれで捻出できる、こういうような説明だつたように承るのです、私の聞き違いであれば別ですけれども……。これは私が説明するまでもなく、おそらくえさの全額を補助するわけではなく、えさのごく一部を補助せられるのだと思います。
そうして開拓地等におい農業をどんどん改良し、又家畜を入れることによつて、家畜で食わしてもらうということにならなければならないと思います。そういう地帯の農業問題の解決は、実はこの酪農業というものに対して負わされた北海道の大きな使命なんです。
本法によつて将来有畜農家あるいは酪農振興法等によつて家畜の移動が相当行われて来ると思うのであります。これらについてこの法律の改正の必要が起つて来ているのじやないかと思いますが、それらに対する資料が政府の手元にございましたならば、この免許を受けておる者の数、または基本的に家畜商法といいますか、家畜の仲介人の制度がこのままの制度でいいのかどうかというようなことについて、御検討になつたかどうか。
そうすると外米の問題というものはそういう点から考えて国民栄養という問題まで広く考えて行けば、食糧全般に亘つて、家畜類なんかというものもこれは又細かく見ればわかるでございましようけれども、差当り外米に使う金を、或いは不正なほうへ流れる金を国民栄養の補給のために何か対策をとる。
従つて家畜を手放す場合に三万円ぐらいしか政府のほうで融資できないということになると、政府の融資に頼らないで、これは一般のほうに売つてしまう。そうしますと、先ほどからお話になつたような長い間かかつた有畜農業といつたものが根本的に今年一年で崩れてしまう。
と申しまするのは、家畜の飼養形態というものが農家々々によつて違つて参るということ、従つてその飼育の形態から来る計算では実は計算がしにくいのでありまして、転落を防止するという意味合におきまして、従つて家畜の価格、大体の売る場合の価格を一応の標準といたしまして、三万円ぐらいあれば家畜を売つたのと大体同じになるんじやなかろうか、こういうような点から三万円ぐらいを考えております。
この土地改良ができました上からは、これの程度によりまして、最も耐湿性の強い菜種がまず入り、次に麦が入つて行く、麦の中でも大麦、裸麦よりは小麦が入つて行く、さらに程度によつて家畜の飼料としての飼料作物、あるいは青刈うん薹とか、あるいはクローバその他入れるものもいろいろあるが、これを湿田の改良度に応じまして、その地帯に最も適合した農業改良計画を立てて行こうとするのが、湿田単作地帯振興の臨時措置法なのであります
ところがこの二つの共済を一元化しますれば、疾病傷害共済の普及を促し、これに伴つて家畜診療が行き渡ることとなり、その結果死亡廃用の事故率が低下し、従つて農家の掛金負担が軽減されることとなり、更に又家畜共済に関する事務も簡素化せられ、家畜共済事業の拡充、合理化に寄与するところ大なるものがあるとの見解を以て農業災害補償法に特例を設け、現存農業共済組合の中の一部のものについてその同意を得てこれを指定し、この
○政府委員(大坪藤市君) 一応局といたしましては、兼営農家でありますとか、極めて零細なる特殊な農家を除きまして、農業経営に見合つて家畜を導入せしめて行く、で、その基準というものを一応作つておるのであります。
従つて家畜の振興をはかるといつても、ただ増産々々といつたのでは、ただちに需給関係が伴つて参りまして、生産の過剰となり、すなわち畜産物の下落となつて、農家は仰のけのつばきという結果になる。従つて今日本の畜産政策として、また食糧政策の一環としてとられなければならぬことは、どうして農村やあるいは貧困な勤労大衆の間に低廉な畜産物及びその加工物を供給し、食わせるかということに問題の重点がなければならぬ。
二、政府がA種共済を実施する場合においては、獣医師の専門化別職能又は技能に従つて、診療所専任者及び現地開業者を相互に協力せしめるとともに畜主の自主的な判断に基いて両者を自由に選択しうるよう開業獣医師の有給嘱託制度を広く採用し、以つて家畜防疫の改善向上、共済事故の軽減に努めること。
これを見て参りますると、予防衛生が徹底するに従つて、家畜の事故率が漸次減少しておるという数字も出ております。試みに乳牛で申し上げますと、事故率が昭和二十三年には五・二三%、二十四年には五・二〇、二十五年には五・〇三、二十六年には三・八一%、こういう漸減の傾向を見ております。
いまするが、一番最初の欄に掲げてありますのがこの有畜農家創設事業に基く導入戸数でございまして家畜別は別といたしまして合計十カ年間に約百十七万六千戸、それから自力で、こういう資金を斡旋するということを待つまでもなく、自分でやれると考えられるものが約四十四万五千、それから一つ飛びまして開拓者による家畜の導入というようなこと、これは特に御承知の開拓者資金融通法によりましてやはり資金の融通斡旋をすることによつて家畜
従つて家畜の増殖という問題の場合には、そのことは乳牛の場合もそうなんですが生産物を農家ができるだけ食べることによつて食生活を改善して、そうして米麦を出してもらう。米なら米の供出をできるだけ出してもらうということの狙いと同時に、農家としては食生活を改善してもらいたい。その一番基本になるものは簡易屠殺場と処理施設。
をはかることになり、また他方におきましては、動物蛋白質並びに脂肪資源の供給を増大することによつて国民の食生活の改善に寄与することができるのでありまして、このためにすでに御承知のように農林省におきましては、米麦等の主要食糧の増産計画と並んで家畜の飛躍的な増加をはかりますとともに、わが国の農家の約半数に及ぶ無畜農家にすみやかに家畜を導入いたしますため、とりあえず昭和二十七年度より有畜農家創設要綱によつて家畜導入資金
農業経営の改善と安定を図ることになり、又他方におきましては、動物蛋白質並びに脂肪資源の供給を増大することによつて、国民の食生活の改善に寄与することができるのでありまして、このためにすでに御承知のように農林省におきましては、米麦等の主要食糧の増産計画と並んで家畜の飛躍的な増加を図ると共に、我が国の農家の約半数に及ぶ無畜農家に速かに家畜を導入するため、取りあえず昭和二十七年度より「有畜農家創設要綱」によつて家畜導入資金
それを補うためにこれが出たわけでありますが、そこで数量は補給せられるが、価格が現在の時価程度ということになりますと、これ又無畜農家の立場がら申しますれば、折角家畜を導入いたしましても、経済的には逆になつて、却つて家畜を導入したために農家の経済は逆な結果を来たすというようなことも考えられはせんかという心配を持つのでありますが、そういうことはこの措置によつて解消するとお考えになるのかどうか。
従つて家畜を導入すためには先ず飼料をいつまでも安く購入できるような措置を強力に講ぜられたいという要望が非常に強いのであります。今般有畜農家の創設を図り、畜産の画期的な振興を図ろうとする施策の確立に伴い、ここに飼料の供給増加及び価格安定の措置を更に推進する必要があるのであります。
私はむろん流通飼料の必要を否定するものではないのでありますが、ほんとうに農家経済に溶け込んで、家畜をふやすという観点からいたしますと、農家ができるだけ自分の自給飼料によつて、家畜を飼うという態勢をとらなければならぬのであります。
従つて家畜を導入するためには、まず飼料をいつまでも安く購入できるような措置を、強力に講ぜられたいという要望が非常に強いのであります。今般有畜農家の創設をはかり、畜産の画期的な振興をはかろうとする施策の確立に伴い、ここに飼料の供給増加及び価格安定の措置をさらに推進する必要があるのであります。
○片柳眞吉君 麦の需要が殖えないという点については、これは意見の相違でありまするから、余り御質問はいたしたくないのでありますが、ただ畜産局の方面で、参議院でも決議をいたしました無畜農家の解消の線に沿つて、家畜の導入ということに相当努力する、こういうようなはつきりした政策が別途にあるわけであります。家畜が殖えて来ればとにかく麦の需要が殖えて行くことは、これは私は理論的にも言い得ると思うのです。
従来の関係は、赤字ができましても、その後の改訂によつて、家畜については過去二十年大体穏当な改正措置をやつて来ておりますが、特に二十三、二十四のこの実績は実は異常の率でございまして、概略を申し上げますと、家畜の方は頭数危険率と金額危険率との二様の考え方でございますが、金額危険率で申し上げて行つた方がいい。つまり頭数で割ると一頭ごとの値段というものが表われておりませんので、その方がいいと思います。