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91件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1954-12-04 第20回国会 衆議院 予算委員会 第3号

さらに一言加えたいことは、公務員年末手当のうち、二万円以下の所得に対し減免税を行うべきであるということでありまして、これによつて実質賃金向上策となし、他方これによる勤労所得税減収分は、酒税その他の大衆課税自然増収によつて十分補うことができ、政府の心配する一兆円のわくを越えることは絶対にないことを申し上げておきたいのであります。  

小林進

1954-12-01 第20回国会 衆議院 本会議 第2号

政府物価が下つて実質賃金向上したと言うが、今日下つたものはデフレ政策によつてひしがれた犠牲者たちの投売り、出血による特殊のものであつて米、砂糖、タバコの値上りを初めとして、一般小売相場は何ら下つてはい山いのであります。迫り来る冬の脅威に身をさらし、何らの蓄積を持たぬこの定額所得者たちが、老いたる親や幼き者へのいたわりのために、この要求を行うことは、むしろ当然の事柄であるでありましよう。

春日一幸

1954-03-28 第19回国会 参議院 大蔵委員会 第27号

ただそうなるであろうと、財政をみるときには賃金も上らないであろう、ベース・アツプ等の問題は先ず余り実行されないであろう、物価は下つて行つて実質賃金は但し殖えるであろうと、こう私は考えておりますが、(笑声)併しそうであろうの上に国の税収をみるときには、確実を期するということが必要だと、こう考えておる次第であります。

小笠原三九郎

1954-03-22 第19回国会 参議院 電気通信委員会 第8号

山田節男君 さつき徳川参考人とそれから宝井参考人らの公述で、NHK民間放送との給与ベースが約五千円ばかり開きあるように言つてつたんですが、成るほど名目賃金においてはそういう五千円、四千何百円かの開きがあるが、NHK民間放送商業放送とは違つて非常に福利厚生施設が行き届いておるから、従つて実質賃金では余り差がないのじやないか、こういう声も聞くわけなんです。

山田節男

1954-02-16 第19回国会 参議院 労働委員会 第5号

そういたしますと、これは数字基礎についてはいろいろございましようけれども、ざつと言つて実質賃金戦前に近いところへ来たとして、賃金インフレの最大の要素或いは中心的な要素のように考えて賃金を抑える、これは名目賃金の話でありますが、そういたしますと、実質生活を切下げ、或いは労働の再生産をやつと戦前程度にやつて来ておる。

吉田法晴

1954-02-10 第19回国会 衆議院 農林委員会 第10号

大蔵大臣通産大臣が申しておりますのは、全体の一般論としての、物価を引下げることによつて実質賃金向上を期待するということを申していると思います。一体農産物価格が下落するという要素はどういう場合に起きて来るか。これは貯蔵性に乏しい蔬菜その他のものは、やはり需給の関係によつて市場価格が動いて行くので、物の供給が強くなれば価格は軟化して行くということは、原則的にそうだろうと思います。

保利茂

1954-02-09 第19回国会 参議院 労働委員会 第3号

そこで先ほども申上げておりますように、今後は名目賃金ということを問題にせずに実質賃金を如何にして労働者は獲得することができるか、それはやはり生産性向上だし、物価引下げという面で政府を鞭撻してそういう施策に協力して頂く、そういうことによつて実質賃金を獲得する度合を殖やして行く、又政府においても労働者諸君にそういう御協力を願う以上は、とにかく経営者諸君に対してもできるだけこの危機を乗切るにふさわしい労使協力態勢

小坂善太郎

1953-12-07 第18回国会 参議院 人事委員会 第3号

この点について、果して、官房副長官として、今回の給与改訂伴つて低額所得者、特に低額所得者等が、二百五十円なり、三百円なんというこの改善によつて、実質賃金が下廻るのか、下廻らないのかという点が、非常に大きな問題になつておると思う。そういう点について、今回の改訂公務員全体に対して、果してその実質賃金向上になるのかならないのか。その点を一つ御説明願いたいと思う。

岡三郎

1953-12-01 第18回国会 参議院 本会議 第2号

そこで政府といたしましては、財源関係、或いは財源のないところに無理に財源を求めますれば、インフレを派生して、却つて実質賃金の減少を来たすことになるのでありますから、そうした点を考慮して、最大限の努力を払いまして、一月から新ベースを実行することを考えまして、国会の御審議を煩わすことといたしておるのでございます。

小坂善太郎

1953-11-27 第17回国会 参議院 通商産業委員会 閉会後第2号

一般工業水準平均は何がしだと言つているだけのことであるが、これを実質所得から申しますと、お盆手当だとか、或いは期末手当だとか、或いは越年資金だというものを通算して、これを十二カ月で割つた収入というものを考えて見ますと、先生も御承知ですが、あのように非常に……、仮に越年資金つて十万円ぐらい、五千円、或いはもつと少いというふうにかけ離れておりまして、そういう多くの越年資金が支給される所に限つて実質賃金

藤田進

1953-09-04 第16回国会 衆議院 労働委員会 第23号

これをさらに二十七年度の統計で見ますと、名目賃金はたしか二五%であつて、実質賃金は一五%上昇しておると思います。そういう非常な賃金上昇のさ中にありまして、昨年度は個人景気が非常によかつたというふうなことがいわれておりますが、その間にCPIは四%の上昇にとどまつておりまして物価も大体横ばいの状況でございますから、実質賃金は約一〇%増となつております。

小坂善太郎

1952-03-19 第13回国会 参議院 予算委員会 第22号

遺家族の援護にしましても、或いは公共事業等においてもそういう消費的な面が非常に多いと思うのでありますが、これが若しインフレを刺戟し、物価が高くなつて実質賃金が下ることになれば、この予算の立つております基礎が崩れて来るわけでありますので、あとで貿易のこともお伺いしたいと思いますが、貿易の面においても必ずしも計画通り行きそうもない。

左藤義詮

1952-03-01 第13回国会 衆議院 電気通信委員会 第8号

実質賃金の問題につきましては、C・P・1の調査をもとといたしまして、ちようど二十五年の六月を基準といたしまして、そうしてただいま二十七年度の推定の値というものを換算いたしましてそれらの資料によりまして推算いたしましたならば、大体一八%のベース・アツプということによつて、実質賃金の低下というものに対して、防止あるいは救済することができるという考えのもとに編成いたしたのでございます。

岡部重信

1952-02-16 第13回国会 衆議院 予算委員会 第17号

賃金については、今日少くとも政府でも認めている公式機関である人事院の勧告の線を割つてつて、実質賃金が上つているとはどういうことです。これはまつた責任転嫁もはなはだしい。結局戰争犠牲者、また六年以上の占領制度、この二つが私は結局問題の根本原因であると思います。もう二度と再び戰争犠牲に会うのはごめんだというのが、ここから出て来る結論だと思います。また占領制度というものがこの状態を招いておる。

風早八十二

1951-11-22 第12回国会 参議院 人事委員会 第12号

これに対しまして今回の公務員給與改訂によりますと、一月を一〇〇といたしまして一二二・九という数字になり、從つて実質賃金はむしろ一月を一〇〇といたしますると、工業労働者定期的給與は九九になつておるのでございますが、国家公務員の基本給は一月を一〇〇といたしますと一〇三という数字になつております。

菅野義丸

1951-05-31 第10回国会 衆議院 本会議 第44号

○風早八十二君(続) 賃金を不当に切り下げるなどということは万々ないと、臆面もなく、こういう恥知らずの答弁をいたしておりますが、その際にも私が立証したごとくに、特需メーカーのもとで、殺人的労働強化によつて、実質賃金はどんどん切り下げられ、また臨時雇をふやすことによりまして、名目賃金そのもの大幅値下げが行われているのが実情であります。

風早八十二