1954-11-19 第19回国会 参議院 文部委員会 閉会後第22号
従つて学校給食費としては学校給食として、おやつとか、そういうふうな意味で行われる場合にプラスして昼飯を生活扶助以外に給付する、こういうような建前になつております。そこでそういうような学校給食を必ず実施するということをやりませんというと、生活扶助の中で子供の昼飯はみてある、こういうような建前になつておりますから、そういうことを申上げたわけであります。
従つて学校給食費としては学校給食として、おやつとか、そういうふうな意味で行われる場合にプラスして昼飯を生活扶助以外に給付する、こういうような建前になつております。そこでそういうような学校給食を必ず実施するということをやりませんというと、生活扶助の中で子供の昼飯はみてある、こういうような建前になつておりますから、そういうことを申上げたわけであります。
ですから、この報告書が採択されれば、即急にこの文部委員、全員でも私はいいと思うのです、の発議によつて学校給食法案をこの報告書に基いて一つ具体的に作つてもらう、そうして次期文部委員会で正式に提案する。いや、これは修正という形になるかも知れません。なるかも知れませんが、手続は別として、議員立法の形において出すように運ばなければならない、こういうふうに思うのです。
そこで私どもはかねて何かこの牛乳というものの需要を調節する一つの意味も手伝つて、学校給食に生乳を一部お取上げを願いたいということを先日の当委員会でも申上げた次第であります。勿論価格の点になりますと大分差がございます。例えば一合四円といたしましてもかなりの差等がありますが、併しながらこれらの問題はあとは工夫の仕方によつては解決のつく問題でもあります。
これは勿論司令部の援助によつて学校給食が行われました昭和二十一年、二十二年当時におきましては、やはり都市を中心にしてやりました関係上、どうしても都市が優先的にこれは考えられまして、その都市のかたがたの経済的な能力という面も恐らく原因して来たと思いますが、都市中心に普及をみまして、只今では、例えば愛知県におきましては、八〇%以上も普及しておるというような状況でありまするが、結局残されておる点はどうかと
それから先ほどから農林省の予算に計上してあることについて問題がありますが、これは見ようによつて学校給食という法律ができればこれに必要とする消極的な経費といいますか、つまり小麦を半額負担で供給する、これから来る国庫の損失というものは、そういうものを一括して文部省予算に計上するということは、これは法律の建前から言つてもはつきりするわけであります。
よつて学校給食法案は全会一致を以て原案通り可決されました。 次に討論中にありました高橋君提出の附帯決議を採決いたします。高橋君提出の通り附帯決議を附することに賛成のかたは御起立を願います。 〔賛成者起立〕
第二に学校給食に基因する伝染病、食中毒等の事故を防止するため必要な衛生施設を設けること並びに専従職員の健康診断を行うこと、大体この二点はぜひとも附帯決議その他によつて、学校給食法案の中に織り込んでほしいという希望を述べました結果、これを了とされ、十分当委員会の気持をしんしやくした決議を付して、明二十六日の委員会において可決をする方針であるということを、先ほど文部委員長からごあいさつを受けたのであります
小学校等において、その教育の一環として学校給食が適正に実施されるということは、取りもなおさず、児童がみずからの体験を通して、望ましい日常の食生活の営みを学びとることであつて、学校給食が児童の現在及び将来の生活を幸福にするゆえんであり、教育的に実施される学校給食の意義はまことに重要であると存ずるのであります。
金額から申しますと、御指摘のようにきわめて僅少な額でありまして、これによつて学校給食を推進することはできないじやないかという御意見もあるいはあろうかと思いますが、いろいろ財政の都合等によりまして、その限度にとどまらざるを得なかつたのでございます。将来学校給食の予算を増額することにつきましては、さらに努力を重ねるつもりでおります。
小学校等において、その教育の一環として学校給食が適正に実施されるということは、とりもなおさず、児童がみずからの体験を通して、望ましい日常の食生活の営みを学びとることであつて、学校給食が児童の現在及び将来の生活を幸福にするゆえんであり、教育的に実施される学校給食の意義はまことに重要であると存ずるのであります。
世界各国は今や競つて学校給食を拡大しつつあるとき、わが国においては、給食のための諸費用が父兄の負担をますます増大せしめる結果、今や学校給食は継続するか放棄するかの岐路に立つている実情であります。されば、今国会におきましても、食生活の改善、食糧増産に関する決議をいたしまして、この食糧難打開の決意を固くいたしたのでございます。
さような点を十分御考慮あつて学校給食を取扱つていただきたいということを、私はこれまた大臣にお願いを申し上げるわけであります。われわれももちろんその点を考えて行きたいと思いますが、これについて、そういうふうなお考えを加味してこの給食問題を考えられるかどうか、この点を大臣にお伺いいたします。
これを根本的にもう少し皆さんとも相談し合つて学校給食法というような……。
例えて申しますれば、水害によつて学校給食用物資が流れたとか、いたんだとか、その損失補償、これは予備費であります。これはユニセフから寄贈してもらいましたミルクの輸送費、保管料、これは予備費であります、というふうに学校給食関係が大体予備費と考えております。 それからもう一つは学生会館の問題でございまして、これは水害でいたみましたので、この復旧費につきましては予備費ということだけでございます。
世界各国は、学童に対しまして、今や競つて学校給食を拡大しつつあります。わが国の現状においては、せつかく全国父兄の努力によつて給食の施設が完備しておるのであります。しかも、これを継続するだめには父兄の負担が相当額に上る結果、今や学校給食は継続するか放棄するかの岐路に立つておる現状であります。
あるいはまたこの法案を中心といたしまして考慮することによつて、学校給食その他で、現在のところでは、生活保護法その他で考慮せられておりますものも、この法案の中に包含をして行つて、今御質問になりました趣旨が、この法案によつて満たされて行くというようなこともねらつてはおるわけですすが、これは提案理由の説明のときに申しましたように、ほんの橋頭堡を押し出すという意味の、立案者から考えましても、少し遠慮し過ぎておるのじやないかと
従つて学校給食というような一つの別途の政策に関するものを食管会計の運営 でやつて行くということは、やや食管会計の濫用ではないかと思うのであります。
従つて学校給食を奨励したことは私は非常にいいことだと思つている。しかし、そのためにどうかというと、今まで学校には全然設備がなかつたものを、父兄がPTAでもつて大部分を負担いたしまして、そうして多額の金をかけて炊事場をつくり、栄養士を雇い、そして強制的にそれまでさしておいたものを、今度は予算がないからといつて、これをやめたのはどういう理由であるか。
給食は現にやつておりまして、ただその材料を農林省を経てもらうだけであつて、学校給食のために予算もとつてあります。給食課もあります。給食は決してやめておりませんということを申し上げておきます。
現在においてもかなりのこれは父兄の負担になつて、学校給食費を払えない家もかなりあるようであります。それを全額父兄負担にするということでは、到底学校給食を継続して行くということは私は不可能のように思えるのですが、こういう点について父兄の負担という点から考えて、果してそういうことが実際上行なえるかどうか、そういう点について検討されているかどうか、お伺いしたいと思います。