1950-11-20 第8回国会 衆議院 建設委員会 第16号
第二に、この十津川の流域変更によつて奈良平野の早魃が救われるのでありますが、奈良平野の早魃対策としては、明治当初よりあらゆる機会に研究されたが、いずれも既得水利権との折衝がつかず、今日に至つたのであります。
第二に、この十津川の流域変更によつて奈良平野の早魃が救われるのでありますが、奈良平野の早魃対策としては、明治当初よりあらゆる機会に研究されたが、いずれも既得水利権との折衝がつかず、今日に至つたのであります。
そうして下流に下淵取水堰堤というのが書いてありますが、下淵取水堰堤を造つて奈良平野約一万町歩の水を貯水する。それから熊野川の上流の十津川に廣瀬の貯水池ということが書いてありますが、十津川の上流に貯水池を造りまして、この十津川は熊野川へ流れておるのを吉野川を落して、主として和歌山縣側の水源にする。