1973-07-13 第71回国会 衆議院 建設委員会 第27号
旧全総によりますと、「中規模、小規模開発拠点の開発がすすみ、それぞれの影響の及ぶ範囲が拡大連結されて、やがてこれらが新たに経済圏を形成し、それぞれの経済圏が有機的に関連しあつて均衡のとれた地域的発展が期待できる」はずであったわけであります。六〇年代前半、各地方自治体が競って新産都市指定や工特地域指定を政府に求めた理由の一つには、地方財政へのはね返りの期待があったと思うのです。
旧全総によりますと、「中規模、小規模開発拠点の開発がすすみ、それぞれの影響の及ぶ範囲が拡大連結されて、やがてこれらが新たに経済圏を形成し、それぞれの経済圏が有機的に関連しあつて均衡のとれた地域的発展が期待できる」はずであったわけであります。六〇年代前半、各地方自治体が競って新産都市指定や工特地域指定を政府に求めた理由の一つには、地方財政へのはね返りの期待があったと思うのです。
これを何とか全体に調整をとつて均衡を得たものにもつて行きたいという考えを持つております。併しこれは先にも申上げましたように、政府がひとりで以てよくするということはできないのでありまして、当然国会の御協力、或いは地方の自治体の執行部の協力、或いは地方議会の協力というものを得てなされるものだと考えております。
○会計検査院長(佐藤基君) お話の通り省によつて均衡を失するのじやないかと思われるようなことも聞いたことがありますが、この懲戒権というのは御承知の通り、公務員法によつてその省の長の大臣なり長官なりが持つておるのであります。結局それを統制するかどうかという問題になるのじやないかと思います。大体余り権衡を失しないようにやれ、この程度やれということになると思います。
(「その通りだ」と呼ぶ者あり)只今のお話を伺つてみましても、とにかくも地方財源の調整はなお今後に問題を残しておるということはお認めになつておるようでありまするので、この点に関して先般の地方団体の参考人の意見を聞いてみましても、補助金整理には賛成であるけれども、これはどうも竹に木を継いだというよりはむしろ弱い者だけをいじめておつて、均衡がとれていないばつかりでなしに軽重については非常な論議があるということを
○小笠原二三男君 その補償は、電源会社等が岐阜県その他で漁業権の補償をした例がございますが、それらと見合つて均衡を失しないような補償をするお考えでございますか。それらとは又別に独自な見解を持つておられますか。
けれどもこの富裕府県の問題は、富裕府県が当初から一応それぞれの都道府県の予算に盛つておりましたものを、これで補填することができるという結果になつて、これによつて均衡が遂げられることになりましたので、まことにけつこうであると思うのでありますが、それに対して、さきに申しましたその他の府県の実情は一体どうなつておるかという問題であります。
○戸叶武君 西ドイツの復興は、この吉田内閣の下における行き当りばつたりの財政政策と違つて、均衡財政によつて貫かれた健全通貨政策が資本の蓄積の観点から見ても、日本のようにインフレに伴う蓄積方式をとらず、生産設備の高度化による生産コストの引下げと、それから労働生産性の向上とに基礎を置いた生産安定中心の財政政策に成功したからだと思います。
ことに賃金問題においては、今日の時代にあつては、説明するまでもありません、雇い主と被雇い人の場合においては、どうしても労働者側は受身になるわけで、それを対等の立場に近づけるために、団体交渉なり団体行動という保護規定によつて均衡をはかつておるわけです。
すなわちその当時においては、たとえば今の状態が続くならば、いわゆる国民所得は六兆二千億ぐらいになるであろう、それで本年のごとき、たとえば収入を見込めば大体一兆六、七百億の収入が見込めるであろう、それによつて均衡予算を組むならば一兆六、七百億になるが、しかし一兆二、三百億にしたいものだということは当時私も述べた。このことは御指摘の通りであります。
これは要しまするのに結局問題は、政府全体といたしまして同じような、まあ仕事は違いますけれども、政府の機関として働いていらつしやる勤労者の諸君に公平にやつて差上げるということが政治として一番いいんじやないか、通産大臣といたしましてはお説の通り、而も私のかわいい子に対しての同情のお言葉を賜わりましたことは通産大臣としては感謝しますけれども、国務大臣として全般を見る場合にはいささか涙を振つて均衡論を徹底させなければならん
同時に従来からの食習慣といたしまして、その地帯は麦の生産がないわけでございまして、米麦総合配給の時代におきましても、麦の消費量は非常に少く、米の消費費が多いという形になつておつたわけでありますが、麦の配給が停止されました結果、米の配給量がその当時と同じような形で残つておるわけでございますが、こういう際でございますので、特に作柄が減退いたしました府県につきましては、消費地におきますと同様の配給景によつて均衡
三、さらに災害農地復旧の査定にあたり、すでに埋没土砂を排除して田植えしたものは除外されるなど、査定が厳格にすぎて常識を逸したものあり、かつ査定官によつて均衡を失している各都道府県の実績が各委員から指摘されたので、これらについては地方公共団体の希望があれば再査定をすみやかに行うこと。 事業費の反当最高限度の従来の方針にとらわれず、実情に即するよう引上げること。
これらを従来所要いたします金と調整をとつて均衡配分するということが今後の非常に重大なポイントになろうかと思います。お説の通りうつかりいたしますというと、教育費に財源不足というものがしわ寄せされるという憂いがないことはございません。併しそれじやいかないのでありまして、苦しければ苦しいで、お互いに苦しさを分担し合う。それには実際使いますところの金も集中されて、目が届きますことが必要かと考えます。
併しそれがだんだん測定が緻密になつて来、だんだん測定が進歩して来れば、それに伴つて均衡化の度合と申しますか、基準財政収入額の度合というものを高めて行くということが、平衡交付金の制度の理想から行けば、理想のほうに一歩近付いたのではないかと、こういうふうな考えを持つております。
そうすれば、一方を規制することによつてその均衡が保てぬということであれば、他方のいわゆる使用者、企業家の方の力を押えることによつて均衡を保たたければならぬのでないか。こういういろいろな問題がここにあるわけであります。それについて、政府はこの規制をしたことによつて、労使双方の均衡を維持できるという見解である。
しかるに戦地勤務者にはその支給がないというので、戦地勤務者に対して援護法の適用があるようになつたのでありまして、それによつて均衡をとるようにしたのだというふうな御発言が先ほどあつたようであります。しかしながら、実は傷痍を受けている者については均衡がとれておらないのであります。今度は逆に、共済組合による年金を受取る者の方が非常に不利な立場にあるのであります。
ところが、朝鮮の休戦で特需が当てにならなくなるので、特需にかわるものとして、政府はMSAの援助によつて均衡経済を維持しようとあせつておられるかのごとくであります。(拍手)アメリカから投げられたるMSAの軍事援助のえさは、つり針のつりえさと知りながらも、これに政府は食いつこうとしているかのごとくであります。
私の申し上げたのは、抽象的な考え方を申し上げただけでありまして何もどつちがどうで、どうだこうだということを、何銭何厘に至つて均衡をとるというような意味で申し上げたつもりはありません。
私は百歩譲つて、均衡財政の姿をしておると仮定いたしましても、もうぼろが出かけておる。大蔵当局のお方の説明によりますると、この年度末には八百八十億ですか、八百五、六十億でありますかの資金の散布超過があるというお話なのですが、それはそうなるだろうと思うのでする地方債は今度は百二十億にふやされました。それから日銀の借入れが今後いろいろなことで行われるそうであります。