1954-12-17 第21回国会 衆議院 人事委員会 第3号
従つて國鉄の方では〇・三五がプラスされるとか、あるいは全逓の方では〇・四がプラスされておる。こういう状態なのであります。先般も申し上げました通り、一般職の職員の一・二五と三公社五現業の一とは法的の基礎としては規定されておるので、一・二五プラス〇・一五、あるいは〇・二という形ではないので、一にいわゆる〇・三五ないし〇・四がプラスされておる現状である。
従つて國鉄の方では〇・三五がプラスされるとか、あるいは全逓の方では〇・四がプラスされておる。こういう状態なのであります。先般も申し上げました通り、一般職の職員の一・二五と三公社五現業の一とは法的の基礎としては規定されておるので、一・二五プラス〇・一五、あるいは〇・二という形ではないので、一にいわゆる〇・三五ないし〇・四がプラスされておる現状である。
しかし進駐軍の方は別といたしまして、國鉄向けのものを五十五万トン出せるかどうかという問題につきましては、適正炭の問題からいたしまして相当疑問もございますし、また一月以降こういう方式がとられるかどうかということになりますと、すでにこれだけ出してしまえばほとんどそういうふうな適正炭はなかろうというふうに考えられますから、從つて國鉄向けのものはおそらくかりに五十五万トン納入すればそれでおしまいだ、十二月中
整理をすることによつて、國鉄の輸送が大混乱に陥ることは明らかであるから、人員整理には断固として反対するというのである。人員整理に対する組合員の態度が、上述のごとく強硬である点等より見ても、非合法運動や暴力行為等が勃発しないとは言い得ない。 國鉄の公共性にかんがみ、これら行為により迷惑を受けるのは國民であり、日本経済の復興が妨害されることもまた大である。
上の方の人たちはわれわれが言うところの閥をつくつて國鉄の古手官吏を全部入れて下の人たちを事務所で働かせておる。こういう問題が今言つたような不正を起させる根源になつておると思う。
○聽濤委員 それで今度お帰りになつて國鉄のいろいろ混乱した状態にあなたは御直面なさつたわけですが、加藤さんも十二万に及ぶ大量馘首については、もちろん委員長として反対の立場をとつておられたと思うのですが、あなたがお帰りになつて間もなく、中鬪委員十七名かに対する馘首が行われた。このことは加藤さんの御意見では不当馘首とお考えになつておられますか、いかがでございますか。
○石田(一)委員 もう一つ、これは問題が違うのですが、公安官というのがこの間からずいぶん出て来るのですが、これが警察権のようなものを持つておつて、國鉄ではたいへん威力があるらしいのですが、この公安官は大体國鉄では何をするのですか。従業員を取締るのですか。
しますか、当面の國鉄のあの問題を、今後の労働問題として、どういうふうに扱うかということも含んでお聞きになつたのではないかと存じますが、そういう意味でありましたならば、私どもの考えといたしましては、國鉄の整理はできるだけすみやかにその整理自体というものを完了して、そうして早くノーマルな形に帰つて、公共企業体関係の労働法によつて、正常な機関を通じ、正常な方法をもつて、残されたところの問題を急速に処理して行つて、國鉄
書いてあつても一應そういうことを了承のうえで、この公共企業体労働組合法に相当する法規であると認めて、私たちを呼んで調停委員、仲裁委員の選出についてもお話合になつて國鉄労働組合はそうむちやな動きをしないということを鈴木さんも十分信頼して私たちの相手になつておられるとこういうふうに考えまして、そうあなたのおつしやるようには私は考えなかつたのです。
○星加証人 その通りでありまして、私は公共企業体労働関係法というものが國会を通過いたしまして、それによつて國鉄労働組合は今まで國家公務員法のもとにあつて團体交渉がなかたつたものが、團体交渉権を持つに至つた。
○鈴木証人 一番おもなものは、私たちの手によつて國鉄を復興するということであります。この問題について、さらに國鉄の復興闘爭としてきめられた諸問題につきましては、やはり追加予算を組んで、そうして國鉄の復興が一日も早く行われるようにして行きたい、こういうことが中心の問題であります。
○鈴木証人 このことは國鉄の労働組合においてもすでに問題は社会党の淺沼さん及び共産党の神山さん等が見えられていろいろ御説明れたことによつて、國鉄の労働者はあなたがおつしやつておるようなこととは異なつた見解のもとにこの問題は了解しておるわけです。
○大橋委員 それでは共産党の主義主張にのつとつて、國鉄の大衆の利益を守るという意味でございますか。——共産党の主義主張に関係なく、自己自身の独自の立場から守つて行くのですか。
從つて國鉄のごとき公益性の非常に高度なる業務にありまして、この業務に從事する労働者は、その権利の一部を制限あるいは禁止せられるということは、これは憲法違反ではないと考えるのであります。御承知のように公共企業体労働関係法におきましては、團結権及び團体交渉権は認められておるのであります。ただ團体交渉権におきまして、一部管理運営に関する事項についての制限は付せられております。
ところがすでに國鉄の赤字というものは、何もこの路線ばかりでなくて、この路線をそうすれば拂下げることによつて國鉄の赤字を解消できるかというと、強ちそうだとも考えられないと思います。そこでその原因は、可なり重要産業には安い炭を入れるというような方法が採られておりますが、國有鉄道は可なり高い炭價で実は石炭を買受けておる、計算されておる、こういうところもあるわけなのであります。
而もこれを現在整理する結果、すでに本省の業務局長が持つておるところの五項目三十九條というものによつて、國鉄の人員を十二万整理する結果、どういうことを今後やらないかというと、これを我々が見ましたときに戰慄を感ぜざるを得ないのであります。
たとえば、石炭その他の資材をまことに高値に買い入れるとか、あるいは不用品と称して、まだまだ用のある物を安値でどんどん賣り渡すとか、あるいは工事のごときを非常な高値でトンネル会社に請負わせる等々の、そういうずさんなる計画によつて國鉄の赤字は生じておるのであつて、これらの不合理を一切粛正するならば、この赤字は一ぺんに消えてしまう。國営がいけないのではない、官僚主義がいけないのであります。
第一点の、この買收鉄道によつて國鉄がどれくらいの財政上の寄與がなされるかという御質問でございますが、これは、その元の所有者で、買いもどしを政府に請求いたしておりますものの希望買入れ値段は、十線で四億四千万円の申入れでございます。これを当時昭和十八、十九年に買收いたしました買收價格は一億七千万円でございまして、これを時價におおよそ見積ると三十七億余円ということになつております。
そこで、たとえば今度の定員法によつて、國鉄においても十二万の首切りをやる。ところが、一体現在の國鉄の現状で十二万名首切りができるかということになると、なかなかむずかしい問題であります。さつき社会党の米窪さんがおつしやつたように、加賀山鉄道総局長官も、今度の定員法はどうも完全なものではないと言われたそうでございます。
それは戰爭のさ中にあつて、國鉄全体として運営ができなくなり、手入れができなくなつたことはもちろんであります。これは公共の利益という観点から言いますれば、民営に移す方が確かによいということを信じておるのでありまして、これは見解の相違で、佐々木さんはよくない、こう言われるわけであります。
從つて國鉄を救うためにこれを切り離すということになれば、言葉をかえて申し上げますると、少し行き過ぎるかもしれませんが、当局の現在の経営が無能であるということを、明らかに裏書きするものである、こういうふうに私は考える。從つて当局はこれを拂上げしなくても、何らかの改善を施すならば、國鉄の赤字克服ができるとお考えになつておるかどうかということであります。
例えば定員削減に伴う処置と言つて、これは主管の業務局で考えたものでありますが、労働基準法関係から一般に亘るまで、大体五項目に亘つて、大きな項目が五項目、その中に幾多の項目を分けまして、実に五十数項目に亘つて首切りをするための條件、或いは又こういうふうなやり方によつて、國鉄の首切りをやつて行こうということを言つておりますが、これは実に驚くベきことであります。
一番最後に申し上げました点は非常に重大であつて、最近超過勤務なんかも相当たくさんやつておつて、國鉄だけでもこの間公聽会で國鉄の副執行委員長の説明を聞くと、一箇月八万人くらいに超過勤務をやつておるということを言つておられる。從つて現に就業しております從業員との関係と、新たに出ました定員法に基く定員との関係、こういつたものは非常に関連性が重大であります。特にこれを具体的に示してもらいたい。
ところが五十二億をむしりとつて、國鉄の職員に首切りをしないで、今の六十万人の人間でやれと言つてできるかという問題です。これは実は上野でやつておるのです。上野で配置轉換をやろうというわけで、たとえば人夫の首切るかわりに日通の小口のようなことはできないかと思つてやつてみたところが、よけいに人間がかかりそうでだめになつた。
それは本二十英年度の一般國家予算及び鉄道の特別会計予算で見られまするように、特に鉄道の一般会計予算の総額におきまして、いわゆる六月一日から移行するところの公共企業体、この性格におきましても、やはり國家の予算と決算その他は繋がつておるものであります関係で、今回の予算におきまして特に強行せられようとしておりまするところの國鉄のいわゆる独立採算、この採算によつて國鉄自体の現在の施設その他の荒判というものが
國鉄が今後よい経理になるためには、どうしても國鉄を電化しなければならないということについて、しばしば献策をして参つたものでありまして、もし國鉄が経理の合理化を徹底的に行つて、國鉄の電化政策に一路邁進するならば、國民はいろいろな不便や困難にも十分耐えて、國鉄の政策を承認するかもしれないのでありますが、日本経済復興のための最大のてことなるべき國鉄電化の問題について、何ら予算面では現われないで、なおかつ國鉄
またそのような形で國鉄の運賃を値上げすることは、一般労働者と、それから他の勤労大衆、市民や農民や一般インテリゲンチヤの間に、國鉄の從業員の給與をまかなうために運賃を値上げするという、今までもつぱら支配階級によつて用いられましたデマをもつてすることによつて、國鉄の労働者、また労働者階級と一般市民、農民、インテリゲンチヤとの間の反目をつくることになる一つの政策でもあるようにわれわれは見受けます。
從つて國鉄については、今こういう案を出されておりますが、それをほじくりかえせば、その基礎にはいろいろ問題があるのではないかと思います。