1949-05-31 第5回国会 衆議院 農林委員会 第36号
しかして今後におきしましては、できるだけ歳出を削つて國民負担の軽減をはかるとともに、食糧需給体制確立に向つてできるだけのお金を振り向ける考えでおるのであります。
しかして今後におきしましては、できるだけ歳出を削つて國民負担の軽減をはかるとともに、食糧需給体制確立に向つてできるだけのお金を振り向ける考えでおるのであります。
言い換えればこれによつて國民負担の軽減を期するという点、それから更に行政機構を簡素化するのである。そしてこれによつて行政能率を向上する。事務を処理することの敏活を期する。現在の手続が非常に煩雜になつておる、その弊を改めまして、そうして官廳においても亦國民においても実に簡明ないい行政を得るようにするということ、これが第二点。第三点には公務員の道義を昂揚する。
將來以上のような節約方針を織り込みまして、そうしてこれに件つて國民負担の軽減計画を織り込んで補正予算を提出する、こういうことを目下考えておる次第であります。その時期は目下のところ確定いたしておる次第でございませんけれども、できるだけ早い機会においてそういつた点を考えに入れまして、今國会に補正予算を提出したい考えであります。
歳出を節減することによつて國民負担を軽減できるようにして、これら全体を軽くしなくちやいけない。ただ現在の予算のわくの中におきましても、今まで勤労所得が非常に重いという感じが絶えずあつて、そのように私どももしよつちゆう配慮して來た。しかし今のような段階になりますと、ことに農業所得と商工業の所得に対する税が非常に重いということを、どうしても私たちは率直に認めなくちやならないのではないか。
段々伺います通り、今日の税收入が非常な増大を來し、從つて國民負担の上について極めて心配なる事柄でありますることは、私が申上げるまでもない。從つて修正案のごとく、この所得税、或いは法人税、なかずく過重を唱えられつつあるところの増税の減額は誠に結構なことであります。でき得ることならば望ましいことであります。何人も異議のないところであります。
しておるように、これは司令部なんかへ行きましても、やはりアメリカも同じようなものなんだというようなことをよく聞かされるのでありますが、御承知のようにアメリカなんかでもあのニユー・デイールなんかで非常に殖えておるように伺いますが、ただ今日國土も半分くらいに小さくなり、國力もそれだけ減つておりますので、それに比べてどうも官吏の数だけが多いんじやなかろうか、まあ國民の負担の点から考えても成るべく官吏の数等によつて國民負担
從つて國民負担も軽減ができるのでありますから、この点に対しまして総理の御親切な御意見を伺いたいと思うのであります。 次に、農林大臣にお伺いをいたします。それは國本安定の急務についてであります。これについて森農林大臣にお伺いをするのでありますが、農は國の本なりと昔の人が言つておりますが、この言葉は現在でもその通りであると私は思う。
なおこの財政整理等によつて、國民負担の軽減をするというお話であります。これは國民経済の実態を忘れた話でありまして、私どもは技術的な方法によつて不公平が是正せられることは望ましい。しかしながら國民負担は國の財政並びに経済の実態から來るものでありまして、單なる納税技術や税制度の研究だけでは負担が軽くならない点を、今まで指摘しておるのであります。
○本多國務大臣 行政整理によつて國民負担、すなわち歳出にどれくらいの軽減を及ぼすことができるかという問題でありますが、これは、さいぜん予算の関係で申し上げました通り、正確な数字をつかむことはまだできないのでありますけれども、初年度におきましては、御承知の通りに退職手当、退職金等の問題がありますので、あまり多くは期待できないと思います。
政府におきましても、そのように考えておるのでありまして、どうかして歳出を削減することによつて國民負担をできるだけ軽減して参りたい、そういう方向に、今度の追加予算におきましても極力努力いたしたいのでありますが、まだ十分に参つておらぬ点もあるのであります。
從つて、先ほども答弁申し上げましたように、何とかして歳出を削減することによつて國民負担を軽減して参りたいと、熱心に私どもは考えておるのであります。なお徴税の実際の面において、はたしてこれができるかどうかということでありますが、これは、今日のわが國の置かれております事情を十分御了解していただいた上の國民各階層の熱心なる御協力によりまして、必ずできるものという確信を持つておる次第であります。