1950-12-05 第9回国会 参議院 法務委員会 第4号
裁判官は本当に大所高所から見て、神のごとき考えを持つて事件を処理することによつて國民の信頼を高め、そうして裁判官に対する信用が厚くなる、従つて待遇もそれにつれて他の官吏よりもよくしなければならぬということになるのです。然るにそういうような態度が近頃どうも軽視されておることを私は甚だ遺憾に思つておる。
裁判官は本当に大所高所から見て、神のごとき考えを持つて事件を処理することによつて國民の信頼を高め、そうして裁判官に対する信用が厚くなる、従つて待遇もそれにつれて他の官吏よりもよくしなければならぬということになるのです。然るにそういうような態度が近頃どうも軽視されておることを私は甚だ遺憾に思つておる。
従つて國民も誰彼となく隅から隅まで本当に内心不安の念に駆られておる現状ではないかと思います。そこで私は、日本政治の最高指導者としての吉田総理として、この國際的重大なる時局に直面をいたしております、而もその直接利害関係を持ちまする我が國といたしましては、余りにも無感覚の感があるのではなかろうか、かように思うのであります。又余りにも消極的に堕しておるのではないかと思います。
それはこの前も申上げましたように、日本の経済が國防経済に影響されるようになりますると、内需がそのために圧迫される、従つて國民生活水準がそのために下つて来る、それを如何にして防衛するかということが、今後の重大な問題になるのでありまして、輸入を早く促進するのも、その重大な政策の一環だと思うのです。
殊に労働担当官としては、この労災とか失業保險のような非常に社会的意義の深い、又一方からいえば、むしろそれによつて國民の道義を低下させるようなことを奨励するようなことになつてしまう、これは私は重大問題ではないかと思うから、こういうことを御質問申上げたのであります、ですから大臣としまして、そういうことは知らん、又個々の何によつていろいろのことが違うからどうも判定ができないということでは、ちよつと納得ができない
マスプロをやつても、國民のほうにじかには普及しませんから、できればラジオ受信機の月賦販売法というような特別法を作りましても、大体三年、或いは長ければ五年という期間を目途にして、月賦販売法によつて國民が安く簡單に買えるというような手配をしてやるというような方策を並べて行いますことが絶対に必要じやないかと、私はそういうふうな考えを持つておる。
そのことは又同時に毎年僅かの水が出れば荒されておる実情から言つて國民が随分待望しておるようにも考えられるのでありますが、そういうことを一方においてやるのでありますから、当然今お答えになつたような線で至急解決をして頂きたい。私はこれを要望して質問を終りたいと思います。
即ち法務総裁が言われたところの一つの國民的な雰囲気、社会的な惡い雰囲気を作つて行くということになつて参るのでありますから、そのことについてはどうもこれは将来の取締に待たなければならんというふうにおつしやつたのでありますからして、そういつたような射倖心を得ることによつて國民の軽佻浮薄な情勢を作つて行くところの行為に対してはこれは好ましくないというふうにお考えになつておる。
今の問題はきわめて重大な問題であるから、統計調査部長の報告は、あまり箱に入つたような限定した発表であつて、國民の要望とは非常に幅があるのでありまするかも、この点を、今追究して答弁を求めてみたところで、責任者の大臣が参つておりませんから、政務次官並びに我孫子長官、統計部長を交えて、とくと相談して國民の要望する被害の程度をよく見きわめて、文書をもつて委員長まで回答して、それぞれ皆さんに御通知申し上げることにしたらいかがでしよう
この法案の目的並びに要旨をごく簡單に申し上げますと、本法は國家支拂遅延防止及び合計経理の能率化をはかることによつて、國民経済の健全な運行に寄與することを目的としておりまして、この目的達成のために、第一に大蔵大臣所管のもとに、中央及び地方に、國家支拂遅延防止審査会を設けまして、その審査会によつて、この法律ができました後の運営に役立たせようとしたのでございます。
というものに限つて國民のすべてが必らずしも知らなくてもいいことまで法律に盛込んで行くと、どうしても選挙法は簡單で分り易いものにならないと思う。だから今のこの第八のようなものは、選挙法の中に入れることは、選挙法が分り易い簡單なものにできないということになつて来るのであります。
これは國家的に非常に重大な問題であつて、國民の非常に関心の的になつておると思いますし、どうしても関係大臣あるいは総理大臣に御出席を願つて、この金詰まりの問題や、將來の復興計画の根本がくずれるかもしれない重大な段階にある今日、どうやつてわれわれはこれを打開するかについて、十分政府の確信のあるところを問いただし、われわれとしても考えておるところを述べたいのです。
そうして政府が強くこれを主張することによつて、國民は必ずこれに対して協力するでありましよう。その協力態勢をもつてこの経済を正しい軌道に乗せることこそ正しき政治であると私は考えております。統制撤廃問題はすでに事務的な折衝を離れております。
○説明員(鈴木仙八君) 建設省の方は、今あなたの仰せられました点でございますが、それは報道に関する限りは氣象台がこれをいろいろな機関によつて國民に知らしめる。その知つた実情によりまして、受けた事態によりまして建設省は或いは水防に対する準備をし、又はそれぞれ所管の各方面に対して万全を期するような措置に指令をしておるわけであります。
今後日本は再建のために、財政の上においても相当緊縮をして行かなければならぬ、從つて國民の生活も一層緊縮を加えて來なければならぬ。その場合に、今日予想されておるような競馬の馬券というものが、ああいうふうに賣れるだろうかということも想像されるのであります。そうしますと競馬の賣上金というものはまつたく当てになつてならないというような氣持もするのであります。
これをかつてに委員会に全部まかしてはいけないのであつて、國民の権利という問題に関連する問題でありますから、やはり法律でその大きなわくはきめて、その細部が委員会にまかされるという形になるわけであります。
○田中(織)委員 大臣がお見えになる前に主税局長からも私その点をお伺いしたわけでありますが、政府の方でもまだ來年度における課税所得、從つて國民所得がどうなるかということについては、目下作定中ですからお答えはできないかもしれませんけれども、勧告案でシヤウプ博士みずからも來年度におけるある程度の課税所得の増加ということを、期待されておるのではないかということがうかがわれるわけであります。
それはあなた達に対して、義務を感ずる以上、あなた達がこうするの何の選択権もない筈だということを申上げるのですが、あなたが中村君や門屋君の御質問に答弁しておられるところの妥当なる線というものは、それは官僚の独善的なる妥当なる線であつて、國民の世論は決していつまでも……、期日を決めて法案を整備して提出した議員の國会要求に対して、政府の一方的解釈によつていつまでも延ばせるということになると、いわゆる臨時議会
そういう意味におきまして、地方團体全体が自粛して財政の健全化を図つて、國民経済の安定に資して行こうじやないか、こういう氣構え、精神があの通牒の中に現われているということを御了承願います。
この案なくして配炭公團の廃止を強行にやろうとするのは乱暴至極の政治であつて、國民が納得しない。國民の納得しない政治は、いくら多数で押し切つても必ずつぶれるのです。政治というものは國民が納得しなければだめだ。中小炭鉱、労働組合、地元の町村、これが納得しなければ、早い話を言うと、そこから出ておられる民主自由党の方の選挙地盤を失つてしまう。これじや政治はできはしない。
何の顔ばせあつて國民に対して建設大臣であると言つて責任を取ることができるか、科学的な御答弁が願いたい。僕は先ず第一にそれを聞きます。
それから又そういう全体を通じて何か一つの流れというようなものがあり、その流れの一つの現われが甲乙丙丁というようなものに現われて來ておるのではないか、從つて國民の感情と引揚者の感情とがぴつたり合つていない状態にありますので、どうして行つたら引揚者の感情と國民の感情とが一致するような今後の方法、施策をとることができるかというような点について、相当突つ込んでお打合せを願つて置くことが必要であり、又大体そういう
從つてこの例を私達も休驗しておりますが、前の長きに亘つて國民に非難をされたところの列車の一斉降車を命ずる一斉降車を命じておいて一列に並ばせてそうして所持品を調べる。これも任意である。協力して貰つておるのである、こういうことが当時官憲において言われたのであります。