1949-09-12 第5回国会 参議院 地方行政委員会 閉会後第8号
それでも尚足りなかつたら、その差額は全部一般平衡資金によつて國庫から出す。從つていわゆる國家事務的なものについても別に遂行上支障は起らない。こういう考えに出ております。
それでも尚足りなかつたら、その差額は全部一般平衡資金によつて國庫から出す。從つていわゆる國家事務的なものについても別に遂行上支障は起らない。こういう考えに出ております。
これによつて國庫補助というものが切りがない、各地でもつて給與の水準もあるいは定員も非常にばらばらであつて、これに対して一々半額の國庫補助をやつたのでははなはだ締りがなくて困る。それであるから事実一定の額を抑えてもらいたい。從つてそのことを実施するにあたりましても、そういう趣旨でもつてかなり時間をかけて調整をはかりつつ実施して來たと思うのであります。
大学及び学術研究の分につきましては、主として國立でありますけれども、從つて國庫で原則として負担すべきものが多いのであるが、それが少いために校舎とか校地、設備などの充実のために地方の寄附金に依存する点が非常に多い。然るに地方財政法が制定せられまして、そういう点が困難に、財政上の負担を地方に負うことが困難になる。
町村でも二十万円から三十万円程度を要しておるのでありますが、ところがこの戸籍事務の事務費については、財政法の示すところによつて國庫負担になつておるのであるが、法務府の予算要求に対して大藏省が査定をして削除されたのだからしようがない。こういうことを言つておる。
この結果檢査は粗漏になり、規格が不正確になるので、行政整理によつて國庫負担を減少すると言いながら、実は國庫が損失を蒙むり、他面において代金の支拂が遅れる結果、つい、この米が闇に流れる傾向がある。この点において大衆の食糧費の負担が増大する。第二は、今の交通の問題でありますが、國鉄の人員が多過ぎるということをしばしば政府は言つておられます。
それが委託を受けておる人の收入になつて、國庫にも入らない、むろん物納した人にも入らない、こういうりくつでは全部が損をしておる。國も損をし、買う者も、賣る者もみんな損をして、もうける者は一つの営利会社だけということになる。こういう処置の仕方について私は非常に不可解に感じておる。ただ單になれておるからそれに委託した方がいいということでは、われわれ承服できない。もう一度御迷惑でも御答弁願いたい。
代用精神病院の入院患者の経費は、道府縣立の精神病院に準じて、地方費で支弁することになつており、國庫はその六分の一乃至二分の一を補助することになつているが、同法にはこれに対する明確な規定がないので、私立病院の運営が不安定であつて、精神病者の治療上憂うベき状態にあるから、代用精神病院の入院料を本年度から生活保護法の基準によつて、國庫より二分の一の補助をする旨の規定をせられたいという趣旨の請願であります。
しかしながら全國各地にそれを及ぼし、さらに國営競馬にまでこれを取入れることにつきましては、結局競馬が、一つには畜産の獎励であり、一つにはそれによつて國庫收入をはかるという二つの大きな目的を持つておりますので、はたしてそういう馬力大会を、中山なり府中なりの競馬でやつて、それが一方の目的たる、言いかえれば馬劵の賣上げをはかるという見地から、はたして成り立つかどうかということは、ただいま政務次官からもお話
即ち昭和二十三年度におきましては、地方独立財源の強化拡充と地方配付税の増額並びにその配分方法の改正等によりまして、警察制度改正に伴う必要な財政措置を講じ、從つて國庫負担金の制度はこれを廃止し得るものとされた次第であります。
第三点は、この会計において支拂上現金に不足を生じました場合、昭和二十四度に限つて國庫余裕金を繰りかえ使用することができる道を開こうとするものでありまして、これによつて一時借入金の借入または融通証券の発行によつては火急の間に合わぬ短期資金を調達することができるようにしようとするものであります。
第三点は、この会計において支拂上現金不足を生じた場合におきましては、一時借入金の借入又は融通証券の発行によりまして、一時必要な短期資金を調達し得ることとなつているのでありますが、一時借入金の借入れ又は融道証券の発行を待つことを得ないような火急の場合におきましては、これらに代えて、一時國庫余裕金を繰替え使用せしめ、事業の運営を円滑にする必要がありますので、昭和二十四年度に限つて國庫余裕金の繰替使用の途
第三点は、この会計において支拂い上現金に不足を生じた場合におきましては、一時借入金の借入れまたは融通証券の発行によりまして、一時必要な短期資金を調達し得ることとなつているのでありますが、一時借入金の借入れまたは融通証券の発行を持つことを得ないような火急の場合におきましては、これらに加えて一時國庫余裕金を繰りかえ使用せしめ、事業の運営を円滑にする必要がありますので、昭和二十四年度に限つて國庫余裕金の繰
どうせ一時この臨時の機関としてできておる特別の機関でございますから、又この財閥の財産で経費を賄つて、國庫にも御迷惑を掛けておる、こういつた機関でありますから、できるだけ早く能率を上げて、委員会の使命を終了させるようにいたしたい。こう考えておる次第であります。
また組合管掌の健康保險につきましては、事務員の補助金なら補助金というものによつて國庫の補助金を増すことが、まあ一番いいと私は思うのであります。そういうことの前提ならば私はこれを上げるということは賛成であります。そういたしますると現実の状態といたしまして、國民健康保險組合に対しまする補助金にいたしましても、今議会におきましては当初においては政府が追加予算の中にもこれを計上しておらなかつた。
配給事務にもいろいろあろうと思いますが、純然たる國家のための配給であれば、むろん全額國庫負担をすべきものでありますが、同時にそれが地方住民の非常な利益となり、結局地方團体の仕事でもあります場合には、國庫と地方費と半々で持つということに地方財政法の原則が相なつておるのでありまして、それらの配給事務の内容に從いまして、地方財政法の趣旨によつて國庫で半分を負担するなり、あるいは三分の一を負担するなり、いろいろ
それよりも國営企業として、その企業の利潤によつて、國庫の増收をはかつた方が、より確実性がある。こう断定いたします。しかしながら現在アルコール專賣は商工省にあります。少くも國家の企業というものは一般行政系列と別個にあるのが当然であります。行政機構の複雜化を防ぐためにこそ國営企業として別個に離れるのが順当じやないか。さすれば一般商工行政をつかさどるところの商工省にあるのは不当である。
これは「この法律施行の際、現に恩給法第十九條に規定する公務員たる者が、引き続いて日本國有鉄道の役員又は職員となつた場合には、同法第二十條に規定する文官であつて國庫から俸給を受ける者として勤続するものとみなし、当分の間これに恩給法の規定を準用する。」この第一項は今言いましたように現在恩給を受けております者は、続けて恩給を受けられるようにするわけであります。
出納官吏に対しては物品或いは現金などを亡失いたしますると、その注意が欠けておるかどうかを会計檢査院で判定いたしまして、それを檢定と申しておりまするが、檢定をいたしまして善管者の注意を怠つて國庫に損失を及ぼしたものは弁償の責任があるとこういうふうに檢定をいたしまして、各省大臣にそれぞれ期限を切つて処分を要求しておるのであります。これはその通りに実行されておるのであります。
にしようとか何とかいう問題も、実は何とかして災害その他による減収を超過においてこれを埋めていこうということでおやりになると思いますが、問題は税金がかかるということで、非常に足踏みを始めておる地域が多いのでありますから、これらに対して、大藏当局としては一体税法の建前から言えば、絶対いかぬということになりましようが、しかし國の食糧確保をしませんと、一方労賃がどんどん上つてまいりまして、かえつてそれによつて國庫
質問の八、國民の健康保險に対しては、現状を打開し、根本的に建て直し、更正刷新の実を挙ぐるために、思切つて國庫の負担を増額すべきであるが、二十三年度予算及び将来の方針如何。答、将来は事務費を全額國庫補助とし、事業費については保險料から賄つて行きたいと考えている。連合会への補助は、職員に要する費用の二分の一、診療所の設置がある場合には、その三分の一を補助するのである。