1953-07-08 第16回国会 衆議院 外務委員会 第11号
今度は平和状態が継続ざれるといたしますと、輸出国における増産並びに輸入国における生産回復によつて、国際市場価格が下るものという見通しも一応考えておかなければいけない。
今度は平和状態が継続ざれるといたしますと、輸出国における増産並びに輸入国における生産回復によつて、国際市場価格が下るものという見通しも一応考えておかなければいけない。
いくら下るかわからぬからまあまあ買わずに待つ、それも値段だけ下ればよいのですが、非常に粗悪な物を安くして参るというのですから、品質に対する信用もなくなつて、国際市場がだんだん閉鎖されるような状態になつて参りました。
従つて国際市場に売ります価格についての規定は、国際的に定まるわけでございますから、その価格の決定と内地生産者の販売価格との差はおのずから生ずるということは、これは止むを得んと思うのであります。今御指摘にありましたが、輸出における損害を農民に負担するということをおつしやいましたけれども、さような事実は調べた結果ではございません。
併しそのためには、単に労働者諸君が勤勉に働くというだけではこれは勝てるものではございませんで、いわゆる生産設備、機械設備というものを新らしくしませんければいかんことでありますから、常にいわゆる設備の更新ということを言つているのでありますが、この設備の更新さえやりますれば、勤勉力においては私はどこの国にも負けない、従つて国際市場においてはそう心配したものじやないと思います。
国内市場はますます狭くなつて、日本の工場で生産したものが売れないということになつて、これは力によつて国際市場を獲得しようということに転嫁することは日本の資本主義の発展を見てもこれは否定することができない。国内市場の狭隘こそ日本を帝国主義的にならしたものである。そういうことをやらせずに置かなかつた。労働組合の言論を抑えてそういうことができなかつたのは実にやはり私は治安維持法である。
従つて国際市場においても、はなはだ困難な状況に当面していると考えているわけであります。輸出銀行もおそらくその点では、非常に困難を来されていると思うのであります。
真珠の国際的な需給の関係はどうなつているか、日本がその中に占めている割合はどれくらいのものであるか、日本の方針によつて国際市場を左右することは可能なりやいなや、その辺御調査はございませんか、ありましたら御返事願いたい。
御承知のように今後の日本の産業は補給金も外れましたし、どうしても裸になつて国際市場で競争しなければならないのでありまして、そのためにはできるだけ国内の生産コストを下げて行かなければならないのでありますが、これまで各産業は、大体におきまして電気の一本料金制を前提として産業立地、或いは経営されて来たのでありますが、地域差がこのように大きくなつては、水力に惠まれていない地方の工場のコストは非常に高くなつて
つまり税收というものはまあ支出と見合つて当然その本質を考えなければならないことは申上げるまでもないと思いますが、そういう点から見ても余りに資本偏重に過ぎる、こうすると資本のための資本蓄積によつて、資本はますます肥つて、我々勤労者の給與は依然として低く、そして税金は極めて高く、国内の購買力は極めて低くなつて、国際市場は狭くなつて、そうして無償労働、海外ダンピングをするという昔ながらの姿が、現在昔よりもつとみじめな