1953-11-02 第17回国会 参議院 地方行政委員会 第2号
この復帰の問題が、如何に日本の政治にとつて国民感情にとつて重要なものであるかは、外務省も十分承知いたしておるのでありまして八月八日の声明がありまして以来、しばしば東京において、或いはワシントンにおいて交渉を重ねて来た次第でありますが、併し、これは何ら難関に引つかかるような性質のものではなくしてその政策上の決定がすでに米国側においてなされておるのでありますからして、これを如何にして実行するかという行政上
この復帰の問題が、如何に日本の政治にとつて国民感情にとつて重要なものであるかは、外務省も十分承知いたしておるのでありまして八月八日の声明がありまして以来、しばしば東京において、或いはワシントンにおいて交渉を重ねて来た次第でありますが、併し、これは何ら難関に引つかかるような性質のものではなくしてその政策上の決定がすでに米国側においてなされておるのでありますからして、これを如何にして実行するかという行政上
第二の、刑事裁判権だけに限つて、ほかの基地の問題、あるいは駐留軍の労務、あるいは物資調達の問題について、この際交渉しないのは手落ちではないかというような御趣旨の御質問でありますが、これは先ほど申し上げましたように、刑事裁判権の問題は、われわれ日本国民の最も関心を抱いており、かつ不幸な事件によつて国民感情上非常に刺激を受けた問題でありますので、これはやはり早く解決したいという見地から、これだけを切り離
争議行為の方法について考えてみますると、争議行為として如何なることをしてもよいというわけではないのでありまして、その正当性につきましても、法益侵害とか暴力の行使は正当でないとか言われるのでありますが、そればかりでなく、健全な社会通念として労働法体系として把握せらるべきものがあると思うのでありまして、従つて国民感情上から許されないというものでなく、一般国民の持つ法意識というか、健全な社会的良識というものが
これをはつきり言うことによつて、国民感情は明瞭になつて来る。はつきりお答えなさい。
つまり(二)(三)は左の各号の事件、つまり殺人、放火、傷害致死、強盗、強姦というふうな非常にわれわれとして重大特殊な事犯と認めておるようなもの、それからその他国民の耳目を引くかあるいは被害が重大である、犯行が悪質であるというふうな理由によつて、国民感情上または事件の処理上日本側で身柄を拘束する必要があるような事件については、日本側においても身柄を確保して取調べをするように、もし身柄が向う側で先につかまえているならば
従つて国民感情の上に重大な影響を及ぼすと思いますので、特に私は重ねて——実は法務総裁がおればいいのですが、法務総裁がおりませんのでやむを得ませんが、との軍事裁判によつて処罰され、目下服役をいたしておる方々は、せんだつても岡崎国務大臣に申し上げたように、A級でなく、B、C級の方々ばかりであります。
(「その通り」と呼ぶ者あり)西ドイツでは、進駐軍が直接国民に接することによつて国民感情を刺戟してはならんと言つて、審問外出等もできるだけ遠慮しておるということを聞いておりますけれども、我が国の現状は一体どうであるか。特に日本婦人等と同道しておる場合の姿などは相当批判されるべきものがあるのではないか。
でないということが窺われること、又第三点につきましては、本法第三十條第二項により、いわゆる一般勧告も可能であるとする政府の説明に必ずしも承認できないが、第二点と同様、従来の交渉の経緯に徴しまして、本法中に明文を設けることが必ずしも利益でないということが窺われると共に、本法第三十條第二項に相応する政令及び規則にその趣旨を明定することにより目的が達せられること、又第四点については、通称を使用することによつて国民感情
けることが必ずしも利益でないことが窺われること、第三点につきましては、本法第三十条第二項により、いわゆる一般勧告も可能であるとする政府の説明は必ずしも承認できないが、第二点と同様、従来の交渉の経過に徴し、本法中に明文を設けることが必ずしも利益でないことが窺われると共に、本法第三十条第二項に相応する政令及び規則にその趣旨を明定することにより目的が達せられること、第四点については、通称を使用することによつて国民感情