1954-11-16 第19回国会 衆議院 決算委員会 第56号
私は先ほど委員諸君が言われたように、政治資金規正法と収賄罪とどちらが軽いか重いかなどという議論をしておるのではありませんが、とにかく開会中の議員に対しては、そういうふうにどうしても逮捕をしなければならないという場合にのみ行うのであつて、国会開会中の議員の逮捕が少し延びたために、国会が終るまで逮捕ができなかつたために、ある種の事件がつぶれても、ある意味においては考えなければならぬのではないか、こういうことを
私は先ほど委員諸君が言われたように、政治資金規正法と収賄罪とどちらが軽いか重いかなどという議論をしておるのではありませんが、とにかく開会中の議員に対しては、そういうふうにどうしても逮捕をしなければならないという場合にのみ行うのであつて、国会開会中の議員の逮捕が少し延びたために、国会が終るまで逮捕ができなかつたために、ある種の事件がつぶれても、ある意味においては考えなければならぬのではないか、こういうことを
従つて国会開会中は行政府の機能がとまる。これは最近の長期国会の一つの行政府の現われ方になつているわけですよ。そういうことと関連して私は先ほどから人事局の所掌事務のところを読み、又説明を聞いておつて、どういうわけで一体この人事局長はこの二法案の担当として出て来られたか、恐らく人事局の所掌事務は渋滞しているのじやないか。
そこで、正式にここで御発言があれば御発言願つてもよろしいと思いますが、時間もたつておりますから、吉田首相の外遊に関する緊急質問は、ただいま懇談中にお話合いがありました通り、当委員会の全員の総意によつて、国会開会中にその意思をはつきり国民に知らすべきものであるという線に沿うて、委員長が強く政府に要求することにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
少くとも日程を組む場合においては、国会が終了した後において日程を組むことが正しいのであつて、国会開会中に総理大臣が海外旅行をする日程を外務省の官僚が組むというところに、もうすでにそのセンスは、国会軽視のセンスが横溢しておると思う。このことは、私は許さるべき事柄ではないと思う。
憲法が国会議員の逮捕に関して国会開会中は院の許諾を必要といたしましたゆえんは、時の政治権力によつて国会開会中みだりに国会議員を逮補して立法府に司法権が干渉するのを排除するにあるということは、これは申し上げるまでもありません。
第一、政府は閣議決定によつて国会開会中は予備費の使用決定を行わないと定めておるのであるが、例えば二十五年一月から三月までは国会開会中であつたのに、これを使用したものがある、これについて政府当局の見解はどうであるかとの質疑に対しまして、閣議決定においても、内容の軽微なもの又は当然の義務に属するものについては例外を設けて、国会開会中においても使用決定をなし得ることにしておりますが、その他のものについては
国政調査は国会内でできる、資料は政府に命じて十分これを要求すべし、政府は誠意をもつて一切の資料を提供すべし、政府委員は懇切丁寧をきわめて説明すべし、そういうことであつて、国会開会中は国会外に出張してやるということは、各般の状況から見で、過去五箇年間にわたる終戰以来の国会の状況から見て、不適当であるという結論からそうきめておるのであります。
○古島委員 ただいまの政府委員の説明では、疏明書をつけて出せというお話でしたが、今の上村君のように、新潟におる、新潟におつて国会開会中であつて、しかも自分が出なければいかぬというような疏明は、事務総長から出た疏明でなければいかぬことになりますか。
従つて国会開会中はつとめて出張などはよすべきだと思います。