1954-12-03 第20回国会 衆議院 農林委員会 第3号
これに対して参議院の修正は、先般第十九回国会後の閉会中の本委員会において佐藤洋之助君より御説明がありましたので、御承知のことと存じますが、念のため申し上げますと、第一に、先ほど申し上げましたような事情によりまして本案の成立が遅れることになりますので、それに伴つて営農資金の貸付期限を昭和三十年一月三十一日に延期することにいたしております。
これに対して参議院の修正は、先般第十九回国会後の閉会中の本委員会において佐藤洋之助君より御説明がありましたので、御承知のことと存じますが、念のため申し上げますと、第一に、先ほど申し上げましたような事情によりまして本案の成立が遅れることになりますので、それに伴つて営農資金の貸付期限を昭和三十年一月三十一日に延期することにいたしております。
隔絶しておりますので、これらの新事態については政府において別途に適応緊急の措置がとられることが期待せられ、且つ当然のことと認められて、本改正法律案は当初の趣旨に副つて、六月までの雹害その他の災害に限定することとし、かくして本臨時国会の開会と共に、委員会においては直ちに本改正法律案の仕上げに着手し、全会一致を以て衆議院送付案に対して、本改正法律案の処理が右に述べましたような事情によつて遅れたことによつて、営農
そこで、従来の営農資金にはすえ置きということがなかつたのでございますが、今度は二度も引続いて災害を受けておる特別な開拓者の人々に対しましては、三年以上のすえ置き期間を設ける等の特別措置を講じまして、これらの方々に安心をして、今後勇気を奮つて営農にいそしんでいただきたい、こう考えておるのでございます。
従つて営農資金等相当長い期間を要する資金にこれを充てるということは、その金の性質上非常に困難な点もあります。そういつた点を十分頭に置いて、その金の性質からいつて、長い資金に充て得るものは、資金量が許します限りにおいて、そういつた方面に金融をつける、こう申しておる次第であります。
○淡谷委員 今年の凶作が、昨年に引続きまして連続凶作であるという点は、私は昨日申し上げましたが、従つて営農資金等も昨年の救済施策の中ですでに貸し出されております。農家がこの営農資金を今年返済することは、実際上むずかしくなつておると思います。従つて今年の対策に現われました営農資金貸付の方針なども、昨年度の営農資金の始末をどうするかということが非常に大きな問題になつて来ると思います。
そこで今度はこの実施の問題ですが、これから法律をつくつて、営農資金貸付というような大きな問題もありますが、この事業を農林省の方で一切今度の約九十五億ばかりの事業費を計画化して、そうして府県に流せる時期は一体いつごろでしようか。
特例法によりますと営農資金等の救済の道もありますけれども、そういう道で救つていただいても、営農資金はすぐ生活資金になつてしまつて営農資金になりません。従つて生活保護法の法的の改正をするなりしてでも、こういう転落農家は生活保護法で救う以外に道はない、こう私は言つているのであります。
こういうふうに僅か「ふすま」なり、麦糠一俵で百円も上るというようなことをして、而もなお上りつつあるような傾向において仮にこの予算を十五万円と決定したところで、それによつて幾ら一体物が買えますか、それによつて営農が完全にできますか。私はできないと思う。金を出せばいいのじやなくて、物をやることが救済なんです。
基本の条件として凶作で余裕金というものが、普通であればこれから余裕金がどんどん殖えて行くだろうと思いますが、こういう極端な凶作で、半面では貯金の払戻しはむしろ殖えているし、米の代金が非常にない関係で、例年と比べて農林中金の資金状況も苦しくなるのではないかと、こう思うのですが、そういうような見通しと、従つて営農資金等を、例えば相当巨額な要求になろうかと思いますが、どの程度までこれをこなし得るか、そういうような
又営農資金を借りて、例えば共済金の支払が遅れる、或いは米の供出が遅れる、従つて営農資金は先にほかの肥料代なら肥料代の購入に使つて、農業手形の分は販売のときに落す。一つは共済の金、一つは売るものがあれば販売代金で落すのであるから、その落す時期まで待つことについては延納利子もとらないということで処理する。延滞利息の分は問題にしないというようなことを中金等でやつております。
従つて、河川改修などが行われるときは、集団的にやられてしまつて営農ができないある程度の補償をもらつても、大体百姓は農地がなければ寸つて行けないという状況なのに、それを四万ないし四万五千円でほとんど半強制的にやられるということは、非常に不合理な場合が多々あるのであります。これについて、現在まで行われておる補償よりももつと上げるお考えはないか。上げる必要があると思うのですが、その点はどうお考えですか。
二号台風で相当やられておりまして、それによつて営農資金を従来のもので見ますると、麦、菜種、その他について現金支出分を融資の算定基礎にする、こういうことをやつておりますが、西日本の分はこの現金支出分を約倍に見る、そうすると、生産物の販売価格の約六割程度を融資するということになるのであります。その程度が最高限度ではないかと考えます。
そこへ持つて来て、二号台風で麦その他の農作物に大なる被害を受けて、その上に持つて来て、今度の元も子もなくなるような大災害でございますから、従つて、営農資金の対策、これも中央の立法措置等を講じておればおそくなりますから、できるだけ県当局において英断をもつて営農資金を融通しておいて、それを国の方から裏打ちをするという措置をとるようにということでやつておるわけであります。
これは石数が出てないで金額が出ておりますので、百五十億とか、百六十億という金額で出ておりますが、これを先ず一石当りの価格で換算すると、三百万石以上の減収となり、そのどちらによつて営農資金をはじくべきか、今検討中でありまして、昨日から関西中部以西の地方長官が来まして、いろいろ打合しておりますので、早急にその金額をきめ、大蔵省に交渉したい、こういうふうに考えます。
しましてもせいぜい三分六厘五毛というふうな現状でありまして、はなはだその点は国家財政の貧困を嘆かざちを得ないのでありますが、それにつけても五分五厘というのは高いじやないかという御意見は、一応、ごもつともでありますが、何分にも国家全体の財政との関係もありますし、あるいはまた現実の問題としまして、この融通法では一応低利で貸付をしたそのあとのまた営農が十分でない、短期でもいいからその資金を流してやることによつて、営農
従つてそこに政府の開拓に対する種々なる助成とともに、この開拓資金融通法に基く金融の措置を行つて、営農を確立させるという対策をしておるわけです。従来相当の離農者を出したと“うことは、これは終戦後における開拓は、実情から見まして、必ずしも適切妥当に行われていない面が相当あつた。
現在の段階におきまして、改良普及員の配置をし、それに対する活動のためにも実は予算的には十分でないということで、代表者会議を開催し、或いは改良普及の徹底をやるためにはどうしても国家の財政的な立場ばかりでなしに、やはりその普及を受けてそれによつて営農上の効果もあるそれぞれの町村においても御協力を頂くというような形で、そういつた経費などは適当に処理されておることと考えておるわけです。
成規の手続によらずに一方的な申入れによつて開拓地を使用し、その使用範囲を無断で拡張し、銃彈の危險、死傷等の生命上の実害が起つておる、或いは作物の蹂躪、井戸水の濫用、野火、盗難等によつて営農並びに生活を不可能にしておる現状に対して、予備隊及び政府は即時これが防止並びに善後措置に関して適当な方策を講じてもらいたい、こういう趣旨であります。
また短期資金については、農業手形の制度その他の制度によつて営農資金のめんどうを見ております。今こういう面で欠けておると思われますのは、災害を受けました場合とか、あるいは家族が病気にかかつた場合、それから相続の場合とかいうような場合に、これはやはり長期の資金を要するわけであります。これの使途は必ずしも直接に生産の資金ではありませんが、これに対する融資の道が欠けておるわけです。
従つて営農資金はたんまりあります。馬もあれば牛もある。農機具もある、銀行の預金もあるということですから、そういう方々は、こういう状態に追い込まれましても、農業経営には相当苦心はありますけれども、そう困難は来していない、ところがこのたび解放されました多くの小作人の方が自作農になつたとき、営農資金がない、馬も牛もないというような状態に追い込まれております。
この食糧の場合につきましても政府は当然秋になれば金を支出して、そうして買上げるわけになるのでありますから、営農資金といたしまして、先ず先にその半額なり或いは四割なりというものを春のうちに支拂う、そういうような方法によつて営農資金を供給するということについてお考えがあるかどうか、その点お伺いしたいと思います。